「買取業界はオワコン…?」と思う方もいるでしょう。
買取は、コロナ禍でさらに伸びています。
コロナ禍で伸びている業界は少なく、買取業界は注目を浴びています。
買取は個人でも始めやすく、今からでも遅くありません。副業としても取り組めるため、収入を増やしたい方は必見の業界です。
本記事では、買取業界の現状や経営に必要なスキル・費用、うまくいくためのコツを解説します。
本記事を読めば、買取業界の現状がわかり、買取経営の知識が手に入ります。買取に興味がある方は、知っておきましょう。
株式会社マクサスの採用情報を見る
買取業界の経営は大丈夫?
買取業界は今、伸びています。
コロナ禍の今、ダメージを受けている業界は多いです。しかし、買取業界はコロナの影響で伸びています。
買取ビジネスはお客様から商品を買い取り、買い取った商品を他のお客様に売ります。仕入れ値と販売額の差額が主な利益です。
コロナの影響で現金を手元に持っておきたい方が多く、リサイクルショップなどの買取業界を利用する方が増えています。
フリマアプリの台頭で、買取業界の経営は厳しいと感じる方も多いです。しかし、即現金化できるメリットがあるため、一定の需要はあります。
今後も買取の需要は増えていくでしょう。
持っておきたい!買取の経営に必要になるスキル
買取の経営を安定させるには、いくつか必要なスキルがあります。持っておきたいスキルは下記の5つです。
- 顧客を獲得する営業力・集客力
- お客様の接待スキル
- 固定費をなるべく下げる
- 商品知識
- 古物商許可証
どれも買取の経営には欠かせないスキルなので、おさえておきましょう。
顧客を獲得する営業力・集客力
お客様は勝手についてくれません!
買取の経営をしていくには、利用してもらうお客様がいなければいけません。お客様は自分で集客する必要があります。
顧客獲得に必要なのが「営業力・集客力」です。サービス内容を伝える方法やお客様を集める方法を自分で考えて、顧客を増やしていきます。
どんなにいいサービスでも、お客様が集まらなければ経営はできません。
「営業力・集客力」がないと、お客様が集まらず、経営が立ち行かなくなってしまいます。
経営をするうえでは、「営業力・集客力」は必須のスキルです。
お客様の接待スキル
接客業という仕事上、お客様の接待スキルも欠かせません。
対応が悪ければ、今後二度と利用してもらえない可能性もあります。
逆に気に入ってもらえれば、今後も利用してくれる可能性が高いです。丁寧な説明など、お客様の納得いく対応をしてリピーターにしていきましょう。
接客では「お客様の目線に立つこと」が大事です。
お客様は商品を売ってくれますが、本当は売りたくないものだったり思い入れのあるものだったりする可能性があります。
お客様の大事なものに値段をつけるため、しっかり説明しなければいけません。ほとんどの場合、お客様が思っている値段より買取価格は安いです。
説明もなく値段だけ提示すると、気分を悪くされる可能性があります。
買取は、お客様の目線に立った丁寧な接客が大事です。忘れてしまいがちなので、意識するようにしましょう。
固定費をなるべく下げる
買取に限らず、経営を安定させるには固定費を下げることが重要です。
売上から経費を引いた金額が利益なので、経費が低ければ低いほど利益が多くなります。
経費の中で下げるなら、固定費がおすすめです。固定費は毎月かかるため、固定費を削減すれば毎月の経費が削減できます。
買取は特に固定費を下げやすいです。
店舗を持たなくても経営はできますし、一人での経営も可能です。そのため、家賃や光熱費、人件費を抑えられます。
経営が軌道に乗ってきたら店舗を持つこともできるので、最初は店舗を持たずに小さく始めることをおすすめします。
商品知識
買取はさまざまなジャンルの商品を扱います。
買取時に値段をつけるため、商品知識が必要です。
商品知識がないと間違った値付けをしてしまったり、偽物を買い取ったりしてしまうケースも珍しくありません。
その結果、損をしたり犯罪に巻き込まれたりする可能性もあります。特にブランド品は偽物が多いので、見分けられるように勉強しましょう。
どの商品が価値のあるものなのかわからないと、利益を出せません。つまり、商品知識がないとうまく経営していくことは難しいです。
商品を扱うプロとして、商品知識は買取に欠かせないスキルです。
古物商許可証
買取で経営していくには、古物商許可が必要です。
古物商許可は、古物営業法に規定されている古物を利益目的で売買するときに必要になります。
買取で経営していくなら利益目的で売買を行うため、古物商許可は必須です。
古物商許可なしでの営業が発覚すると、「懲役3年以下または100万円以下の罰金もしくはその両方」が科せられます。
古物商許可は、主たる営業所が存在する都道府県公安委員会に、申請書や住民票などの必要書類を提出すれば取得できます。
許可が下りるまで約数週間~2ヶ月かかりますが、許可は下りやすいです。
古物商許可なしで営業したときのペナルティは大きいです。ほかの申請許可と比べると簡単に申請できるため、古物商許可は取得しておきましょう。
買取業界の経営でかかる費用は?
買取の経営には費用がかかります。主な費用が下記の3つです。
- 古物商許可の取得費用
- 電話番号の取得費用やインターネット環境の整備費用
- 予備資金
費用を把握せずに経営を成り立たせるのは不可能です。しっかり把握しておきましょう。
古物商許可の取得費用
古物商許可を取得するときに約22,000円の費用がかかります。
古物商許可はタダで取得できるわけではなく、申請手数料と申請書類を準備する必要があります。
古物商許可の申請手数料が19,000円で、その他申請に必要な住民票などを含めると、約22,000円必要です。
注意点として、古物商許可を取得してから6ヶ月経っても営業を始めない場合、古物商許可を取り消されてしまいます。
開業日が決まってから取得するようにしましょう。
電話番号の取得費用やインターネット環境の整備費用
電話とインターネット環境の整備で、約50,000円かかります。
経営をしていくには、お客様に利用してもらう必要があります。特に買取は「買い取ってほしい」とお問い合わせをもらうことが多いです。
問い合わせ手段がないとお客様を逃してしまいます。
電話やインターネットの環境整備は必須です。
電話番号の取得に約40,000円、インターネット契約に約10,000~20,000円かかりますが、工夫次第で安く抑えることも可能です。
電話回線とインターネット回線をあわせて申し込むプランや、スマートフォンを固定電話として利用できるサービスがあります。
少しでも費用を安く抑えたい方は、調べて検討してみましょう。
予備資金
予備資金は100,000円ほど確保しておきましょう。
細かい費用も積み重なれば大きな費用になります。
買取でかかる費用は、消耗品費や買い取った商品の掃除・メンテナンスにかかる費用、移動するときの交通費などです。
また、急な出費に備えて予備資金を準備しておく必要があります。
返品やトラブルなどで、急に出費がかさむケースも珍しくありません。
余裕をもって経営していくためにも、常に100,000円ほどは予備資金を確保しておきましょう。
買取の経営をするなら店舗はあったほうがいい?
まずは店舗なしでの経営がおすすめです。
店舗を持つと家賃や光熱費など、多額の固定費がかかります。経営を安定させるには固定費を抑える必要があるため、最初は店舗を持たない方がいいです。
ネットや出張買取など、店舗を持たない経営方法はあります。
まずは店舗を持たずに始めて、儲かってきたら店舗を持つことを考えてもいいでしょう。
買取業で開業はおすすめ?経営に失敗する確率は?
一人開業ならおすすめです!
一人で開業すれば人件費を抑えられ、買取であれば一人でも経営可能です。店舗を持たなければ、家賃や光熱費も抑えられます。
一人開業であれば固定費を極力抑えられるため、失敗しづらいです。まずは小さく始めてみて、うまくいったら事業を大きくすることもできます。
小さく始められて大きく成功する可能性があるため、買取の一人開業はおすすめです。
買取業界でこれから開業するなら買取フランチャイズがアツい!!
これから開業したい方には、買取フランチャイズがおすすめです!
まったくの未経験から買取で開業しようと思っても、わからない部分が多く難しいです。知識が不十分なまま開業してしまうと、失敗する可能性もあります。
初めての開業で不安な方にはフランチャイズがおすすめです。
フランチャイズであれば、ノウハウを教えてくれたり集客をしてくれたりと、個人で不安な部分をサポートしてくれます。
成功している方も増えており、買取フランチャイズはアツいです!
ロイヤリティを支払う必要はありますが、それ以上に得られるものが大きいです。
何から始めていいかわからなかったり、失敗が不安だったりする方は、フランチャイズを検討しましょう。
買取業界の経営方法まとめ
買取業界は、コロナ禍の今でも伸びています。
買取の需要は、今後はさらに増えていくでしょう。
買取の経営には、下記の5つのスキルが必要です。
- 顧客を獲得する営業力・集客力
- お客様の接待スキル
- 固定費をなるべく下げる
- 商品知識
- 古物商許可証
古物許可証は、開業が決まったら取得しておきましょう。開業するときは、古物商許可の取得や電話番号・インターネットの環境整備などで費用がかかります。
最初は店舗を持たず、一人での開業がおすすめです。固定費を抑え、小さく始めてみましょう。
何から始めればいいかわからない方は、フランチャイズがおすすめです。フランチャイズはノウハウの取得や集客など、初心者にとってメリットがあります。
買取フランチャイズに興味がある人は、資料請求してみてください。