広告にはさまざまな種類がありますが、今回はチラシをピックアップしました。
出張買取で儲かりたいと考えているなら、広告は集客するために必要なツールです。
中でも、チラシはインターネットが流行る前から使われていた宣伝方法でした。
そのため、「今でもチラシは集客効果があるの?」と気になっている方もいます。
この記事では、チラシの集客効果が気になっている方に、出張買取でのチラシ営業の効果から作り方まで解説していきます。
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出張買取でチラシ営業は有効?
出張買取のチラシ営業は、以下2つの方法があります。
- 新聞チラシの効果は小さい
- ポスティングはいまだ効果が大きい
方法によって、効果に差があるため詳しく解説します。
新聞チラシの効果は小さい
新聞チラシは、新聞を取る方が減少しているため効果が小さくなっています。
2021年10月に公表された日本新聞協会のデータでは以下の推移を発表しています。
減少理由として、若年層や中年層の方が情報収集を新聞ではなくインターネットを利用しているのが原因の1つです。
上記のように、利用者が減少している点や、幅広い年代層に宣伝できない点を考えると新聞チラシは効果が薄いといえます。
ポスティングはいまだ効果が大きい
ポスティングは地域密着型の出張買取には効果が得られやすいです。
ポスティングの場合は新聞チラシと比べて、対象が決まっておらず、地域の全員にチラシを配布できるためです。
ただし、新聞チラシに対してポスティングは単価が高く費用がかかります。
新聞チラシとポスティングを比較した単価の例は以下の通りです。
内容 | サイズ | 単価 |
新聞チラシ | B4 | 2円〜4円 |
ポスティング | B4 | 4円〜8円 |
上記のように、ポスティングは新聞チラシに比べ2倍近く高いです。
とはいえ、反響率ではポスティングの方が高く、株式会社DEALの調査の結果では以下のように述べています。
- 新聞チラシ•••0.01%~1% (業種によって違う)
- ポスティング•••0.3%前後
業種によって異なりますが、ポスティングはチラシに比べ3倍近くの反響率です。
そのため、費用対効果はポスティングが高く、効果のある広告といえます。
出張買取のチラシのテンプレートや参考例はある?
「実際どのようにチラシを作ればいいの?」と思われている方に、ここではチラシのテンプレートをもとにチラシの作り方を解説していきます。
下記が実際にせきえもんが作成した、出張買取のチラシデザインです。
チラシを作る中で一番大切なことは、「売り手の目線で作成しているか」が重要です。
よく見る出張買取のチラシデザインでは「不用品を高価買取中!」などをよく目にします。
しかし、ユーザーはこの文字だけでは、チラシに注目してくれません。
理由として買取業の多くはブランド品などが多く、ユーザーも買取といってもブランド品などの高額商品だと考えてしまうためです。
そのため重要となることは、取り扱う商品は不用品であれば、どんなものでも対応する点をアピールすることが大切になってきます。
また見積無料や取引をしている写真を見せると、ユーザーから安心感を与えることができるためおすすめです。
出張買取におけるチラシ集客のメリットデメリットは?
出張買取におけるチラシ集客のメリット・デメリットに分けて、それぞれお伝えしていきます。
メリットとデメリットを知ることで、ご自身に合った集客方法なのか確認しましょう。
チラシ集客のメリット
チラシ集客のメリットは以下の通りです。
- 拠点とすべく地域にアピールできる
- 短期間で集客できる
- 企業からアピールしやすい
チラシ集客のメリットは、買取業を始めようとする拠点周辺に宣伝できるため、地域住民からの集客ができます。
さらに、ユーザーも近場に買取業者がいるため、チラシを手にした日から依頼する方も多く、短期間に向いた宣伝方法です。
またネット広告と比べ、キーワード検索やHPに来訪する必要がないため、こちらからユーザーへアピールできます。
以上のことから、他の広告に比べてもチラシ集客はメリットだといえます。
チラシ集客のデメリット
続いて、チラシ集客のデメリットは以下の通りです。
- 配布外の集客ができない
- 持続性的な効果が小さい
- 掲載できる情報量が少ない
チラシ集客は、配布したエリア以外は集客できません。また新聞チラシの場合は新聞を取っている方のみです。
新聞チラシやポスティングは、毎日別のチラシも折り込まれます。
そのため、日々のチラシは処分されることが多く、持続性的な効果は見込めません。
また、チラシにはサイズがあるため、伝えたい内容を絞りこむ必要があります。
他の広告ではサイズを気にせずに掲載できるため、その点はチラシ集客のデメリットです。
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チラシ以外の出張買取の集客方法は?
チラシ以外の出張買取の集客方法は以下の6つです。
- インターネット広告
- ホームページを作成する
- 訪問営業
- 店舗を構える
- 口コミや紹介
- 出張買取フランチャイズに加盟する
こちらの集客方法を、ここでは詳しくお伝えしていきます。
インターネット広告
ネット広告は、検索エンジンやWebサイトなどのインターネット経由で広告を出す方法です。
ネット広告にもさまざまな種類があり、リスティング広告・ディスプレイ広告・リターゲティング広告などが挙げられます。
ネット広告の最大の魅力は多くのユーザーに宣伝できる点です。
年代や地域など幅広く宣伝できる点は、これから出張買取業を拡大したい方には非常にメリットな宣伝方法だといえます。
とはいえ、広告が表示されるたびに費用が発生するものもあるため、お金がかかり続けるデメリットもあります。
ホームページを作成する
ホームページを開設して、検索エンジンのキーワードで上位を取って集客する方法があります。
例えば「出張買取 東京」など、出張買取業を地域に絞って検索しているユーザーは、出張買取業を探している方が多いです。
そこで、検索順位で上位表示できれば、ホームページに来訪される方も多く依頼数も増えてきます。
ただし、上位表示させるには、SEOなどの知識が必要です。
訪問営業
訪問営業は、広告を作成する必要がないため費用を抑えて集客できる方法です。
チラシの原稿を作るのが苦手な方には、訪問営業して宣伝してみてはいかがでしょうか。
とはいえ、広告とは違い1日に宣伝する件数は少なく、中には門前払いされる場合もあります。
精神面が強い方、トーク力に自信がある方に向いている集客方法です。
店舗を構える
店舗を構える際、看板などを作成するため、宣伝できる方法の1つです。
看板は店舗前を通行する人に対してアピールできるため、お店の中に呼び込みやすい集客方法といえます。
ただし、看板でのデザイン知識や店舗を構えるための費用が必要です。
口コミや紹介
SNSや知人を利用して、口コミや紹介してもらう集客方法があります。
しかし、出張買取を利用して悪徳な行為をする業者もいるため、出張買取は悪いイメージをもっている方も多いです。
そのため、口コミが広がりにくく集客方法としては効果は薄いといえます。
出張買取フランチャイズに加盟する
出張買取業で集客するなら、フランチャイズに加盟することが一番のおすすめです。
フランチャイズに加盟すると、紹介した集客方法のノウハウを教えてくれます。
そのため、集客方法がわからない方や初心者の方には非常にメリットです。
また、大手企業の名前を利用できるため、ユーザーからの信用を獲得しやすく無名な店舗より集客しやすい部分もあります。
これから出張買取業で集客したい方は、フランチャイズの加盟を検討してみましょう。
出張買取のチラシ営業は現在でも効果的!
この記事では、出張買取のチラシに効果があるか解説していきました。
結論からいうと、チラシ営業はやり方次第で効果的です。
チラシ営業は拠点とするエリアに広告を配布できるため、近場の買取業者を利用したい方には非常に効果のある宣伝方法だといえます。
買取業をこれから地域密着型で行いたい方は、チラシ営業を検討してみましょう。
ただし、新聞チラシでは対象となるターゲット層が決まってしまうため、おすすめはポスティングです。
費用は新聞チラシよりかかりますが、ターゲット層も広く、多くの地域住民に広告を配布でき、費用対効果はポスティングが高いといえます。
また、チラシ作りのポイントは「売り手の目線で作成しているか」が重要です。
それでもチラシの作り方がわからない方や苦戦している方は、フランチャイズに加盟すれば集客のノウハウを教えてくれるため、利用を検討してみましょう。