古物市場について徹底解説します!
古物を扱っている人にとって欠かせないのが、古物市場です。初心者だと、古物市場について詳しく理解できていない人も多いのではないでしょうか。
古物市場にはさまざまなメリットがあるため、古物に関わっている人は古物市場について必ず理解しておきましょう。
本記事では、古物市場の概要や参加する方法、全国のおすすめ古物市場について解説します。
本記事を見れば、古物市場について一通り理解できます。古物市場への理解を深めて、参加してみましょう。
株式会社マクサスの採用情報を見る
古物市場とは?
古物商同士が古物を売買する場所です!
古物市場とは古物商許可を持っている人が参加する市場で、古物の売買が行われています。
古物市場には売り手と買い手が存在し、売り手は在庫調整や在庫処分、買い手は仕入れの場として活用している人が多いです。
古物市場の大きな特徴として、古物商許可を持っていなければ参加できません。
そのため、一般の人にはあまり知られていないのが現状です。
古物市場ではいわゆる古物のプロが集まるため、参加者にとっては相場を知る良い機会になったり大量に商品を仕入れたりできます。
古物市場によっては、古物商許可を持っている以外にも参加条件を設けている場合があります。
事前に確認しておくようにしましょう。
古物市場については、下記の動画でも詳しく解説しているため、参考にしてください。
古物市場の参加に必要なもの
古物市場に参加するには、いくつか必要なものがあります。古物市場の参加に必要なものは、下記の4つです。
- 古物商許可
- 入会金(初回のみ)
- 参加費・年会費
- 手数料
必要なものを知らないと、古物市場には参加できません。古物市場への参加を検討している場合は、必ず知っておきましょう。
古物商許可
古物商許可は必須です!
古物市場には、古物商許可がないと参加できません。そのため、一般人は入れないようになっています。
ただ、古物商許可を持っている人だけが参加しているため、質の良い商品を大量に仕入れられるというメリットがあります。
双方が相場を知っているため、取引がスムーズに行えるのも参加者にとってメリットです。
古物商許可は基本的に誰でも取得できます!
古物商許可の取得方法は、下記記事で詳しく解説しています。動画付きで分かりやすいため、参考にしてください。
入会金(初回のみ)
古物市場には入会金が必要です!
古物市場には、初回のみ入会金を払う必要があります。入会金は古物市場ごとに金額が異なりますが、相場は1万円~3万円ほどです。
入会金は初回のみですが、費用としてかかることは覚えておきましょう。
参加費・年会費
参加費・年会費もかかります!
古物市場では、開かれる市場ごとに参加費がかかります。参加費は市場ごとに金額が異なりますが、数千円が相場です。
また、年会費がかかる場合もあります。年会費の相場は入会金の30%~60%ほどです。年会費が気になる場合は、あらかじめ確認しておきましょう。
手数料
古物市場は手数料がかかります!
古物市場で売買すると、手数料がかかります。
手数料は市場ごとに金額が異なりますが、売却額の○%、買い取り額の○%といったように、売り手と買い手の両方から手数料を取るのが一般的です。
ただ、古物市場に出品されている商品は、一般の市場価格より安価に取引されるケースが多いです。
手数料を払っても参加するメリットがあると言えます。
初心者必見!初めて古物市場に参加する方法
古物市場に参加するには、いくつか踏むべき手順があります。特に初めて参加する場合は分からないことが多いため、事前に確認しておきましょう。
初めて古物市場に参加する方法は、下記の4ステップです。
- 公式HPで開催日や必要なものを確認する
- まずは事前に行きたい古物市場へ電話でアポイントを取ろう
- 当日は登録や初回説明会がある場合が多いので早めに向かおう
- 最初は見学がおすすめ!仕組みがわかってきたら参加しよう
初めて古物市場への参加を検討している人は本記事を参考に、一緒に準備を進めてみましょう。
公式HPで開催日や必要なものを確認する
情報収集をしましょう!
最初に、古物市場の公式HPで開催日や必要なものなどを確認しましょう。古物市場と一言で言っても、数多くの古物市場があります。
そのため、自分の住んでいる地域の古物市場を検索するなどして、情報を集めるのが第一歩です。
公式HPにはだいたい開催日や必要なものが載っているため、日程調整やものの準備をしましょう。
まずは事前に行きたい古物市場へ電話でアポイントを取ろう
古物市場へ行く前に、アポイントを取りましょう!
初めて古物市場へ行く場合は、アポイントを取りましょう。いきなり足を運んでも、参加できないケースがあります。
電話でアポイントを取ると、当日の流れなどを説明されます。時間や必要なものを言われる場合もあるため、メモをとっておきましょう。
当日は登録や初回説明会がある場合が多いので早めに向かおう
参加当日は早めに会場へ向かいましょう!
古物市場当日は登録手続きや初回説明会がある場合があるため、時間に余裕を持って行きましょう。
時間ギリギリにいくと、説明を受けられなかったり古物市場に参加できなかったりします。
どのくらい早めに行けば分からない場合は、申し込みの電話で聞いておくのも手です。
事前に確認しておきましょう。
最初は見学がおすすめ!仕組みがわかってきたら参加しよう
古物市場は見学もできます!
古物市場は見学できるため、最初の参加は見学がおすすめです。いきなり売買しようとしても分からないことが多く、満足に参加できないケースも多いでしょう。
まずは実際の現場を見学し、仕組みが分かってきたら参加するという方法でも全く問題ありません。ゆっくり始めていきましょう。
将来的に古物を出品する側に回ることもできる!
参加を重ねていけば、古物を出品できるようになります!
何回も古物市場に参加していくと、将来的には買い手だけではなく、売り手側に回ることも可能です。
なかなか初めての参加で売り手に回ることは難しいでしょう。なぜなら、古物市場そもそもの仕組みも分かっておらず、迷惑をかけてしまう可能性があるからです。
古物を出品する側に回れば、さらに古物市場を活用できます!
古物市場で古物を出品する側になるためにも、今のうちから古物市場へ参加してみましょう。
古物市場の種類を紹介
古物市場と一言で言っても、いくつか種類があります。主な古物市場の種類は、下記の4つです。
- 道具市場
- ブランド・宝石市場
- 骨董・古美術
- その他
古物市場の種類を知っていれば、自分にとって適切な古物市場に参加できます。それぞれ特徴があるため、把握しておきましょう。
道具市場
主に道具を扱う市場です!
道具市場とは、主に家具・家電、厨房機器や雑貨類などを取り扱う古物市場を指します。家具は家庭用だけでなく、オフィス家具が出品される場合もあります。
扱う商品のサイズが大きいため、郊外の倉庫などで行われるケースが多いです。
市場によっては、一度出荷はされたが未使用の「新古品」が出回ることもあるため、非常に魅力的です。
かなり安い金額で手に入れられます!
在庫処分目的で出品している売り手も多いため、一般の価格よりかなり安い価格で仕入れられるのも道具市場の特徴です。
ブランド・宝石市場
主にブランドと宝石を扱う市場です!
ブランド・宝石市場とは、主にブランドバッグやブランド時計、宝石・貴金属類を取り扱う古物市場を指します。
宝石やブランドごとで分けて古物市場を開催している会場があるのも特徴です。
有名ブランド品が多数出品されます!
実際に、ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスなどの有名ブランドの商品が並びます。宝石ではダイヤモンドやルビー、エメラルドが並び、まさに夢の市場です。
骨董・古美術
主に骨董や古美術品を扱う市場です!
骨董・古美術市場とは、絵画や掛軸、陶器などを取り扱う古物市場を指します。他にも、茶道具や刀剣、甲冑などが出品されることも多いです。
骨董・古美術市場は、それぞれ特色が異なります!
開催される市場によって扱っている骨董や古美術品が異なるケースがあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
その他
他にも、古物市場ではさまざまな商品を扱います!
その他には、下記のような専門商材を扱う古物市場が存在します。
- 古書
- カメラ
- 着物
- オフィス家具
- バイク
- パソコン等のデジタル機器
- 建機
古物市場の種類は多岐にわたるため、もしかしたら少し珍しいものでも扱っている古物市場があるかもしれません。
興味本位でもいいので、一度調べてみると良いでしょう。
古物市場の主な入札方法
古物市場の入札方法には、いくつか種類があります。古物市場の主な入札方法は、下記の3つです。
- 手競り型
- 入札型
- オンライン・ネット型
入札方法を理解していないと、古物市場によっては対応できません。主要な入札方法を紹介するので、理解を深めておきましょう。
手競り型
手競り型はオークションに近いです!
手競り型とは、古物市場参加者が集まり、声で価格を言って入札していく方式です。
手競り型には当日に商品を見ながら入札する「平場」と、前もって商品を下見してから行われる「大会」の2つがあります。
ただ、入札したからと言って、必ず購入できるわけではありません。
価格はどんどん釣り上げられ、最も高値で入札した人に購入権が与えられる仕組みです。近年は、競り用の装置を使って行われる競りもあります。
入札型
入札型はゆっくり入札できます!
入札型は前もって実物の商品を下見し、希望の落札価格をオンラインなどを使って入札していく方式です。
入札型は特定の日時に開催されるわけではなく、下見期間の中であればいつでも入札できます。
入札型はスケジュールを調整しやすいのがメリットです。
期間中であれば入札額の変更もでき、最終的に最も高い入札額を提示した人に購入権が与えられます。
オンライン・ネット型
オンライン・ネット型は自宅で完結します!
オンライン・ネット型は文字通り、自宅やオフィスからパソコンを使って競りに参加する方法です。
オンライン・ネット型は近年注目を集めており、常にどのくらいの人が入札しているのか、いくらで入札しているのかが分かります。
場所を問わずに参加できるのがメリットですが、実物を見ることができません。
画像だけで判断しなくてはいけないため、その点だけ注意しましょう。
全国の有名なおすすめ古物市場一覧
古物市場にはさまざまな種類があるため、全国の有名な下記のおすすめ古物市場を一覧で紹介します。
古物市場 | NAMARAオークション | 東北リサイクルオークション | ジャパンオークションセンター | ARA 足立リサイクルオークショ | SGオークション | 新大阪道具市場 | ロイヤルジャパン | 福岡ドリームオークション | トレファクライブネットオークション |
エリア | 北海道 | 宮城 | 東京 | 東京 | 神奈川 | 大阪 | 広島 | 福岡 | オンライン |
ジャンル | ブランド、宝石、時計 | 家具・家電、雑貨、骨董品、AO機器、ブランド品、その他 | 宝石・宝飾品・貴金属・厨房機器・事務機・家電・機械物など | 家具・家電・厨房機器・オフィス家具 | 家具・家電、着物、骨董品、宝石、ブランド品 | デジタル家電・電化製品、ブランド家具・一般家具、事務用品・工具・機械 など | 家具・家電、着物、骨董品、宝石、ブランド品 | リサイクル品、在庫品、中古品 | 家具・家電、着物、骨董品、宝石、ブランド品、その他 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
自分が参加できそうな古物市場があるか、確認しながら見ていきましょう。
NAMARAオークション(北海道)
古物市場 | NAMARAオークション |
---|---|
ジャンル | ブランド、宝石、時計 |
入札方法 | 入札型 |
開催日 | ブランド大会:月末最終日 宝石大会:7日 時計大会:20日 |
時間 | 10時〜終わりまで |
入会費 | 30,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | 札幌市中央区南7条西6丁目289番地6号カンエイビル1F (Googleマップ) |
運営会社 | 株式会社トリアイナ |
古物商許可番号 | 北海道公安委員会交付 古物商:第101010001328号 |
TEL | 011-211-1500 |
詳細 | 公式HP |
NAMARAオークションは、北海道最大級のブランドオークションです。全国から多くの商品とバイヤーが集まります。
豊富な商材と良質な商品が魅力です!
NAMARAオークションに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
東北リサイクルオークション(東北:宮城)
古物市場 | 東北リサイクルオークション |
---|---|
ジャンル | 家具・家電、雑貨、骨董品、AO機器、ブランド品、その他 |
入札方法 | 手競り型 |
開催日 | 第2第4週の木曜日か金曜日 |
時間 | 9時30〜終了まで |
入会費 | 3,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | 宮城県仙台市若林区今泉中村宅地24番地 (Googleマップ) |
TEL | 022-289-2890 |
詳細 | 公式HP |
東北リサイクルオークションは、宮城県仙台市で行われている古物市場です。さまざまなジャンルの商品を取り扱っています。
初回参加時に、事前連絡や紹介がなくても大丈夫です!
東北リサイクルオークションに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ジャパンオークションセンター(関東:東京)
古物市場 | ジャパンオークションセンター |
---|---|
ジャンル | 宝石・宝飾品・貴金属・厨房機器・事務機・家電・機械物など |
入札方法 | 手競り型 |
開催日 | 水曜日、金曜日 |
時間 | 9時〜終了まで |
入会費 | 30,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | 東京都足立区中央本町4-15-1 (Googleマップ) |
運営会社 | ジャパンオークションセンター株式会社 |
TEL | 03-3880-4118 |
詳細 | 公式HP |
ジャパンオークションセンターは、都内最大級の総合リサイクル市場です。たくさんのジャンルを扱っているため、毎回多くの参加者でにぎわっています。
口コミでも良い評判が多いです!
ジャパンオークションセンターに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ARA 足立リサイクルオークション(関東:東京)
古物市場 | ARA 足立リサイクルオークション |
---|---|
ジャンル | 家具・家電・厨房機器・オフィス家具 |
入札方法 | 手競り型 |
開催日 | 毎週火曜日 |
時間 | 10時〜 |
入会費 | 15,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | 東京都足立区入谷6-2-7 (Googleマップ) |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 許可番号第306700405053号 |
TEL | 03-3857-9966 |
詳細 | 公式HP |
ARA 足立リサイクルオークションは、東京で毎週火曜日に開催される道具市場です。自社で買取事業も行っており、必要な方にはオークションで卸しています。
環境にも人にも優しいオークションを目指しています!
ARA 足立リサイクルオークションに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
SGオークション(関東:神奈川)
古物市場 | SGオークション |
---|---|
ジャンル | 家具・家電、着物、骨董品、宝石、ブランド品 |
入札方法 | 手競り型 |
開催日 | 毎週水曜日 |
時間 | 10時〜終了まで |
入会費 | 20,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | 横浜市鶴見区駒岡4-23-6 (Googleマップ) |
運営会社 | 株式会社 ソレイユ |
古物商許可番号 | 神奈川県公安委員会古物商許可 第452500013830号 |
TEL | 045-873-5371 |
詳細 | 公式HP |
SGオークションは、家具・家電をはじめとしたさまざまな商材が集う道具市場です。国内向けに加えて、輸出向けの商材も扱っています。
見学も受け付けています!
SGオークションに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
新大阪道具市場(関西:大阪)
古物市場 | 新大阪道具市場 |
---|---|
ジャンル | デジタル家電・電化製品、ブランド家具・一般家具、事務用品・工具・機械 など |
入札方法 | 手競り型 |
開催日 | 毎週金曜日 |
時間 | 10時~終了まで |
入会費 | 20,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | 大阪府大阪市東淀川区東中島3丁目10-16 (Googleマップ) |
運営会社 | 株式会社 アート古野 |
古物商許可番号 | 古物商取引許可番号:第621161703527号(大阪府) 古物市場主許可番号:第621161700011号(大阪府) |
TEL | 06-6322-5591 |
詳細 | 公式HP |
新大阪道具市場は、大阪で毎週金曜日に行われている古物市場です。家電・家具から工具まで扱っています。
リユース事業から地球環境への貢献を目指しています!
新大阪道具市場に関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ロイヤルジャパン(中国四国:広島)
古物市場 | ロイヤルジャパン |
---|---|
ジャンル | 家具・家電、着物、骨董品、宝石、ブランド品 |
入札方法 | 手競り型 |
開催日 | リサイクル品:5、15、25日 骨董品:1、21日 美術品・輸入雑貨:8、28日 ブランド品:13日 着物:21日 その他:不定期 |
時間 | 9時〜18時半 |
入会費 | 10,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | 広島市安佐北区深川8丁目8番 (Googleマップ) |
運営会社 | 有限会社ロイヤルジャパン |
TEL | 082-841-1234 |
詳細 | 公式HP |
ロイヤルジャパンは、広島で定期的にオークションを行っています。扱う古物の種類が多いのが魅力です。
毎月さまざまな種類のオークションが開催されています!
ロイヤルジャパンに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
福岡ドリームオークション(九州:福岡)
古物市場 | 福岡ドリームオークション |
---|---|
ジャンル | リサイクル品、在庫品、中古品 |
入札方法 | 手競り型 |
開催日 | 毎週火曜日 |
時間 | 9時30時〜終了まで |
入会費 | 24,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | 福岡県大野城市瓦田133-1 (Googleマップ) |
運営会社 | 福岡ドリームオークション |
古物商許可番号 | 福岡県公安委員会 第9010309200001号 |
TEL | 092-558-2080 |
詳細 | 公式HP |
福岡ドリームオークションは、西日本最大級のリサイクルオークションです。毎週火曜日に、リサイクル品や中古品、在庫品を中心に開催されています。
参加には紹介が必要です!
福岡ドリームオークションに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
トレファクライブネットオークション(オンライン)
古物市場 | トレファクライブネットオークション |
---|---|
ジャンル | 家具・家電、着物、骨董品、宝石、ブランド品、その他 |
入札方法 | オンライン・ネット型 |
開催日 | ブランド:第一月曜日 道具:毎週水曜日 |
時間 | 9時〜終了まで |
入会費 | 30,000円 |
年会費 | 無料 |
住所 | オンライン |
運営会社 | 株式会社トレジャー・ファクトリー |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 第306689505009号 |
TEL | 03-3880-8822 |
詳細 | 公式HP |
トレファクライブネットオークションは、第一月曜日と毎週水曜日にオンラインで開催されています。オンラインのため、どこからでも参加可能です。
初心者でも参加しやすいです!
トレファクライブネットオークションに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
古物市場は雰囲気が大事!初心者が失敗すると。。。
初心者として古物市場に参加するときは、周りを見ましょう!
古物市場では、雰囲気を第一に考えましょう。特に初心者は初心者として振る舞うのが大事です。
常連の人に嫌われてしまうと、嫌がらせされてしまうことがあります。
嫌がらせの内容は、文句を言われたり、入札をかぶせてきたりなどです。
初心者のうちは、とにかく失敗しないことを心がけましょう。
古物市場に参加するメリット
古物市場には、いくつか参加するメリットがあります。古物市場に参加するメリットは、下記の3つです。
- 古物を安く仕入れられる
- 一度に出品・買取を行うことができる
- 同じ古物商の方と情報交換できる
どれも古物市場ならではのメリットのため、把握しておきましょう。
古物を安く仕入れられる
古物市場では、古物を安く仕入れられます!
古物市場には在庫処分のために参加している人もいるため、一般の流通価格より安く仕入れられるケースが多いです。
安く仕入れられればその分利益も出せるため、古物市場で古物を安く仕入れられるのは大きなメリットになります。
一度に出品・買取を行うことができる
古物市場では、出品も買取もできます!
古物市場では、同じ場で一度に出品・買取を行うことが可能です。他の場所では、出品と買取どちらかはできますが、一度には行えません。
また、古物市場には古物のプロが集まっているため、質は担保されています。在庫処分と仕入れが同時にできるのは、古物市場ならではのメリットです。
同じ古物商の方と情報交換できる
古物市場の目的は売買だけではありません!
古物市場には多くの古物商が参加しているため、情報交換できます。
トレンドや相場を把握できるため、売買だけではなく、積極的にコミュニケーションも取っておきましょう。
古物商同士で情報交換する場はあまりないため、古物市場は貴重な場です。
定期的に参加することで、古物業界の動向を把握できます。
古物市場のデメリット
古物市場にはメリットもありますが、デメリットも存在します。古物市場のデメリットは、下記の3つです。
- 参加費や入会費など費用が掛かる
- 目利きの力が必要
- 平日に開催されることが多い
後で知らなかったとならないように、事前にチェックしておきましょう。
参加費や入会費など費用が掛かる
古物市場は費用がかかります!
古物市場に参加するには、参加費や入会費などが必要です。無料で参加できるわけではないため、注意しましょう。
ただ、費用はかかりますが、それ以上にメリットが大きいです。費用がかかるから参加しないのではなく、本記事で紹介したメリットも把握しておきましょう。
目利きの力が必要
古物を見極める力が必要です!
古物市場で古物を買うには、目利きの力がなければいけません。
古物市場には古物商が参加していますが、商品の状態や値段に関しては購入者が判断する必要があります。
どの商品を買っても大丈夫というわけではないため、初心者が参加するときは注意しましょう。
平日に開催されることが多い
古物市場は平日開催が多いです!
古物市場は、基本的に平日に開催されることが多いです。そのため、土日しか行動できない人などは、なかなか参加できないかもしれません。
古物市場の開催日は、古物市場ごとに異なります。参加前に、事前に確認しておきましょう。
古物市場は「儲からない」って本当?
使い方次第です!
古物市場は儲からないという噂もありますが、正直使い方次第で変わります。売り方や値段を間違えれば儲かりませんが、うまく使えば儲かります。
古物市場で儲けるためには、目利きの力を養ったり情報交換をしたりしましょう。古物市場は一概に儲からないわけではなく、使い方を知れば儲けられます。
古物市場の注意点
古物市場にはいくつか注意点があります。古物市場の主な注意点は、下記の3つです。
- 撮影禁止
- 進行を妨げないよう注意
- 古物市場によっては新入りに厳しいことも
注意点を知らないと、古物市場をうまく活用できません。古物市場へ参加する前に、チェックしておきましょう。
撮影禁止
古物市場は撮影禁止です!
今やだれでもスマホを持っており気軽に写真を撮れますが、古物市場では写真撮影はNGです。撮影をしてしまうと、規則違反になります。
古物市場に出品される古物の中には、情報や個人情報が保護されているものもあります。
古物市場というクローズドな環境だから出せている商品もあるため、写真撮影を含む個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。
進行を妨げないよう注意
空気は読みましょう!
古物市場にはある程度決まった流れがあるため、進行を妨げないように注意しましょう。他にも参加者はいるため、自分勝手な行動をとるのはNGです。
具体的には、商品に関しての質問は話が終わったタイミングでする、入札は進行に合わせてするなどです。
「他の人の入札価格よりも高い入札額を発言してかぶせてはいけない」などのマナー違反行為もあるため、周りを見ながら参加しましょう。
古物市場によっては新入りに厳しいことも
古物市場には上下関係が存在するケースがあります。
古物市場によっては、新入りに厳しい場合もあります。そのため、最初は見学するのがおすすめです。
新入りが買ってはいけない商品などの暗黙の了解があったり、入札をかぶせてきて嫌がらせをする人がいます。
すべての古物市場であるわけではありませんが、注意しましょう。
古物市場で使われる用語集
古物市場では、普段あまり聞き馴染みのない用語が使われます。ここで紹介する用語は、下記の6つです。
- 符丁
- 山
- かた
- ボウズ
- うろこ
- ファイナルワーニング
用語の意味を知らないと、古物市場を有効活用できません。最低限、ここで紹介する用語の意味は知っておきましょう。
符丁
符丁は金額にかかわる用語です!
符丁とは、競りの際に使われる希望落札金額の数字を表す専門用語を指します。入札の際は金額をそのまま言うのではなく、符丁を使って金額を表現します。
競りで使用される符丁は、以下の通りです。
符丁 | 意味(値段) |
センマイ | 1250,12500,125000 |
イチゴー | 1500,15000,150000 |
イチテラ | 15500,155000 |
ジュッカンメ | 1650,16500,165000 |
イナゴ | 17500,175000 |
ニ(セン/マン) | 2000,20000 |
ホンサン | 2250,22500,225000 |
ニーゴー | 2500,25000,250000 |
サン(セン/マン) | 3000,30000 |
ニジュッカン | 3300,33000,330000 |
ヒャッカン | 3500,35000,350000 |
ヨン(セン/マン) | 4000,40000 |
シゴ | 4500,45000,450000 |
ゴ(セン/マン) | 5000,50000 |
テラ | 5500,55000,550000 |
シヒャッカン | 6500,65000,65000 |
ゴヒャッカン | 8300,83000,830000 |
ドン | 10000 |
トビゴ | 10500 |
ピンピン | 11000,110000 |
ナナヒャッカン | 11500,115000,1150000 |
また、競りにおいて商品のはじめの値段のことを発句(ほっく)と言い、発句によって符丁が表す数字の桁は変わります。
発句 | 符丁 | 意味(値段) |
1000円 | センマイ | 1250円 |
2000円 | センマイ | 12500円 |
古物市場では、発句よりも高い値段でないと落札できません。
発句によって符丁の意味が変わってくる点は、注意しましょう。
符丁については下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
山
山は商品に関する用語です!
山とは、多数の商品をまとめ売りすることを指します。出品された商品の数や種類が多い場合、入札時間を短くするために山で出品されるケースがあります。
山の商品にはあまり価値のないものが混ざっていたり、保証がないものもあります。ただ、掘り出し物がある可能性もあるため、買う人もいるのです。
かた
かたは参加者に関わる用語です!
かたとは、古物市場における売り手と買い手の名前を指します。伝票をつける際、同じかたが続いた方が作業を効率化できます。
そのため、古物市場ではかたが変わるときには、「かた変わり」と呼ばれるのです。
ボウズ
ボウズは参加者の状況に関する用語です!
ボウズは古物市場に参加したにもかかわらず、何も買えなかった状況を指します。
ボウズの言葉の由来としては、下記の2つが言われています。
- 儲けがない→もう毛がない→坊主→ボウズ
- 魚が釣れなかった→殺生をしない→坊主→ボウズ
似たような意味の言葉で、「お茶を引く」という言葉を使うことも多いです。
うろこ
うろこは入札の仕方に関する用語です!
うろことは、売り手側の希望により個別に競りをすることを指します。
うろこの競りには△マークが入っており、うろこの商品には「うろこ○○(売り手の名前)」と記載されています。
ファイナルワーニング
ファイナルワーニングは入札価格に関する用語です!
ファイナルワーニングとは、最終入札確認を指します。古物市場では参加者が次々と入札していき、最終的に最も高い入札額で入札した人に購入権が与えられます。
その際、最終入札額を確認する作業がファイナルワーニングと呼ばれ、確認出来たら無事商品購入です。
古物市場に関するよくある質問
最後に、古物市場に関するよくある質問に答えていきます。
- 出品の際に「委託販売」はできる?
- 古物市場は誰でも参加できる?個人やせどりでもOK?
- 「古物市場主」の読み方は?
- 古物市場は無料で参加できる?安い?
- オンライン古物市場は実際どう?
- 古物市場で偽物が売られることはある?
どれも、古物市場に参加するときに直面する疑問ばかりです。古物市場への参加を検討している場合は、必ずチェックしておきましょう。
出品の際に「委託販売」はできる?
基本的にはNGです!
古物市場では基本的に、他の人に一時的に商品を預けて代わりに売ってもらう委託販売はできません。
ただ、古物市場によっては委託販売を許可しているところもあるため、委託販売をしたい場合は必ず確認しておきましょう。
古物市場は誰でも参加できる?個人やせどりでもOK?
基本的にOKです!
古物市場は、基本的に個人でもせどりでも参加できます。特定の職業だから参加できないということはありません。
ただ、古物商許可を持っていることは必須条件です。古物商許可を持っていないと参加できないため、注意しましょう。
「古物市場主」の読み方は?
「こぶついちばぬし」です!
「古物市場主」は「こぶついちばぬし」と読み、古物商とは異なります。
簡単に言うと、古物商は古物を売買する人を指し、古物市場主は古物市場を経営する人んことを指します。
古物市場主には、「古物商間以外で古物の取引をしてはならない」などの遵守事項があるため、注意しましょう。
古物市場は無料で参加できる?安い?
古物市場は費用がかかります!
古物市場は無料では参加できません。入会費(初回のみ)や参加費・年会費がかかります。また、売買が成立した時に手数料もかかります。
ただ、これらの費用を払っても、古物市場に参加するメリットはあります。古物市場に参加するメリットについては本記事で紹介しているので、参考にしてください。
オンライン古物市場は実際どう?
オンライン古物市場は注目を集めています!
オンライン古物市場は場所に関係なく参加できることもあり、特に近年注目を集めています。掘り出し物もあるため、チェックしておくと良いでしょう。
しかし、実物を見れないため、画像で判断しなければなりません。
初心者は少し難しいかもしれないため、初めての場合は実際に一度古物市場に足を運んでみるのがおすすめです。
古物市場で偽物が売られることはある?
ほぼありません!
古物市場には古物商を持った古物のプロが参加しているため、偽物が売られることはほぼありません。
しかし、どうしてもチェックしているのは人間のため、見落としがある可能性はあります。購入する際は、自分でも必ずチェックするクセをつけるのがおすすめです。
「古物市場」とは競り売りで品物を売買する場所
古物市場は一般的にはあまりなじみがありませんが、古物のプロが集まって商品を売買する場所です。
古物商許可を持っていて、参加費などの費用が払えれば誰でも参加できます!
相場を確認したり情報交換ができたりするメリットがあるため、古物を扱っている人ならば、ぜひ参加しておきたいです。
しかし、初めて参加する場合はいろいろ分からないことも多いです。
そんな人に向けて、本記事では初めて古物市場に参加する流れや注意点、覚えておくべき用語などを解説しているので、参考にしてください。
また、せきえもんブログでは古物に関する情報を発信しています。ぜひ、他の記事もご覧ください。
》買取マクサス:古物市場とは?具体的な参加方法、費用や実際に売られている商品を紹介