静岡でおすすめの古物市場はある?
静岡では、さまざまな古物市場が開催されています。そんな中、どの古物市場が良いか悩む人もいるのではないでしょうか。
そんな人のため、この記事では静岡でおすすめの古物市場をまとめました。
各古物市場の特徴を知ることが大切です。
参加条件や入会金などもまとめていますので、あわせて参考にしてください。
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古物市場とは?
古物市場は、古物商を取得している人が参加できるオークションのことをいいます。
古物商許可を持っていれば個人法人は関係ありません。さまざまな人が参加しており、リユリユース業者や卸売業者などが利用しています。
古物市場では、最新の相場に乗っ取って売買されるのが特徴です。
相場の動向を知るために活用できるのも、古物市場ならではの強みといえるでしょう。
古物市場は一般に公開されることはほとんどなく、中には紹介必須の会場もあります。
静岡で古物市場に参加する条件
静岡で古物市場に参加するためには、以下2つの条件を満たす必要があります。
- 古物商許可の取得
- 主催の承認または既存会員の紹介
静岡の古物市場に参加したいのであれば、必要なものや事前の準備内容を確認しておきましょう。
古物商許可の取得
古物市場へ参加するには、必ず古物商許可の取得が必要です。許可を取得せずに参加できるオークションはありません。
許可を取得せずに参加すると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が適用される可能性があります。
なお、古物商許可が必要なのは売買が伴う場合です。不用品の処分だけであれば必要ありません。
主催の承認または既存会員の紹介
古物市場へは、誰でもすぐに参加できるわけではありません。主催の承認または既存会員の紹介が必要になる場合があります。
主催からの承認が下りるかどうかは、開催されているオークションによって異なることを覚えておきましょう。
よくある例としては、古物商取得から時間が経っていないために断られるケースです。
古物市場は閉鎖的なコミュニティだからこそ、信頼を築けているかが大切になることを覚えておきましょう。
まずは気になるオークションへ許可申請依頼を出してみるのがおすすめです。
競りの方式は3つ
古物市場における競りの方式は、大きく分けて以下の3つがあげられます。
- 手競り方式
- 入札方式
- オンライン方式
古物市場ごとに採用している方式は異なりますので、それぞれの特徴や注意点を確認しておきましょう。
あらかじめ競りの方式について知っておけば、実際に取引する際も安心です。
手競り方式
手競り方式は、実際の現場で実施されているオークションで値段を声に出す方式です。声意外にも、指を使って金額を示すこともあります。
競りの場面を想像した際に最もイメージされる方式であり、古くから行われてきました。
しかし、近年では感染症の影響であまり利用されていない方式となっています。また、会場ごとに若干違いがある点にも注意しましょう。
同業者の情報交換の場としても活用されてきた競りの方式です。
入札方式
入札方式は商品の下見を会場で行い、実際の入札はオンラインで行う方式です。先に現物を確認できるため、安心して競りに参加できます。
初心者にもおすすめの方法となっており、失敗のリスクを最大限軽減できるのはメリットといえるでしょう。
さらに下見期間中であれば、いつでも入札できます。
スケジュールの合わせやすさや参加ハードルの低さを求めるなら、入札方式の競りに参加するのがおすすめです。
入札額が指値を超えていれば落札になるのも、特徴といえます。
オンライン方式
オンライン方式は、パソコンやスマホを利用して下見や入札を完了させる競りの方式です。
現在の古物市場では最もメジャーな手法となっており、ある程度慣れている人であれば問題なく利用できるでしょう。
写真ですべてを判断しなければならないため、初心者にはハードルが高めです。
メリットとしては競りへの参加がしやすい点があげられるため、自分に合っているかを慎重に判断しましょう。
オンライン方式の場合、海外からの参加者も多数います。
静岡で初心者でもいけるおすすめの古物市場一覧
静岡で初心者でも利用できるおすすめの古物市場を探している人のために、ここでは以下の6社を紹介します。
道具市場 | 静岡護国神社 蚤の市 | 東部古物市福禄会 | 静岡県質屋協同組合 | 沼津古美術交換会 | エコサイトオークション | 富士美会 |
ジャンル | 骨董品・レトロ家具・着物・リサイクル品 | 美術品類 | 時計や宝飾品 | 美術品類 | 家具・家電・ブランド・厨房機器・骨董・カメラ・機械工具 | 骨董品 |
時間 | 土:6:00~15:30 日:8:00~15:30 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 水曜:10:00~終了まで | 毎月21日:10:00~終了まで |
入会費 | 無料 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 22,000円 | 非公開 |
年会費 | – | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
参加費 | 1ブース 両日出店:10,000円 1ブース 1日出店:6,000円 半ブース 両日出店:5,000円 半ブース 1日出店:3,000円 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 1,870円 | 2,000円 |
住所 | 静岡県静岡市葵区馬場町92 | 静岡県沼津市下河原町54番地の2 | 静岡県富士宮市大宮町30番2号 | 静岡県沼津市足高285番地1 | 静岡県沼津市大平2277-60 | 静岡県富士宮市山宮104番地の1 |
問合せ | 電話 | 電話 Webサイト | メール | 電話 | 電話 メール | 電話 メール |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
各社の特徴や口コミを徹底調査しましたので、ぜひ参考にしてください。
静岡護国神社 蚤の市
道具市場 | 静岡護国神社 蚤の市 |
ジャンル | 骨董品・レトロ家具・着物・リサイクル品 |
時間 | 土:6:00~15:30 日:8:00~15:30 |
入会費 | 無料 |
年会費 | – |
参加費 | 1ブース 両日出店:10,000円 1ブース 1日出店:6,000円 半ブース 両日出店:5,000円 半ブース 1日出店:3,000円 |
住所 | 静岡県静岡市葵区馬場町92 |
問合せ | 電話 |
詳細 | 詳細を見る |
- 骨董品をはじめとしてさまざまな商品を出品
- 入会費はかからない
- 出店する場合の参加費は日数とブースの大きさで決まる
静岡護国神社 蚤の市は静岡市で開催されている、骨董品を中心に取引が行われている古物市場です。
毎月最終土日に開催されており、実施されている時間も比較的長めに確保されています。
特にイベントなければ、普通に車停められる駐車場があります。
綺麗にされてて、気持ちの良い場所でした。
たまに日曜日に蚤の市があったりします。
引用:Google
訪問時蚤の市が開催されており、それなりに人出があり珍しいものが売っていた
引用:Google
静岡護国神社 蚤の市は、比較的多くの人に認知されているようです。
東部古物市福禄会
道具市場 | 東部古物市福禄会 |
ジャンル | 美術品類 |
時間 | 非公開 |
入会費 | 非公開 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 非公開 |
住所 | 静岡県沼津市下河原町54番地の2 |
問合せ | 電話 Webサイト |
詳細 | 詳細を見る |
- 電話・Webサイトから入会申請が可能
- 美術品を取り扱う古物市場を探している人向け
- 各種情報は非公開
東部古物市福禄会は、美術品類を多数取り扱う静岡の古物市場です。
各種情報は非公開となっていたため、入会を希望する場合は一度問い合わせてみるのが良いでしょう。
口コミについて調べてみましたが、特に投稿は見つかりませんでした。
静岡県質屋協同組合
引用:https://www.shizuoka78.com/
道具市場 | 静岡県質屋協同組合 |
ジャンル | 時計や宝飾品 |
時間 | 非公開 |
入会費 | 非公開 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 非公開 |
住所 | 静岡県富士宮市大宮町30番2号 |
問合せ | メール |
詳細 | 詳細を見る |
- 富士宮駅から徒歩圏内の場所に会場を構えている
- 時計や宝飾品など高価なものを主に取り扱う
- 情報は公開されていないため問い合わせ必須
静岡県質屋協同組合は、質屋が運営している古物市場です。そのため、時計や宝飾品といった高価なものが多く取り扱われています。
会場が駅から近いのも特徴となっているため、訪問のしやすさを求める人に適した古物市場といえるでしょう。
参加に関する情報は記載されておらず、口コミに関しても不明です。
沼津古美術交換会
道具市場 | 沼津古美術交換会 |
ジャンル | 美術品類 |
時間 | 非公開 |
入会費 | 非公開 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 非公開 |
住所 | 静岡県沼津市足高285番地1 |
問合せ | 電話 |
詳細 | 詳細を見る |
- 美術品を取り扱っている
- 各種情報の掲載は無し
- 付近には似た品目を出品している古物市場も多く、比較対象としても活用できる
沼津古美術交換会は、沼津市で美術品を取り扱っている古物市場となっています。
沼津市には美術品を取り扱う古物市場が多いため、他の会場と比較しながら利用を検討するのが良いでしょう。
残念ながら口コミや評判に関する投稿は見つかりませんでした。
エコサイトオークション
道具市場 | エコサイトオークション |
ジャンル | 家具・家電・ブランド・厨房機器・骨董・カメラ・機械工具 |
時間 | 水曜:10:00~終了まで |
入会費 | 22,000円 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 1,870円 |
住所 | 静岡県沼津市大平2277-60 |
問合せ | 電話 メール |
詳細 | 詳細を見る |
- 独自の仕入れルートを確保している
- 毎週水曜日に市場を開催
- 取り扱う商品ジャンルが多岐にわたっている
エコサイトオークションは家具家電はもちろん、ブランド品や骨董品といった価値のあるものを取り扱う古物市場です。
市場の開催頻度も高いため、定期的に参加できる古物市場を探している人にも適しています。
なんでも、壊れていても大丈夫と引き出物やら、未使用の箱入り靴下、タンスを開けていいですか?と出して、何点も 出しましたが、10分.15分たち、全部みましたが 3000円から5千円、お皿は、お金にならない、と言われ 壊れた洗濯機があるからリサイクル料金が査定金額と言われて、商品を車に運んだら、行ってしまいました。
引用:Google
市場に関する口コミはありませんでしたが、対応面に関する内容は投稿されていました。
富士美会
道具市場 | 富士美会 |
ジャンル | 骨董品 |
時間 | 毎月21日:10:00~終了まで |
入会費 | 非公開 |
年会費 | 非公開 |
参加費 | 2,000円 |
住所 | 静岡県富士宮市山宮104番地の1 |
問合せ | 電話 メール |
詳細 | 詳細を見る |
- 毎月21日に市場を開催
- 骨董品を主に取り扱っている
- 1回の参加費は2,000円必要
富士美会は毎月21日に、骨董品の古物市場を開催しています。
入会費や年会費は記載されていませんでしたが、1回参加するために2,000円が必要になる点は覚えておきましょう。
市場や開催会場の口コミを調べてみたものの、特に掲載されていませんでした。
隣接している地域でおすすめの古物市場まとめ
静岡に住んでいるなら、隣接している地域の古物市場に参加するのも一つの選択肢です。
下記の記事で付近のおすすめ古物市場も紹介していますので、あわせて参考にしてください。
古物市場に参加するなら、できるだけ選択肢を広げることも大切なポイントです。
静岡で古物市場に参加するメリット
静岡で古物市場に参加するのであれば、メリットについても知っておきましょう。
- 安く商品を仕入れられる
- 商品数が多い
- 大量に仕入れられる
具体的なメリットを知っておくことで、古物市場を有効活用できます。
安く商品を仕入れられる
古物市場で出品されている商品の価格は、一般的な市場の値段と比べても安いです。
古物市場はあくまでも業者間の取引となるため、値段も抑えられています。
近年利用者数や市場が拡大しているフリマアプリと比較しても、その差は歴然です。
ただし、商品によってどのくらい安くなっているかは実際に見て見ないとわかりません。
仕入れにかかる費用を抑えたいのであれば、古物市場をうまく活用しましょう。
商品数が多い
古物市場は一般向けの市場に比べて商品数が多いです。そのため、なかなか見つからない商品を見つけるのに役立つでしょう。
商品数が多い理由は、古物商が在庫調整を目的として出品していることがあげられます。
さらに市場の開催も定期的に行われており、安定して仕入れられるのも商品数が多い理由の一つです。
複数の市場を活用すれば、幅広い商品ジャンルの仕入れに役立ちます。
大量に仕入れられる
古物市場を利用すれば、商品を大量に仕入れられるのも大きなメリットです。
一般のユーザーや通常のオークションから商品を仕入れるのは容易ではありません。希望の商品数に満たないのは日常茶飯事です。
古物市場では、売りに出す側が在庫調整を目的として出品することがあります。
上記のことから大量の出品を行っているケースも多いです。タイミングが合えば、大量の仕入れにも適しているといえるでしょう。
大量に購入することで、値引きしてもらえることもあります。
古物市場参加にあたってよくある質問
最後に、古物市場参加に関するよくある質問を見ていきましょう。
- 参加するのに必要な資格は?
- 古物商と古物市場主の違いは何ですか?
- 個人でも参加可能ですか?
- 入会金や参加費の相場は?
あらかじめ疑問を解消しておくことで、実際に参加する際もスムーズに進められます。
参加するのに必要な資格は?
古物市場に参加するためには、古物商許可が必要になります。持っていなくても入場できるところもありますが、競りへは参加できません。
静岡の古物商許可の取得方法は以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
結論からいうと、個人で取得する方法と業者に依頼する方法の2つがあります。
古物商と古物市場主の違いは何ですか?
古物商と古物市場主の違いについては、以下の通りです。
- 古物商:中古品を売買して売り上げを得る業者・商売
- 古物市場主:古物商の取引場所を提供し、参加費・入会金で売り上げを得る業者・商売
密接な関係はあるものの、売り上げの得方に大きな違いがあることは理解しておきましょう。
個人でも参加可能ですか?
結論、古物市場は個人でも参加可能です。古物商許可を取得していれば、個人でも参加できる市場が多くあります。
その他条件を満たさなければならない市場もあるため、念のため参加条件は確認しておきましょう。
なお、一部は法人専門の古物市場となっています。
入会金や参加費の相場は?
入会金や参加費は、古物市場ごとに異なります。なお、相場については以下を参考にしてください。
- 入会金:10,000〜30,000円
- 参加費:1,000円〜3,000円
目安として、参加費は入会金の1/10程度に設定されていることがほとんどです。
静岡の古物市場に参加する際はマナーを守ろう
本記事では静岡の古物市場に関する内容を解説しました。静岡にはさまざまな古物市場があり、静岡市や沼津市に多く会場があります。
もちろんそれ以外の場所でも開催されているため、まずは開催場所と商品ジャンルを確認しましょう。
また、古物市場に参加するためには条件を満たす必要があります。
条件を満たしたうえで各会場のルールやマナーを守り、希望する商品の購入につなげてください。