今回は、自宅でできるネット古物市場を紹介します。
実は、オンラインで開催されている古物市場は以前より存在していました。しかし、現物を確認して競りをおこなう方法が主体であったため、あまり普及していませんでした。
2020年に起きたコロナの影響で、オンラインの古物市場が急速に浸透してきています。
本記事では、オンライン古物市場について詳しく解説しています。オンラインだからこそのメリットやデメリットを理解して、オンライン古物市場に参加しましょう。
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オンライン古物市場とは?
オンライン古物市場とは、その名のとおり、古物市場をオンラインでおこなうことです。
古物市場とは、古物商同士が古物を売買する場のことを指します。
つまりは、今までは古物市場に足を運んで、仕入れをしていたのが、自宅で古物の仕入れができるようになりました。
時代の変化に伴い、いろいろな業界が変化している証拠です。
オンラインで参加できる古物市場
オンラインで参加できる主な古物市場は、以下の12個です。
- トレファクライブネットオークション
- エコリング the オークション
- モノバンクオークション
- オークネット
- JBAリアルライブネットオークション
- アプレオークション
- コメ兵オークション
- DAIKICHI AUCTION(大吉オークション)
- スターバイヤーオークション
- リステージ
- Rsオークション
- QPKオークション
以下で、それぞれ紹介します。
トレファクライブネットオークション
古物市場 | トレファクライブネットオークション |
取扱時ジャンル | 家具、雑貨、時計、骨董、ブランドなど |
開催日 | ブランド:第一月曜日 道具:毎週水曜日 |
初回参加料 | 30,000円 |
年間更新料 | 10,000円 |
手数料 | 落札金額に応じて1%~10% |
参加費 | 2,000円 |
公式HP | https://www.tf-livenet.com/ |
トレファクライブネットオークションは、トレジャー・ファクトリーが運営しています。
参加費は、1回2,000円です。
参加費は道具類の古物市場で、出品や落札した場合のみ発生します。
エコリング the オークション
古物市場 | エコリング the オークション |
取扱時ジャンル | 家具、雑貨、時計、骨董、ブランドなど |
開催日 | ブランド:毎週水曜日、金曜日 道具 :毎週火曜日 |
入会金 | 30,000円 |
年会費 | 20,000円 |
手数料 | ブランド:500〜2,000円 道具 :10% |
参加費 | 年会費20,000円で入場可能 |
公式HP | https://auction.eco-ring.com/ |
エコリング the オークションは、月間成約金額が業界TOPクラスで、約30億円です。
また、出品数も月間で約70,000以上と商品を豊富に取り揃えています。
成約率は、業界でも高水準の85%以上です。
モノバンクオークション
古物市場 | モノバンクオークション |
取扱時ジャンル | 着物、ブランド、宝飾品、時計 |
開催日 | 毎週金曜日、第二週以外の土曜日 |
入会金 | 20,000円 |
年会費 | 12,000円 |
手数料 | 成約手数料:3〜8% 落札手数料:3〜5% |
参加費 | 年会費12,000円で入場可能 |
公式HP | https://mwa.monobank.jp/ |
モノバンクオークションでは、事前下見や入札登録が可能で、当日の競りがスムーズにできます。
また、世界中からのバイヤーが参加しており、いつでも入札が可能です。
サポート体制もしっかりしているため、初心者でも安心です。
オークネット
古物市場 | オークネット レギュラー会員 | オークネット プレミアム会員 |
取扱時ジャンル | ブランド、宝飾品、時計、衣料、コインなど | ブランド、宝飾品、時計、衣料、コインなど |
開催日 | 毎週火曜日 | 毎週火曜日 |
入会金 | 0円 | 0円 |
月額会費 | 3,800円 | 9,800円 |
手数料 | 成約手数料:5% 落札手数料:6% | 成約手数料:3% 落札手数料:4% |
公式HP | https://www.brand-auc.com/ | https://www.brand-auc.com/ |
オークネットのオンライン古物市場は、毎週火曜日にリアルタイム方式で、おこなわれています。
また、PCでもスマホで、どこからでも参加が可能です。
過去最大1年間の買取相場が検索できる、サービスを提供しています。
JBAリアルライブネットオークション
古物市場 | JBAリアルライブネットオークション |
取扱時ジャンル | バック、時計、宝飾品 |
開催日 | バック:毎週木曜日 道具:第1・2・3週の月曜日 |
入会金 | 30,000円 |
月額会費 | 3,000円 |
手数料 | 販売手数料:3% 落札手数料:5〜10% 出品料:300円 |
参加費 | 月会費3,000円で入場可能 |
公式HP | https://www.brandauction.jp/ |
JBAリアルライブネットオークションは、バックや時計、装飾品に特化したオンラインの古物市場です。そのため、車や洋服などのジャンルは取り扱っていません。
また、ブランドオフとしてヤフオクの運営をしています。
古物市場には、古物商許可を取得している方しか参加できません。しかし、ヤフオクなら一般の方も参加が可能です。
アプレオークション
古物市場 | アプレオークション |
取扱時ジャンル | ダイヤモンド、貴金属、ジュエリー |
開催日 | 毎月11・25日 |
入会金 | 0円 |
年会費 | 0円 |
手数料 | 3〜5% |
参加費 | 3,000円 |
公式HP | https://apre-g.com/ |
アプレオークション最大の特徴は、入会金と年会費が無料です。
アプレオークションは、世界最大級のオークションを目指して、現在事業の拡大をおこなっています。
貴金属を取り扱うなら、アプレオークションがおすすめです。
コメ兵オークション
古物市場 | コメ兵オークション |
取扱時ジャンル | 宝石、時計、バック、アパレル |
開催日 | 宝石・時計・アパレル:第2・4水曜日 アパレル:月1回 |
入会金 | 30,000円 |
月会費 | 3,000円 |
手数料 | 落札手数料:0〜15% 出品手数料:3〜80% |
参加費 | 1商材あたり1,000円 |
公式HP | https://biz.komehyo-auction.com/ |
コメ兵オークションは、ブランド買取で有名なコメ兵が運営しています。
アパレルの古物市場では、価格の安い方が手数料の割合が高いです。
コメ兵オークションは、売る時も買う時も送料がかかりません。
DAIKICHI AUCTION(大吉オークション)
古物市場 | DAIKICHI AUCTION(大吉オークション) |
取扱時ジャンル | ブランド、時計、宝飾品 |
開催日 | 毎月18・25日 |
入会金 | 無料 |
年会費 | 無料 |
手数料 | 売り手数料:3〜5% 回手数料:3〜5% |
参加費 | 3,000円 |
公式HP | https://daikichi-auction.com/ |
DAIKICHI AUCTION(大吉オークション)は、入会金と年会費が無料で参加でる古物市場です。また、参加費は入札が成立した時点で発生します。
販売している商品は、すべて買取大吉の店舗に集まった商品で、3,000点以上が毎回出品されます。
状態の良くない商品も売却できるのが、DAIKICHI AUCTION(大吉オークション)の特徴です。
スターバイヤーオークション
古物市場 | スターバイヤーオークション |
取扱時ジャンル | 時計、宝飾品、バック、アパレル |
開催日 | 毎日 |
月会費 | 11,000円 |
手数料 | 10% |
参加費 | 落札手数料:5〜10% 出品手数料:550円 |
公式HP | https://biz.starbuyers-global-auction.com/ |
スターバイヤーオークションは、入会費と年会費が無料の古物市場です。
また、有名な買取店である「なんぼや」と同じ会社が運営をしています。
落札率は90%以上と、業界でもトップクラスです。
リアルネットオークション
古物市場 | リアルネットオークション |
取扱時ジャンル | 家具、雑貨、時計、骨董、ブランドなど |
開催日 | 毎週金曜日 |
年会費 | 30,000円 |
手数料 | 売り手数料:12% 買い手数料:7% |
参加費 | 1,500円 |
公式HP | http://next-restage.co.jp/ |
リステージは、全国のリユースショップ1,000店舗以上と取引があります。
また、リステージを運営している株式会社ecommiは、海外へのリユース事業もおこなっています。そのため、海外バイヤーが会員になり、取り扱える商品の幅が増えました。
海外のバイヤーへの支援や管理も徹底しています。
Rsオークション
古物市場 | Rsオークション |
取扱時ジャンル | バック、時計、宝石 |
開催日 | バック:月2回(水曜日) 時計:月1回(月曜日) 宝石:毎月2日 |
入会金 | 33,000円 |
年会費 | 年会費11,000円 |
手数料 | 落札手数料:2〜3% 出品料手数料:3〜5% |
参加費 | 1,100円 |
公式HP | https://rs-auction.jp/ |
Rsオークションは、ブランド楽一が運営しています。
ブランドバックと宝石は入札方式で、時計はリアルタイムの競り方式です。
商品によって、オークションの開始時間が異なるため、注意しましょう。
QPKオークション
古物市場 | QPKオークション |
取扱時ジャンル | 着物、骨董品、医術品、ブランドなど |
開催日 | 毎月4・12・23・24・28日 |
入会金 | 33,000円 |
年会費 | 22,000円 |
手数料 | 落札手数料:3% 出品手数料:5% |
参加費 | 年会費22,000円で参加可能 |
公式HP | https://www.net-qp.com/ |
QRKオークションでは、下見会場が用意されています。そのため、古物市場が開催される前に、現物をしっかりみて仕入れるかどうかの判断が可能です。
また、成約手数料は、値段によって変わるところが多くあります。しかし、QRKオークションは、割合が一定で計算がしやすいです。
オンラインのネット古物市場に個人も参加できる?
オンラインのネット古物市場には、個人でも参加可能です。しかし、古物商許可を必ず取得しておかなければいけません。
年会費や入会金が無料で参加できる古物市場もありますが、ほとんどが40,000円前後で会員となれます。
古物市場には、古物商許可を取得して、会員になれば誰でも参加が可能です。
オンライン古物市場のメリット・デメリットまとめ
どんなことにも、メリットやデメリットは存在します。
メリットとデメリットを理解した上で、古物市場に参加しないと、損をするかもしれません。
それでは、以下でそれぞれみていきましょう。
オンライン古物市場のメリット
オンライン古物市場のメリットは、以下のとおりです。
- 画像で好きな時間に下見が可能
- 複数のオンライン古物市場に参加可能
- 会場に行く必要がない
- 初心者でも競りに参加しやすい
- 海外バイヤーが参加しやすい
やはり、オンラインの古物市場で1番メリットであるのは、誰にも合わずに自宅で参加できることです。
コロナが収束していない、現在では、誰にも合わないのは最大の特徴だといえます。
オフラインの古物市場では、現地に行くまで何が販売されているかわかりません。しかし、オンラインの古物市場では、隙間時間に仕入れたい商品の下見ができます。
オンラインの古物市場は、初心者の方にとてもおすすめです。
オンライン古物市場のデメリット
オンライン古物市場のデメリットは、以下のとおりです。
- 現物を見られない
- 操作方法に慣れる必要がある
- 誰が入札したかわからない
- 情報交換の貴重な時間がない
- 手数料が高い場合がある
オンラインの古物市場では、出品されている商品の現物を見られません。そのため、実際に届いた商品が思っていたのと違うこともよくあります。
画像だけでどれだけ、商品のイメージが描けるかが大事です。
オンライン古物市場の注意事項
オンライン古物市場を利用するときの注意点は、以下の2つです。
- 商品の相場を把握する
- 手数料をチェックしておく
それでは、以下で詳しくみていきましょう。
商品の相場を把握しておこう
オンラインの古物市場に参加する前に、必ず相場を調べて把握していきましょう。
たとえば、メルカリやヤフオク!などを利用して、どれくらいの値段で売買されているかを確認するのがおすすめです。
近年では、フリマアプリで商品を購入する方が増えたため、売れている物を見れば相場がわかります。
オンラインだと、すべてが安く見えてしまい、どれでも利益が出そうに見えるため、相場を調べておきましょう。
手数料や送料のチェックを忘れずに!
オンラインの古物市場に参加すると、ほとんどのオークションに手数料がかかります。
オンラインの古物市場でかかる手数料は、以下のとおりです。
- 入会金
- 年会費
- 参加費
- 成約手数料
- 出品手数料
手数料は、古物市場によって変わるため、必ず確認が必要です。
手数料の割合を確認していないと、思ったよりも利益が出ない可能性があります。
雰囲気にのまれにくいオンライン古物市場は初心者の仕入れにおすすめ!
オンラインの古物入場は、初心者の方にもおすすめです。
オンラインの古物市場は、1人で自宅から参加できます。そのため、古物市場が初めての方でも、雰囲気にのまれにくく、いつも通りの仕入れが可能です。
しかし、参加する上で以下の2つは、必ず確認しておきましょう。
- 商品の相場
- オンライン古物市場にかかる手数料
上記2つを押さえてくだけで、オンラインの古物市場で利益の出る仕入れが可能です。
これから、古物市場に参加したいと考えている方は、オンライン古物市場への参加から始めてみましょう。
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