フランチャイズ起業で失敗すると、多額の借金を背負うこともあります。
出来ればフランチャイズ起業で独立して失敗したくないと、誰もが考えるでしょう。
そこで今回は、フランチャイズでどうして失敗してしまうのか?ということを詳しく解説していきます。
具体的な失敗事例や、失敗しない方法などもまとめているので、そちらも参考にしてみてください。
記事を最後まで読んで頂くことで、フランチャイズ起業で失敗して借金を背負うことを防げるはずです。
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フランチャイズ経営での5つの借金が増える失敗例
フランチャイズ経営を失敗して、借金が増えてしまう5つの事例をご紹介いたします。
- 借金が増えて資金繰りができなくなった
- 契約解除で違約金が発生して自己破産
- フランチャイズ詐欺に引っかかった
- 本部に頼り切った経営をした
- フランチャイズが難しい業種を選んだ
それぞれの失敗例を、詳しく見ていきましょう。
借金が増えて資金繰りができなくなった
借金が予定よりも増えて、資金繰りが悪化するとフランチャイズ経営は失敗します。
フランチャイズ経営をする際に、資金繰りを管理するのは非常に大切です。
一時的に借金をすることもあるかもしれませんが、想定以上に借金をしてしまうと資金繰りは悪化します。
借金を返済できなければ、そのままフランチャイズ経営は失敗してしまいますね。
多くのオーナーは、初期費用のみを独立時の開業資金として準備しますが、それだけでは不十分です。
初期費用はあくまでも目安であって、事業が軌道に乗るまでのランニングコスト分も、開業資金として準備しましょう。
開業後すぐに集客出来ない可能性も、高いです。
目安として、半年間は売上が無くても事業を維持していけるだけの、資金を準備しておくのがおすすめです。
契約解除で違約金が発生して自己破産
フランチャイズ契約を途中で解除してしまい、違約金が発生して自己破産した事例もあります。
フランチャイズ契約を結ぶ際の契約書には、契約解除時の違約金が記載されていると思います。
やむを得ない事情で契約解除する時は、違約金がどれくらい発生するのかを知っておかなければいけません。
どうしても契約解除をしたい場合は、事前に違約金を払う方法を考えておくべきですね。
体調不良などに陥って、契約解除をしないためにも、フランチャイズ経営では自己管理を徹底する必要があります。
フランチャイズ詐欺に引っかかった
フランチャイズ経営は、フランチャイズ詐欺で失敗することもあります。
フランチャイズ詐欺とは実際には売上が出にくいのに、「必ず売れる」「必ず儲かる」などの言葉で、オーナーを騙す犯罪です。
運営本部が主催するセミナーなどに参加し、「必ず売れる」などの甘い言葉だけで誘われた時は注意が必要です。
フランチャイズ経営で独立して、絶対に売れるという事はありません。
詐欺でないきちんとした運営会社であれば、フランチャイズ経営をするリスクについても必ず説明します。
また、「絶対」という言葉は間違いなく使いません。
フランチャイズ詐欺に引っかからないようにする為に、運営会社が言っていることが本当なのかどうかを自分なりに調べましょう。
少しでも疑わしいと思った場合は、別のフランチャイズを探した方が良さそうです。
本部に頼り切った経営をした
運営本部に頼り切った経営をしても、フランチャイズ経営は失敗します。
運営本部は様々なサポートをしてくれますが、経営をするのはオーナー自身です。
運営本部と綿密な連携を図ってサポートを受けても、最後に決めるのは自分でなければいけません。
オーナー自身が主体的に行動できることが、フランチャイズ経営で失敗しないポイントです。
本部にだけ頼り切った経営をしていると、段々と運営本部もサポートに力を入れてくれなくなります。
本部に頼りきりにならず、信頼関係を積み上げていくことが重要ですね。
フランチャイズが難しい業種を選んだ
フランチャイズ経営をするさいに、フランチャイズが難しい業種を選んでも失敗します。
フランチャイズ経営には、向いている業種と向いていない業種があるのです。
介護業界のフランチャイズなどでは、失敗する人が多いですね。
介護業界のビジネスは、軌道に乗るまでの期間がかかるのが理由です。
運営本部は半年で軌道に乗せられると言っていても、実際には2~3年かかったりすれば、資金不足に陥ります。
今まで自分で経験したことのない業界でフランチャイズをする場合は、事前に自分でその業界について、調べるべきですね。
フランチャイズに向いている業種だけに絞り込んで、独立起業を検討する必要があります。
運営本部が言っている情報だけを鵜呑みにせず、自分なりに業種に関して調べてみてください。
オーナーの体験談などを調べると、実態が分かりやすいです。
フランチャイズ経営で失敗する原因
フランチャイズ経営で失敗する時には、以下のような原因があります。
- 資金が足りなくなってしまう
- 環境の変化に対応できなかった
- 本部と相性が合わなかった
- オーナーの経験が足りなかった
それぞれの原因を、詳しく解説していきます。
資金が足りなくなってしまう
フランチャイズ経営は、資金が足りなくなると失敗します。
フランチャイズ起業をする際は独立時に開業資金を準備しますが、多くの場合それだけでは足りません。
開業資金はあくまでも目安であって、事業をすぐに軌道に乗せることは出来ないからです。
開業資金プラス、半年間売上が無くても経営を維持できる資金があった方がいいですね。
資金が足りなくなると、借金を想定以上にしないといけなくなり、経営状態はさらに悪化します。
独立する前に十分な資金を準備しましょう。
環境の変化に対応できなかった
環境の変化に対応出来なければ、フランチャイズ経営は失敗します。
競合店が自店のすぐ目の前に出店したりすると、大きく売上が落ち込んでしまいます。
ドミナント戦略をとっているチェーン店であれば、同じ系列のお店が、近くに出店することもあるでしょう。
競合が出店してきても、うまく経営を維持できる方法を日ごろから考えておくのが大切ですね。
また、展開しようとしているビジネスが流行に左右されやすい業種でも、失敗しやすいです。
市場環境は常に変化していて、いつまでも同じ商材が同じように売れるとは限りません。
トレンドの流れには常に敏感になっておいて、いくつかの事業を並行して展開しておくと変化に対処しやすいです。
様々な環境の変化に対応できる柔軟性が、フランチャイズ経営で失敗しないコツですね。
本部と相性が合わなかった
フランチャイズ本部と相性が合わなくても、フランチャイズ経営は失敗します。
フランチャイズに加盟して独立起業すると、以下のようなことが運営本部から享受できます。
- フランチャイズ店のブランド力が使える
- 運営本部のノウハウが使える
- 運営本部の経営理念を学べる
ブランド力が十分でない場合や、ノウハウや経営理念が自分の考えと合わない場合は、フランチャイズが失敗しやすいです。
フランチャイズに加盟する際は、運営本部のノウハウや経営理念を事前に調べて、自分との相性を知っておきましょう。
思っていた以上に知名度が低く、集客に困る場合もあるので、ブランド力に関しても事前リサーチが必要です。
オーナーの経験が足りなかった
オーナーの経験が足りないことが、フランチャイズ経営の失敗の原因になることもあります。
フランチャイズ経営のオーナーになると、経営者としての能力が問われます。
今までどんなに優秀な会社員だったとしても、経営者に必要な能力とは別物です。
経営者の経験を積むには、毎日試行錯誤を繰り返して、学んでいく姿勢が重要です。
雇用されていた会社員とは違うスキルが必要なので、注意しておきましょう。
従業員を雇って行う事業の場合は、さらに「人材マネジメントスキル」が必要です。
運営本部に相談しながらも、自分なりに考えて経験を積んでいきましょう。
オーナーの経験値次第で、事業が独立後軌道に乗るかどうかが分かれます。
フランチャイズの成功率・失敗率・廃業率
フランチャイズ経営をして成功する確率は70%くらいだと言われています。
完全な個人事業で独立起業した場合は、成功確率は30%くらいなので、フランチャイズの成功率は高いですね。
とはいえ、30%のオーナーは失敗しているので、100%成功することはないと知っておきましょう。
日本商業学会が2006年に行った調査によると、フランチャイズの廃業率は6.32%とされています。
100人のオーナーが起業して、6人くらいのオーナーは廃業している計算なので、失敗して倒産する可能性もあります。
経営者が主体的に動き、努力をしないと成功しないばかりか廃業してしまうリスクもあるので、成功するための努力が必須です。
フランチャイズ経営で借金を増やして失敗しない方法
フランチャイズ経営で、借金を増やして失敗しない方法もあります。
どんな経営を心がければ、借金を増やして失敗しないのかまとめてみたので見ていきましょう。
経営について深く理解する
フランチャイズ経営で借金を増やして失敗しないためには、経営について理解度を高めるのが大切です。
経営者としてのスキルは、会社員が持っているスキルとは全く別物です。
会社員の時のスキルだけでは足りないものもあるので、経営に関して深く理解する気概がないと成功しないでしょう。
オーナーを対象にしたセミナーや勉強会に参加したり、専門書を読むなどして知識を高めてください。
経営について深く理解することが出来れば、借金を増やして失敗するリスクは軽減します。
自分に合っている本部を選ぶ
フランチャイズ経営で借金を増やして失敗しないためには、自分に合った運営本部を選ぶのが大切です。
運営本部の企業理念や経営方法などが、自分の考えと一致していないと失敗確率は高まります。
逆に運営本部との連携がスムーズであれば、借金を増やして失敗する確率は下がるでしょう。
フランチャイズ本部は、必ず自社の経営理念や方針を明確にしているので、契約の前に確認してください。
フランチャイズ契約を結ぶ際は、何度も本部の担当者と打ち合わせをするはずなので、事前に方針を聞いておくのも重要です。
本部と連携がうまくいけば、借金をして失敗するリスクは減ってきます。
資金や経営に関する計画を立てておく(借金に注意)
独立後の資金や経営に関する計画を綿密に準備することも、フランチャイズ経営で失敗しない方法です。
開業資金を準備する際は、出来るだけ借金をせずに準備しておいた方が失敗しにくいです。
安易に借金を重ねていると、金利の支払いもしなければいけなくなるので、フランチャイズ経営に影響します。
独立後自由に使える自己資金を、出来るだけ多く準備しましょう。
さらに、開業資金だけを資金として準備しただけでは不十分です。
起業した後すぐにビジネスを軌道に乗せることは困難だと考えられるので、暫く売上が無くても経営できる資金を準備しましょう。
半年間売上が無くても事業を継続できる資金があれば、失敗確率は下がります。
安易に借金を重ねないように、金銭面での準備を行うのは必須です。
契約内容を十分に確認する
契約内容を十分に確認することも、フランチャイズで借金をして失敗しない方法です。
契約内容をよく確認しないと、オーナーに対して不利な内容の契約の場合もあります。
- 本部に支払うロイヤリティの金額が、相場よりも異常に高い
- テリトリー制の明記がないので、同じチェーンの店舗が近隣に出店してしまう
オーナーに不利な条件で契約してしまうと、借金をして失敗してしまいやすいですね。
本部には必ずロイヤリティを支払わなければいけませんが、その金額が今の業種で適正かどうかをきちんと判断しましょう。
相場から異常にかけ離れている時は、本部に交渉するべきです。
契約書にテリトリー制の明記がないので、近くに競合が出来て失敗してしまうオーナーも多いです。
フランチャイズとしてお店を出店するのであれば、必ずテリトリー制の明記があるかどうかを確認しましょう。
テリトリー制の明記があっても、運営本部がどのような経営方針で考えているのかもヒアリングするのがおすすめです。
自店の売上を確保し続けることこそが、借金をせずにフランチャイズを成功させるポイントです。
安易に借金をしない為にも、契約書の確認は細部まで行ってください。
失敗例をブログで読んで学ぶ
フランチャイズ経営で借金をして失敗しないためには、独立の失敗例をブログで学ぶのもおすすめです。
ネットにアップされているブログには、実際にフランチャイズ経営で失敗した体験談が沢山記されています。
失敗体験のブログを読むことで、どんなところで借金をして失敗しやすいのかがよく分かるので、必ず目を通しておきましょう。
逆に言えば、失敗したブログに書かれていることに注意して経営を行えば成功しやすくなるということです。
ブログであれば誰でも無料で読めるメディアなので、気軽に学べておすすめです。
こちらのブログには、時系列で失敗事例が詳しく掲載されているので、目を通してみてください。
フランチャイズ経営で失敗して借金の末に個人破産事件になったことも
フランチャイズ経営で借金をし、失敗して個人破産事件になった事例もあります。
某コンビニのフランチャイズオーナーは、多額の借金をしてフランチャイズ起業しました。
最初は、きちんと売上も上がってロイヤリティの支払いも問題ありませんでした。
しかし、そのチェーンは「ドミナント戦略」でオーナーのお店の近隣に、系列のチェーン店を多数出店してしまいます。
テリトリー内でお客様を取り合うので、当然自店の売上は落ちてしまい、ロイヤリティの支払いすらも困難になります。
奥さん、息子さんなど一家総出でお店を切り盛りしますが、売上は回復せず、将来を悲観した息子さんは自ら命を絶ちます。
その後、オーナーさんは借金を背負ったまま失踪してしまい、後日遺体となって発見されたのです。
フランチャイズ経営をして悲惨な結果にならない為にも、十分な資金準備や契約内容の確認が必須だと言えますね。
今回ご紹介したようなことをチェックして、フランチャイズ経営で失敗しないようにしましょう。
フランチャイズでの失敗を防いで借金を抱えないようにしよう
今回は、フランチャイズで失敗して借金をしないためのポイントをご紹介してきました。
フランチャイズ経営では、失敗して借金をしないコツがいくつもあることがお分かりいただけたはずです。
今、フランチャイズ経営で失敗しにくい業界の一つに「買取業界」があります。
中でも買取マクサスでの独立起業は、失敗しにくいのでおすすめです。
買取マクサスでの独立起業がおすすめの理由をまとめてみました。
- ITでの集客に力を入れているので、個人で自宅で開業できる
- 自宅で開業できるため、開業資金がミニマム
- 出張買取の際も完全にアポイント制なので、一人で開業できる
- オンライン査定にも力を入れているので、出張コストも抑えられる
このような感じで、買取マクサスでフランチャイズ起業すると、低資金で事業が始められます。
いきなり多額の借金を背負う事もないので、失敗しにくいフランチャイズだと言えるでしょう。
サポート体制も充実していますし、独自の管理ツールも使える為、成功しやすい仕組みとなっています。
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