古物商の法令講習会には、参加することをおすすめします。
古物商ビジネスを行なっている方の中で、古物商の法令講習会に参加したことのない方もいると思います。
また、独学で古物商ビジネスを学んでいる方も多いのではないでしょうか。
法令講習会では必要な知識を効率良く学べる場のため、参加することがおすすめです。
この記事では、古物商の法令講習会について知らない方に向けて法令講習会の詳細について解説しています。
法令講習会について興味のある方はぜひご覧ください。
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古物商は法令講習会の参加しないといけない？義務？
法令講習会の参加は義務ではありません。
しかし、まだ一度も参加されたことがない方は、法令講習会に参加することをおすすめします。
法令講習会では、規則や法改正などの、古物商を行う上で必要な知識を得ることが可能です。
また、法令講習会に参加しないと、警察による立入調査が入る可能性があります。
そのため、法令講習会は義務参加ではないが、一度は参加することがおすすめです。
同業者に会えるので仕事仲間ができることもあります。
古物商の法令講習会は毎年10月前後
古物商の法令講習会は毎年10月前後に開催されます。
開催1ヶ月前になると、警察から案内状が届くので、案内に従って参加するようにしましょう。
案内状は往復ハガキになっていて、出欠の意思を記載した上で返信しなければいけません。
返信を忘れると、警察から電話で確認がくるため、出欠の有無にかかわらず返信しましょう。
また、講習会に参加しないと、営業状態を確認するため立入調査にくる可能性もあります。
法令講習会の内容
法令講習会の内容については下記の通りです。
- 開会宣言
- DVD講義
- パワーポイント講義
開会宣言では古物商防犯協力会の会長から挨拶があります。
そして実際の講義では、主に下記の内容についての説明です。
- 防犯3大義務
- 規則・法改正
- 古物営業の違反事例
講習会によって細かい内容は変わりますが、大まかな流れは同じです。
また、講義の所要時間としては90分ほどで、DVD講義とパワーポイント講義の間で15分ほどの休憩があります。
受付等の時間を含めても、3時間ほどで講習会は終わりです。
法令講習会持って行くものはある？
法令講習会に持って行くものは下記の通りです。
- 案内状
- 許可証
- 防犯連絡カード（持っている方のみ）
- 筆記用具
- 古物営業ガイドブック
- 古物台帳のコピー（希望者のみ）
持ち物の詳細連絡は、開催日前に送付される案内状に記載してあります。
防犯連絡カードは講習会に初めて出席した時にもらえるため、初参加の方は必要ありません。
2回目以降は防犯連絡カードに出席のスタンプを押してもらえるため、忘れずに持参しましょう。
古物台帳のコピーを持参すると、記載内容に誤りがないかチェックしてもらえます。
確認してもらえる良い機会なので、初めて参加する際は持参することがおすすめです。
2024年は？古物商の法令講習会を受ける方法
古物商の法令講習会に参加するには、新たに古物商許可を取得する必要があります。
古物商許可を取得すれば、法令講習会への参加は難しくありません。
しかし、現在は参加する上での注意点があるので、下記でご説明していきます。
すでに許可を持っている方は受けられない
すでに許可をお持ちの方は講習会に参加することはできません。
以前は毎年参加することができました。
しかし現在は、コロナの影響により、新たに許可を取得した方のみに向けて開催されています。
そのため、すでに許可をお持ちの方は講習会への参加ができなくなっているのです。
新たに古物商許可を取得した年に講習会に参加するようにしましょう。
コロナの影響で中止になっていないか都度確認しよう
コロナの感染拡大予防で講習会が中止になることもあります。
今後のコロナの影響次第で開催状況が変化する可能性があるため、管轄の警察署に都度確認するようにしましょう。
警察庁のwebサイトに日程や問い合わせ先が記載しているので、リンク先を参考にされてください。
警察庁webサイト：https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/kobutsu/horei_kousyukai/koshu.html
古物商の法令講習会まとめ
古物商の法令講習会について説明しました。
法令講習会とは、防犯や規制などの法律に関する知識についての講習会です。
個人で勉強することもできますが、参加した方が効率よく知識を得られるので必ず参加するようにしましょう。
また現在では、法令講習会の参加が、新規取得時のみに制限されています。
そのため、新規取得時に必ず法令講習会に参加するようにしましょう。
法令講習会では、古物商を行う上で必要な知識を得られます。
