岩手でおすすめの古物市場はある?
岩手には数多くの古物市場があり、その中からどの会場を選ぶべきか悩む人も多いのではないでしょうか。
そんな人のために、この記事では岩手でおすすめの古物市場をまとめました。
古物市場に参加するメリットや競りの方式なども紹介しています。
ぜひ参考にして、自身にあった岩手の古物市場を見つけてください。
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古物市場とは?
古物市場は業者同士が取引を行うオークションとして提供されています。
参加するために古物商の取得が必要です。逆にいうと、古物商さえ取得していれば、基本的に個人法人は問われません。
古物商にはリユース業者や卸売業者など、さまざまな人が参加します。
なお、古物市場は情報交換の場として利用されているのも特徴です。また、相場の動向を知るのにも役立ちます。
限られた人のみが参加できるため、一般公開されることはほとんどありません。
岩手で古物市場に参加する条件
岩手で古物市場に参加するのであれば、以下の条件を満たすようにしましょう。
- 古物商許可の取得
- 主催の承認または既存会員の紹介
ほとんどの市場に該当するため、必ず内容を確認してください。
古物商許可の取得
岩手の古物市場に参加するためには、事前に古物商許可の取得が必要です。
古物商許可を取得していなければ、そもそも入会できません。申し込みの段階で提示を求められるため、あらかじめ用意しておきましょう。
売買が伴わず、不用品の処分だけであれば古物商許可がなくても問題ありません。
主催の承認または既存会員の紹介
岩手の古物市場に参加するためには、主催の承認もしくは既存会員の紹介が必須です。
参加したい古物市場があるなら、まずは一度問い合わせてみましょう。その際、承認のために必要な情報を提出します。
この時に正確な情報を提示しないと、当然承認はおりません。
また、紹介が必要な場合は既存会員の情報を聞かれるため、あらかじめ用意しておきましょう。
実際に既存会員と会場へ行き、参加申し込みをする方法もあります。
競りの方式は3つ
古物市場での競り方式は、大きく分けて以下の3つが採用されています。
- 手競り方式
- 入札方式
- オンライン方式
それぞれの方式を確認して、実際の取引に備えておきましょう。
手競り方式
手競り方式は、現場で商品の下見から入札までを完結する方式です。感染症の影響が出るまでは、最もメジャーな方法でした。
競りをイメージした際に最も想像される方法であり、会場によって若干ルールの違いが設けられています。
声や指を使って、入札額を提示するのが一般的な方法です。
また、実際に現場に同業者が集まるため、情報交換の場として活用されることもあります。
手競り方式を採用している場合、どのような流れで進むかを事前に確認しましょう。
入札方式
入札方式は、現地とオンラインを融合させたハイブリッドの方式です。
商品の下見は現地で行い、入札はオンラインで行います。あらかじめ現物を確認できるため、失敗のリスクを軽減できるでしょう。
特に初心者におすすめの方式となっています。
入札については、下見期間中であればいつでも問題ありません。なお、落札は入札額が指値を上回っていると完了します。
スケジュールを調整しやすいのも、入札方式ならではのメリットです。
オンライン方式
オンライン方式は、商品の確認から入札までのすべてをオンラインで完結させる方式です。
ある程度慣れている人に向いている方法となっており、初心者にはハードルが高くおすすめできません。
ただし、古物市場の方式としてはメジャーになっていることも理解しておきましょう。
なお、参加のしやすさは大きなメリットです。そのため、海外からのバイヤーが多数参加しています。
オンライン方式を採用している岩手の会場を希望するなら、自分に合うかを慎重に判断しましょう。
岩手で初心者でもいけるおすすめの古物市場一覧
岩手では複数の古物市場が開催されています。そんな中、初心者におすすめの古物市場を6つ厳選しました。
道具市場 | 盛岡古美術会 | 盛岡中古品交換会 | 岩手県古書籍商組合公開市会 | 花巻古美術交換市場 | 共栄北和の会 | 好観堂 |
ジャンル | 美術品・骨董 | 家具・家電・雑貨・宝飾品・衣類など | 書籍・古書 | 美術品 | 骨董品・家具・美術品など | 骨董品 |
時間 | 毎月1日:10:00~終了まで | 毎月8日:9:00~終了まで | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 毎月第4日曜日:7:00~終了まで |
入会費 | 無料 | 10,000円 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
年会費 | 無料 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
参加費 | 2,000円 | 2,000円 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
住所 | 岩手県盛岡市八幡町13-1 | 岩手県岩手郡滝沢村大釜字大清水251 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 岩手県一関市山目十二神123-2 |
問合せ | 電話 | 電話 メール | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 電話 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 公式ホームページなし | 公式ホームページなし | 詳細を見る |
それぞれの詳細や口コミなどを確認して、自分にあった会場を見つけましょう。
盛岡古美術会
道具市場 | 盛岡古美術会 |
ジャンル | 美術品・骨董 |
時間 | 毎月1日:10:00~終了まで |
入会費 | 無料 |
年会費 | 無料 |
参加費 | 2,000円 |
住所 | 岩手県盛岡市八幡町13-1 |
問合せ | 電話 |
詳細 | 詳細を見る |
- 美術品や骨董品をメインに取り扱う
- 入会費や年会費はかからない
- 参加時に昼食の提供あり
盛岡古美術会は、美術品や骨董品を出品している岩手の古物市場です。
他の古物市場にありがちな入会費や年会費はかからず、参加費の2,000円に昼食代が含まれています。
残念ながらGoogleや口コミサイトなどに投稿されている内容はありませんでした。
盛岡中古品交換会
道具市場 | 盛岡中古品交換会 |
ジャンル | 家具・家電・雑貨・宝飾品・衣類など |
時間 | 毎月8日:9:00~終了まで |
入会費 | 10,000円 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 2,000円 |
住所 | 岩手県岩手郡滝沢村大釜字大清水251 |
問合せ | 電話 メール |
詳細 | 詳細を見る |
- 生活雑貨から宝飾品など、さまざまなジャンルの商品を取り扱う
- 売り歩・買い歩とも5%が適用される
- 開催日は毎月8日(変更の可能性あり)
盛岡中古品交換会は、取り扱う商品ジャンルが幅広いことで知られる岩手の古物市場です。
取引が完了した際は売り歩・買い歩とも5%が適用されるため、購入時はこの分も計算に入れ忘れないようにしましょう。
盛岡中古品交換会の口コミは投稿されていないため、評判を気にする人は注意してください。
岩手県古書籍商組合公開市会
道具市場 | 岩手県古書籍商組合公開市会 |
ジャンル | 書籍・古書 |
時間 | 非公開 |
入会費 | 非公開 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 非公開 |
住所 | 非公開 |
問合せ | 非公開 |
詳細 | 詳細を見る |
- 古書や書籍をメインに取り扱う古物市場
- 各種情報は非公開
- 複数の書店が加盟して市場を開催している
岩手県古書籍商組合公開市会は、古書・書籍を取り扱う古物市場です。各種情報は公開されていないため、注意しましょう。
組合として運営されているため、さまざまな書店が運営に携わっています。このことから、会場も一定の場所では実施されていません。
岩手県古書籍商組合公開市会についても、口コミや評判の投稿はありませんでした。
花巻古美術交換市場
道具市場 | 花巻古美術交換市場 |
ジャンル | 美術品 |
時間 | 非公開 |
入会費 | 非公開 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 非公開 |
住所 | 非公開 |
問合せ | 非公開 |
詳細 | 公式ホームページなし |
- 美術品を求める人におすすめの市場
- 情報や公式ホームページや公開されていない
- 開催日についても要問合せ
花巻古美術交換市場は、美術品を主に取り扱う岩手の古物市場です。なお、各種情報及び公式ホームページは公開されていません。
開催日についても問い合わせる必要があります。申し込みの段階で確認し、問題なく参加できるかを把握しましょう。
口コミや評判が投稿されていないため、利用の判断は慎重に進めてください。
共栄北和の会
道具市場 | 共栄北和の会 |
ジャンル | 骨董品・家具・美術品など |
時間 | 非公開 |
入会費 | 非公開 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 非公開 |
住所 | 非公開 |
問合せ | 非公開 |
詳細 | 公式ホームページなし |
- 骨董品や美術品といった高価なものを出品している
- 家具や生活雑貨なども取り扱っている
- 各種情報は非公開
共栄北和の会は、幅広い層が利用しやすい岩手の古物市場です。
骨董品や美術品といった高価なものはもちろん、生活に役立つ品も出品されているため、さまざまな需要を満たします。
他の古物市場同様、口コミや評判の投稿は見つかりませんでした。
好観堂
道具市場 | 好観堂 |
ジャンル | 骨董品 |
時間 | 毎月第4日曜日:7:00~終了まで |
入会費 | 非公開 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 非公開 |
住所 | 岩手県一関市山目十二神123-2 |
問合せ | 電話 |
詳細 | 詳細を見る |
- 骨董品を取り扱う古物市場
- 毎月第4日曜に開催
- 骨董品・アンティーク品の買取を実施している会社が運営
好観堂は、骨董品を購入したい人に適した岩手の古物市場です。運営に関しても、骨董品の買取を実施している会社が携わっています。
市場の開催日は毎月第4日曜です。朝早くから実施されているため、スケジュールを立てやすいのも魅力といえます。
口コミはありませんでしたが、運営会社のGoogle口コミは4.0と高評価です。
隣接している地域でおすすめの古物市場まとめ
岩手で古物市場を探しているなら、隣接県も選択肢に入れることをおすすめします。
自分にあった古物市場を見つけるためにも、行動範囲を広げてみましょう。以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
もちろん、自分が無理せずに利用できる範囲で探すことが大切です。
岩手で古物市場に参加するメリット
岩手で古物市場に参加するのであれば、どのようなメリットがあるのかも知っておきましょう。
- 安く商品を仕入れられる
- 商品数が多い
- 大量に仕入れられる
メリットについて理解し、古物市場を最大限活用してください。
安く商品を仕入れられる
岩手の古物市場を利用すれば、一般の市場に比べて安く商品を仕入れられます。
フリマアプリと比較しても安く仕入れられるため、費用面を重視している人は積極的に活用しましょう。
業者同士の取引となっているため、出品価格が安くなっています。
出品する側も在庫整理や在庫処分が可能となるため、お互いがメリットを得られるのも古物市場の特徴です。
安定して仕入れ・出品ルートが確保できているのも、安く取引できる理由となっています。
商品数が多い
岩手の古物市場では、非常に数多くの商品が取り扱われています。商品数については、一般市場の比になりません。
商品数が多ければ、その分希望の商品が見つかる可能性も高くなります。
ただし、会場ごとに取り扱う商品が異なることは理解しておきましょう。
さらに古物市場の開催数が多ければ、その分在庫の数も多くなります。結果として仕入れルートが安定するため、商品数も多いのです。
たとえば月一開催よりも週一開催の市場の方が、商品数は多くなります。
大量に仕入れられる
岩手の古物市場では、在庫処分や在庫整理を目的として出品している業者も数多いです。
そのため、希望する商品によっては大量に仕入れられるのもメリットの一つです。
まとめて購入することで、割り引いてもらえるケースもあります。
通常の店舗や一般市場からまとめて購入しようとしても、在庫が足りずに希望数に満たないといったケースは珍しくありません。
古物市場であれば出品数以上の対応をしてもらえることがあるため、状況に応じて相談してみましょう。
希望に合わせて相談ができるのも、古物市場ならではの特徴です。
古物市場参加にあたってよくある質問
最後に、岩手の古物市場に参加するためのよくある質問を見ていきましょう。
- 参加するのに必要な資格は?
- 古物商と古物市場主の違いは何ですか?
- 個人でも参加可能ですか?
- 入会金や参加費の相場は?
あらかじめ疑問を解消しておけば、スムーズな取引にもつながります。
参加するのに必要な資格は?
岩手の古物市場に参加するには、古物商許可を取得しておかなければなりません。
一部資格がなくても入場できる市場はありますが、売買はできないため注意しましょう。
売買が伴わない場合は、資格がなくても問題ありません。
古物商と古物市場主の違いは何ですか?
古物商と古物市場主は近しい関係にありますが、それぞれ利益の得方が異なります。
- 古物商:実際に売買を行い利益を得る業者のこと
- 古物市場主:古物商の取引場を設けて利益を得る業者のこと
なお、それぞれ必要となる資格も異なるため、混同しないように注意してください。
岩手で市場を開催するためには、どちらも欠かせない資格となっています。
個人でも参加可能ですか?
結論、資格を所持していれば個人・法人問わず参加できる岩手の古物市場がほとんどです。
ただし、一部法人のみしか参加できない古物市場もあるため注意しましょう。
公式ホームページや問い合わせの段階で確認しておくのが確実です。
入会金や参加費の相場は?
岩手の古物市場に入会する際、入会金は10,000円~30,000円に設定されていることがほとんどです。
参加費については入会金の1/10になることが多いため、1,000円~3,000円程度と考えておけばよいでしょう。
入会金は1回のみですが、参加費は市場に行くたびに発生する費用です。
岩手の古物市場に参加する際はマナーを守ろう
岩手には数多くの古物市場があり、参加する際は自分にあった会場を選ぶのが大切です。
出品ジャンルや開催頻度などを確認して、うまく活用できるかを判断しましょう。
また、古物市場に参加するにはマナーを守ることも大切です。トラブルを防ぐためにも、マナーや会場のルールは必ず守りましょう。