おたからやが展開するフランチャイズでは、近年トラブルが多発しています。
買取フランチャイズでは抜群の知名度を誇るおたからや。しかし、ここ最近おたからやフランチャイズでトラブルが多発しています。
今回の記事では、おたからやのフランチャイズでどんなトラブルが多発しているのかを、解説していきます。
おたからやフランチャイズは評判が悪いですが、本当なのでしょうか？
内容を確認しながら、トラブルを未然に防ぐ方法なども解説していきます。
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トラブル多発？おたからやのフランチャイズは儲からない？
おたからやフランチャイズはトラブルが多発していて、儲からない場合があると言われます。
買取フランチャイズは、フランチャイズ加盟者と運営本部が契約を結び、買取店を運営してもらうビジネスです。
契約内容を双方がきちんと確認して、同じ認識で契約を結べば、トラブルは起こらないはずです。
しかし、契約内容の認識にずれがあるなどして、おたからやフランチャイズはトラブルが多発しています。
間違えてはいけないのは、全てのオーナーが儲からないわけではなく、一定数のオーナーは儲かっているようです。
どうして、こんなに大きなトラブルになってしまっているのか？具体的な理由があるので、次項で解説しましょう。
おたからやフランチャイズがトラブルが多いといわれる理由
おたからやフランチャイズでトラブルが多いと考えられる理由は、以下の6つです。
- 「おたからやフランチャイズ被害者の会」が存在している
- 裁判？FC加盟店がおたからやを提訴
- 騙された？フランチャイズ本部に「絶対儲かる」といわれ。。。
- FC募集ページの収益シュミレーションが直営店
- いーふらん公式YouTubeで社員が高級車を次々購入している【悪印象】
- 最近YouTubeやニュースでこれらが取り上げられてさらにヒートアップ
詳しく見ていきましょう。
トラブル①「おたからやフランチャイズ被害者の会」が存在している
ここ近年のトラブル多発を受けて「おたからやフランチャイズ被害者の会」が発足しています。
「おたからやフランチャイズ被害者の会」とは、おたからやフランチャイズの現、元加盟オーナーらが運営する被害者団体です。
詳しくは後述しますが、会員にはおたからやを運営する「株式会社いーふらん」の社員もいます。
いーふらん社員の方にも、現在のおたからやフランチャイズのやり方に疑問を持っている人がいるようです。
「被害者の会」という団体が発足してしまうことで、おたからやフランチャイズのイメージはさらに悪くなっています。トラブル多発の原因にもなっていますね。
トラブル②裁判？FC加盟店がおたからやを提訴
おたからやはフランチャイズ加盟店から提訴をされています。
2022年の7月7日に、おたからやのFC加盟店は運営会社の「いーふらん」を提訴しました。
本部からの適切な指導や援助がなかったため、廃業してしまったという内容で、計約3,980万円の賠償を求める裁判です。
裁判沙汰になってしまったことで、さらにおたからやフランチャイズは儲からないと言われてしまっています。
トラブル③騙された？フランチャイズ本部に「絶対儲かる」といわれ。。。
おたからやフランチャイズ本部は、オーナー勧誘の際に「絶対儲かる」と言って、オーナーを口説いている場合もあるようです。
しかし、世の中に絶対に儲かるビジネスなどありません。確かに、軽率な発言ではありますが、加盟者側も正しく情報を調べる必要がありそうです。
なんとかして、オーナーを納得させ加盟させたい想いは伝わってきます。
とはいえ、買取フランチャイズをするリスクの部分も伝え、双方が納得して契約しないと、トラブルになるのは間違いないですね。
トラブル④FC募集ページの収益シュミレーションが直営店
おたからやフランチャイズはHPでの収支計算が、なぜか直営店売上を基準に計算されています。
公式HPでは2021年の「直営店売上の平均」が基準にされているのです。
買取フランチャイズとして開業した場合、いきなり直営店レベルの売上を上げられる可能性は低いです。
もし記載されているだけの売上が上げられなければ、当然利益はもっと少なくなります。
どれくらいの売上になるのかは、オーナーの力量で確かにかなり変わります。
とはいえ、いきなり直営店売上を基準にするのは、現実から乖離しているようにも思われますね。
トラブル⑤いーふらん公式YouTubeで社員が高級車を次々購入している【悪印象】
いーふらんの社員やフランチャイズオーナーの中には、フェラーリやポルシェなどの高級車を購入している人が沢山います。
フェラーリもポルシェも高額な車なので、かなりの給与や利益がないと購入できません。
いーふらんで働いていると、高級車に乗れるほど給与をもらえたり、利益を出せるというアピールなのでしょう。
しかし、社員や加盟オーナーの中には、まだまだ高級車に乗れるほど稼げていない人は沢山います。
高級車を次々と購入する動画をリリースし過ぎると、悪印象に受け取る人も多いはずです。
動画で「儲かること」をアピールしてもいいですが、節度をわきまえなければ、トラブルの火種にもなりそうですね。
トラブル⑥最近YouTubeやニュースでこれらが取り上げられてさらにヒートアップ
おたからやフランチャイズでのトラブルは、ここ最近ニュースやYouTubeで大きく取り上げられています。
大手メディアやYouTubeで取り上げられることで、おたからやにネガティブなイメージがついているのは、間違いないです。
以前は表に出ていなかったトラブルが、表面化しただけだとも言えます。
しかし、火のないところに煙は立たないと言われるように、トラブルになる原因は元々あったのでしょう。
【注意】すべてのトラブルがおたからや本部が悪いわけではない
注意してほしいのは、全てのトラブルの原因が運営本部にあるわけではない、ということです。
確かに、トラブルになりやすい仕組みにしている「いーふらん」にはいくらかの原因があります。
しかし、きちんと契約内容を確認せずにサインをしてしまった、オーナー側にも落ち度はあるでしょう。
もし、自分に不利な内容の契約であれば、サインをしない選択肢も出来ました。
ビジネスで成功している人は、契約内容を必ずよく確認します。
契約のリスクを認識せずにサインしてしまうと、どんなビジネスをしても失敗してしまう可能性は高いです。
おたからやFCのトラブルを訴える「おたからやフランチャイズ被害者の会」とは？
おたからやフランチャイズ被害者の会とは、おたからやのフランチャイズによって、被害を被ったと主張する団体です。
2022年現在、主に精力的に活動しているのは5人のメンバーのようです。
かなりセンシティブな内容も含まれるので、匿名で活動されています。
2022年の7月には、株式会社いーふらんを民事裁判で提訴されています。
悪質な契約内容なので、今後刑事裁判を起こす可能性もあるようです。
FC加盟店だけでなくいーふらんの社員も加盟している
おたからやフランチャイズ被害者の会には、フランチャイズのオーナーだけでなく、いーふらんの社員も加盟しています。
既に会社を退職された方もいらっしゃいますし、現在も会社に残って活動されている人もいらっしゃいます。
現役の社員の方も加盟して問題解決に取り組んでいるようなので、おたからやフランチャイズはかなり悪質なのかもしれません。
おたからや本部もガチギレ！被害者の会へ懸賞金1億円をかける！
おたからやフランチャイズ被害者の会の活動に対して、運営会社のいーふらんも黙っているわけではありません。
なんと、2022年11月にいーふらんは、フランチャイズ被害者の会などに1億円の懸賞金をかけ、情報提供を求め始めました。
リスティング広告で記事を掲載したりもしているので、かなりガチな反撃だと思われます。
トラブルだらけ？おたからやのフランチャイズについて
おたからやの概要をまとめてみました。
| 会社名 | 株式会社いーふらん |
| 古物商許可証番号 | 神奈川県公安委員会 許可 第451380001308号 |
| 本店所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3-3クイーンズタワーB15階 |
| 電話番号 | 0120-555-600 |
| FAX番号 | 045-330-4409 |
| 設立 | 2000年3月 |
| 資本金 | 4億8,000万円 |
| 代表取締役 | 渡辺 千代 鹿村 大志 |
| 従業員数 | 720名(2022年5月時点) |
| 事業内容 | 高級宝飾・時計・地金事業 買取事業 販売事業 オークション事業 ヘルスケア事業 フィットネス事業 水素吸入事業 ゴルフ事業 不動産事業 フランチャイズ事業 |
| 取扱品目 | 金、貴金属、ブランドバッグ、ブランド時計、楽器、古銭、カメラ、ホビーなど |
| 詳細 | 詳細を見る |
おたからやの主な取扱品目は、貴金属やブランド品となっています。
株式会社いーふらんとしては、フランチャイズ事業以外にも様々な事業を行っているようですね。
儲からない？トラブルが多い？おたからやフランチャイズのメリット・デメリット
おたからやでフランチャイズをするには、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか？
それぞれ、書きだしてみました。
メリット
まずはメリットからです。
- 低資金・低リスクで始められる
- 奨励制度が存在する
おたからやフランチャイズは、物件取得費用が安い特徴があります。
そのため、最低限の資金で開業できるのが強みでしょう。
買取店未経験の方でも、本部がしっかりと研修をしてくれる奨励制度もおすすめのポイントですね。
デメリット
一方のデメリットもまとめておきます。
- ブランド品に対する詳しい知識が必要
- おたからやのイメージが悪化している
おたからやの主力商品は「ブランド品」です。
そのため、ブランド品に対する知識は、ある程度勉強しておいた方がいいでしょう。
そして、今回の訴訟事件で全国的におたからやのイメージは悪くなっています。
イメージが悪いと、新聞広告が出来なくなる可能性などもあるので、こちらも大きなデメリットです。
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おたからやフランチャイズを加盟検討しているならトラブルの内容など自分でしっかり調べよう
今回はおたからやフランチャイズで起こっているトラブルについて、詳しく解説してきました。
1,000店舗を超える大きな会社なので、信用は高いですが、今回の事で今後どうなるのかは分かりません。
おたからやフランチャイズで上手く儲けるには、事前に自分でしっかり調べる必要がありそうですね。
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