買取ビジネスの市場は年々拡大しています。
買取ビジネスを含むリユース市場は、近年のコロナ禍でも成長し続けてきました。今後も時流に乗ってさらに伸びると予想できます。
これから稼ぎたいと考えている方には、買取ビジネスへの参入がおすすめです。
本記事では買取ビジネスの今後と、急成長している買取方法について紹介します。なぜ今後の将来性があるのか、理由も詳しく解説しました。
買取ビジネスへのおすすめの参入方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
株式会社マクサスの採用情報を見る
買取ビジネスの今後は?儲かる?将来性はきつい?
買取ビジネスは今後も伸びると期待できます。
買取ビジネスに将来性がある理由は以下の通りです。
- 実は日本の家庭に眠る「かくれ資産」がたくさんある
- リユース業界の市場規模は毎年増え続けている
- 不景気は買取ビジネスを加速させる
それぞれの理由を詳しく解説していきます。
実は日本の家庭に眠る「かくれ資産」がたくさんある
日本の家庭には、使われないまま保管されている物が多いです。
かくれ資産の総額については、株式会社メルカリによる調査が行われました。2021年度の推計は以下の通りです。
日本の家庭に眠る“かくれ資産”の総額は推計約43兆7,269億円。国民一人あたり平均約34.5万円
引用:https://about.mercari.com/
不用品は捨ててしまうとお金になりません。しかし、売却した場合には推計約43兆7,269億円と見込まれています。
昨今はコロナ禍によって、家にいながら買取業者への売却やフリマアプリを利用する人も増えました。
物を売ることに対するハードルが下がってきています。
今後かくれ資産がどんどん売られると、買取ビジネスにも好影響を与えるでしょう。
リユース業界の市場規模は毎年増え続けている
リユース市場は2009年以降、12年連続で拡大しています。
リサイクル通信の調査によると、2021年度のリユース市場規模は2兆6988億円です。前年比は11.7%増と、引き続き好調に推移しています。
不用品売却のトレンドやSDGsへの注目もあり、2025年には3兆5000億円規模への拡大が予想されました。
買取ビジネスは時流に乗っています。
リユース市場には時代的な追い風が来ており、今後の伸びも期待できる業界です。時流に乗って儲けたい方は、できるだけ早めに参入を検討しましょう。
不景気は買取ビジネスを加速させる
不景気になると中古品売買の需要が高まります。
物価上昇や人口減少などが、今後の景気にダメージを与えるかもしれません。しかし、不景気になると買取ビジネスは伸びやすいです。
不景気になると、以下のような需要が生まれます。
- 家にあるものを売って現金化したい
- 古いものを売って新しいものを買う資金にしたい
- 必要なものは中古品で安く買いたい
需要に応えられるのがまさに買取ビジネスです。
不用品を自分で売ることもできますが、すぐ売れてお金になるとは限りません。一方、買取店で売ればすぐ換金できます。
手持ち金が必要とされる不景気には、買取ビジネスがマッチしているのです。
今後も急成長を続ける失敗しない買取ビジネスの買取方法
リユース業界では、以下の買取方法が代表的です。
- 店頭買取
- 出張買取
- 宅配買取
- 催事買取
- 古物市場
- 遺品整理
どの買取方法にも共通しているのは、市場が成長している点です。
ただし、同じ買取ビジネスでもそれぞれ特徴が異なります。一つずつ解説するので、買取業界に参入する前の参考にしてください。
店頭買取
店頭買取は、実店舗を構えて店頭で買取をする方法です。
お客様が持ち込んだ商品の査定を行い、買取金額を提示します。金額を了承してもらえたら、その場で支払いをして完了です。
お客様が現金をすぐ手に入れられるため、今後も需要が高いでしょう。
ただし対面での買取となるため、接客のクオリティも重視されます。愛想が悪かったり説明が足りなかったりすると、二度と利用してもらえないかもしれません。
地域に密着した買取店を長く運営したい方には向いています。
出張買取
出張買取は、お客様の自宅やオフィスに出向いて買取をする方法です。
電話やウェブから申し込みを受けたら、出張する日時を決めます。出向先で査定を行い、買取が成立したら支払いをして完了です。
大型の家具や家電、たくさんの不良品を売りたい方に需要があります。
移動は必要ですが、車を用意して地域限定で運営すれば問題ないでしょう。
また、出張専門の買取ビジネスであれば、自宅の一室から開業できて低リスクです。
今後は、家に眠るかくれ資産を売りたい方の需要にも応えられます。
宅配買取
宅配買取は、宅配便で送られてきた商品の買取を行う方法です。
査定が完了したら電話やウェブで金額を伝えます。買取が成立した場合、入金方法は基本的に銀行振込です。
非対面で完結できるため、忙しい方から需要があります。
ただし、取引がひと通り完了するまで時間がかかりやすいです。お客様から承諾の連絡を待ち、断られた場合は返送する必要もあります。
宅配買取はお客様にとっては気軽に利用できるので、今後も成長し続けるでしょう。
催事買取
催事買取は、スーパーや商業施設内に催事出店して買取を行う方法です。
手順は店頭買取と同じですが、あくまでもイベントとして期間限定出店します。
普段は買取店を利用しない方にも来てもらいやすいです。
ただし催事買取を専門にすると、場所が変わるためリピーターをあまり獲得できません。
店頭買取や出張買取と組み合わせて、新規顧客獲得に活用するといいでしょう。
自社の買取ビジネスの認知度アップに最適です。
古物市場
古物市場は、古物商同士が商品の売買を行う場所です。
一般のお客様相手ではなく、業者同士で取引をします。相場よりも安い買取や、珍しい物の買取をできる点がメリットです。
販売する商品の仕入れに活用できます。
また、古物市場で自社の不良在庫を売ることも可能です。買取ビジネスを続けていく上で、知っておいて損はありません。
リユース業界の市場規模は拡大しているため、今後も盛んに取引が行われるでしょう。
遺品整理
遺品整理は、亡くなった方の部屋の清掃や、遺品の買取をするビジネスです。
近年は高齢化社会にともない需要が増えています。今後もさらに市場規模が拡大するでしょう。
依頼料金に加えて、買い取った遺品販売で収益を得られます。
ただし、作業内容は遺品の整理に限りません。肉体労働や特殊清掃を求められるケースもあります。
遺品整理を続けるには、体力がありメンタルが強い方でないと難しいです。
体力とメンタルに自信がある方は、参入を検討してみてください。
ネット販売や海外への転売が今後もっと盛んになる!
今後は、買取だけでなく販売もしやすくなります。
かくれ資産や不用品をたくさん買取しても、売れなければ利益になりません。
しかし、ネットでの中古品販売も時代の流れにマッチしています。不景気になると、物を安く手に入れたい人は増えるからです。
また、近年フリマアプリやネット通販を利用する人は急増しました。
ネットで物を買うことに抵抗がなくなってきています。
今後は日本国内に限らず、海外への転売もより盛んになるでしょう。円安の状況も、海外転売においてはメリットです。
日本製品は海外で人気が高い傾向があります。国内で販売するより高く売れるかもしれません。
日本での買取ビジネスは、全体的に時流に乗っています。
今後の買取ビジネスをさらに躍進させる大手買取企業
買取ビジネスが伸びる要因として、大手買取企業の存在は大きいです。
買取業界の大手企業3社を以下に挙げました。
- 1位:ゲオホールディングス
- 2位:ブックオフグループホールディングス
- 3位:コメ兵ホールディングス
買取ビジネスに詳しくない方でも、名前を知っているような企業ばかりです。それぞれの特徴を解説します。
1位:ゲオホールディングス
ゲオホールディングスは、リユース業界のトップ企業です。
リユース売上高 | 1684億円 |
店舗数 | 1765店舗 |
代表的な事業 | ・ゲオ(スマホやゲームのリユース) ・セカンドストリート(総合リユース) ・OKURA(ブランド品のリユース) |
規模が大きく、買取業界の売り上げランキングでは断トツの1位を獲得しています。
特にゲオとセカンドストリートの事業が好調です。ブランド業態もやっており、幅広い商材を取り扱っています。
セカンドストリートは海外進出もしているほど好調です。
業界全体を通して、今後も買取ビジネスを盛り上げてくれます。
2位:ブックオフグループホールディングス
ブックオフグループホールディングスは、リサイクル業態が強い企業です。
リユース売上高 | 909億円 |
店舗数 | 409店舗 |
代表的な事業 | ・ブックオフ(古本屋) ・ブックオフスーパーバザー(総合リユース) |
ブックオフは古本屋としてスタートし、現在では古本チェーンの最大手に成長しました。中古本に限らず、総合リユース事業も行っています。
事業の拡大は、需要がありしっかり儲かっている証拠です。
本は中古で買って、読み終わったら売るという人も増えています。今後はブックオフでの本の売買が、不用品を売るきっかけを生み出してくれるでしょう。
3位:コメ兵ホールディングス
コメ兵ホールディングスは、ブランド業態が強い企業です。
リユース売上高 | 711億円 |
店舗数 | 135店舗 |
代表的な事業 | ・コメ兵(ブランド品のリユース) ・ブランドオフ(ブランド品のリユース) ・KOMEHYOオークション(ブランド品の古物市場) |
コメ兵グループは、ブランド品のリユース事業を数多く手掛けています。買取業界では、ブランド業態の最大手です。
海外にも、ブランド業態のグループ企業が複数あります。
海外を視野に入れた買取ビジネスは、今後さらに盛り上がる可能性が高いです。
買取ビジネスの今後に関するよくある質問
買取ビジネスの今後について、よくある質問を以下にピックアップしました。
- リサイクル業界の将来性は?
- リサイクル業界の現状は?
- リサイクル業界の伸び率は?
一つずつ回答していきます。今後買取ビジネスへ参入する際の参考にしてください。
リサイクル業界の将来性は?
リサイクル業界の将来性は高いです。
リユース市場は、2009年以降12年連続で成長しています。今後も拡大が見込まれる注目の業界です。
将来的に、2025年には3兆5000億円規模になると予想されています。
ただし中古品売買の需要が高まると、業者同士の競争も増えるかもしれません。買取ビジネスへの参入は早めに検討しましょう。
リサイクル業界の現状は?
2021年のリユース市場規模は2兆6988億円でした。
リサイクル業界は、近年のコロナ禍でもダメージを受けずに成長しています。
巣ごもり需要から、家にある不用品を売る人は増えました。また、フリマアプリやネット通販の利用者も増え、中古品売買への抵抗が減っています。
社会情勢の後押しもあり、買取ビジネスの現状は好調です。
リサイクル業界の伸び率は?
リサイクル業界全体を通して、伸び率は高いです。
2021年のリユース市場は、前年比で+11.7%伸びました。
中古品販売では、店舗販売が12%増、BtoCのネット販売は14.7%増を記録しています。
買取業界で利益を上げるには、中古品が売れやすいことも重要です。全体の伸び率のよさは、今後の買取ビジネスにも有利に働きます。
今後買取ビジネスに参入するなら出張買取FCがおすすめ
今後おすすめの買取ビジネスは出張買取FCです。
日本の家庭に眠るかくれ資産は、約43兆7,269億円と推定されています。かくれ資産の売却先には、出張買取が選ばれやすいです。
出張買取なら家にあるものをまとめて楽に売れるため、今後の需要に合います。
中でも買取マクサスのフランチャイズがおすすめです。
初心者が買取ビジネスに参入すると、失敗するリスクもあります。
買取マクサスの出張買取フランチャイズなら、本部のサポートが充実しており低リスクです。研修や独自システムの提供があり、未経験でも始められます。
今後稼ぎたいなら、まずはフランチャイズでノウハウを身につけるのが近道です。
買取ビジネスの今後は明るい!!
先行きが不安になりがちな時代ですが、買取ビジネスは変わらず伸び続けています。ここ12年間、コロナ禍や不景気でもダメージを受けていません。
今後のさらなる市場拡大も期待されている業界です。
今から買取ビジネスへの参入を検討しても全く遅くありません。今後の伸びを考えると、参入するなら少しでも早いほうが有利でしょう。
どの買取方法を選べばいいか迷う方には、出張買取のフランチャイズ加盟がおすすめです。今後に活きる買取スキルを習得できます。
まずは一度、資料を請求してみてください。