古物商許可の申請は各都道府県によって、申請内容や提出物などが違います。
そのため、青森県の申請方法を理解して警察署へ提出しなければ、再提出や申請に時間がかかることも。
本記事では、青森県での古物商許可の取得方法や料金、必要書類について紹介していきます。
この記事を読むことで古物商許可取得の効率化や注意点を知ることができ、ご自身の合った取得方法を発見できるでしょう。
青森県で利用できる代行業者やよくある質問事項にも回答していきますので、最後まで読んで古物商許可取得の参考にしてください。
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古物商の取得方法
古物商許可取得と検索するとさまざまな取得方法がありますが、なかには地域によって取得方法が違うことがあります。
はたして青森県で古物商許可の取得方法は、どのように行えばいいのでしょうか。
青森県で、古物商許可を取得する際には以下の方法があります。
- 自分で青森の警察署に申請する
- 青森県の古物商許可取得代行業者に依頼する
こちらの2つのケースで、警察署に申請しなければ青森県では古物商許可を取得できません。
こちらの取得方法は、どちらもメリット、デメリットがあります!
どちらが、ご自身と合う取得方法なのか確認していきましょう。
自分で青森の警察署に申請する
自分で青森の警察署に申請する方法は、もっともポピュラーな申請方法です。
申請方法は、警察署に事前相談・必要書類を準備・申請費用を支払うなどご自身で行う必要があります。
必要書類については、この後詳しく説明していきますので確認しておきましょう。
こちらの申請方法は、ご自身で全て行うため労力は必要ですが費用を抑えて古物商許可を取得できます。
申請費用や提出書類の取得費用は必要ですが、それでも代行業者の利用に比べれば安いです。
とはいえ注意点として、営業所を管轄する警察署を把握しておかなければいけません。
例えば、弘前市で古物営業をする際は、弘前警察署に提出する必要があります。
つがる市に営業を拠点とする場合は、弘前警察署では申請できませんので、必ず担当管轄を調べて申請するようにしましょう。
青森県の古物商許可取得代行業者に依頼する
代行業者とは、行政書士のことです。
行政書士は、許認可の申請を代わりにできる資格であり、古物商許可の申請代行ができます。
行政書士は各都道府県で在籍しており、青森県でも300人ほどいらっしゃいます。
古物商許可の取得を代行業者に依頼した場合、ご自身でやる工程が減り、時間がない場合でも古物商許可を取得できるのがメリットです。
また、初めて古物商許可を申請する方は相談しながら進めることができます。
とはいえ、申請費用以外に代行してもらうための代行費用が必要です。
報酬費用については代行業者によって違いますが、予算に余裕のある方にはおすすめの申請方法だといえます。
青森で古物商許可が受けられない方
青森での古物商許可は、受けれない方は法律で決まっています。
古物営業法第4条に規定されている「欠格事由」に該当する方が、許可を受けれない人となっており、申請したとしても許可が通りません。
実際に古物営業法の欠格事由に記載してある内容は、下記の10項目です。
・破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者(罪種を問わず)禁錮刑や懲役刑に処せられ、又は無許可古物営業や名義貸しのほか窃盗、背任、遺失物横領、盗品譲受け等で罰金刑に処せられ、その執行を終わり、又はその執行を受けなくなってから5年を経過しない者
・暴力団員
・暴力団員でなくなってから5年を経過しない者
・暴力団員以外の犯罪組織の構成員で、強いぐ犯性が認められる者
・暴力団対策法第12条、第12条の4第2項及び第12条の6の命令又は指示を受けた者であって、受けてから3年を経過しない者
・住居の定まらない者
・古物営業法第24条(営業の停止等)の規定により古物営業の許可を取消され、その取消しから5年を経過しない者等
・精神障害により古物営業を適正に営めない者
・一定の未成年者
引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/
例えば、未成年の方や住所の定まらない方は、申請しても落ちる可能性は高いです。
古物商許可を取得する前に、上記10項目の「欠格事由」に当てはまらないかを確認しておくようにしておきましょう。
自分で古物商許可を取得する方法
ここでは、青森県で自分で古物商を取得する方法を解説していきます。
取得方法のやり方は多くありますが、ここでではもっとも効率的な取得方法を紹介!
もしも青森県で自分で古物商許可を取得する際は、以下の順番で取得してみましょう。
- 青森県の警察署の公式HPから資料をダウンロードする
- 必要書類の記入
- 警察署の古物担当官にアポイント・手続き・提出
- 古物所許可証を取得
決して難しいやり方ではないので、確認して実践してみましょう。
青森県の警察署の公式HPから資料をダウンロードする
まず古物商許可を申請する前に、申請に必要な資料を青森県の警察署の公式HPからダウンロードしましょう。
青森県の警察署でダウンロードできる資料は、以下のとおりです。
- 許可申請書(別記様式第1号)
- 古物営業誓約書(個人用)
- 古物営業誓約書(法人用)
- 古物営業誓約書(管理者用)
- 手数料納付書
- 略歴書
以上の項目は青森県用の様式で作成された資料であり、もしも他県の様式を使用した場合差し戻される可能性もあります。
よってこれらを事前にダウンロードして記載することで、申請に必要な書類で不備を出す確率は下がってきます。
個人と法人で使う書類が分かれているため、ご自身に合った書類をダウンロードして使いましょう。
必要書類の記入
資料をダウンロードしたら、必要書類を記入していきましょう。
例えば、実際の青森県許可申請書は以下の内容となっています。
黒の太枠になっている氏名や住所については、住民票や契約書に記載されている内容に沿って記入していけば問題ありません。
また、不要の文字となる「古物市場主」は横線で消す、公安委員会の名前の前に青森県を記入するようにしてください。
法人の場合は定款の提出も求められるため、会社の名前・事業内容・住所といった会社の基本情報などの記載も必要になってきます。
警察署の古物担当官にアポイント・手続き・提出
警察署に提出するときは、アポイントを取って手続き・提出をするようにしておくとことをおすすめします。
なぜなら、古物商許可の申請を担当している「古物担当官」が必ずいるとは限らないからです。
そのため、事前に電話をしてアポイントを取っておいたほうがよいでしょう。
古物担当官がいない場合、後日提出になる場合もあるため申請をスムーズにおこなうためにもアポイントはしておくべきです。
管轄する警察署の連絡先については、この後紹介していきますので、確認しておきましょう。
古物所許可証を取得
申請後、審査で問題なければ、ついに古物商許可の取得です。
審査期間はおよそ40日間程度です。
この期間中に警察署は、審査期間内に申請者が古物商となる人物として問題ないかを調査していきます。
調査の中には、実際に店舗が存在するのかなどの現地を確認することもあるようです。
警察署から審査合格の電話が来るので、古物所許可証を取りにいきましょう。
青森県警の警察署一覧
青森県で古物商許可を取得する際は、管轄区域の警察署へ提出する必要があります。
青森県内の警察署一覧は、下記のとおりです。
警察署 | 管轄地区 | TEL | 住所 | 詳細 |
青森警察署 | 青森市、東津軽郡のうち平内町、上北郡のうち七戸町 | 017-723-0110 | 青森市安方2丁目15-9 | 公式HP |
青森南警察署 | 青森市のうち青森市浪岡の区域 | 0172-62-4021 | 青森市浪岡大字浪岡字淋城87-1 | 公式HP |
外ヶ浜警察署 | 外ヶ浜町、今別町、蓬田村 | 0174-22-2211 | 東津軽郡外ヶ浜町字蟹田中師苗代沢3番地 | 公式HP |
大間警察署 | 大間町、佐井村、風間浦村 | 0175-37-2211 | 下北郡大間町大字大間字大間平20-91 | 公式HP |
むつ警察署 | むつ市、下北郡のうち東通村 | 0175-22-1321 | むつ市中央1-19-1 | 公式HP |
野辺地警察署 | 上北郡のうち、野辺地町、横浜町、東北町、六ケ所村 | 0175-64-2121 | 上北郡野辺地町新町裏1-1 | 公式HP |
弘前警察署 | 弘前市、中津軽郡、南津軽郡のうち藤崎町、北津軽郡のうち板柳町 | 0172-32-0111 | 弘前市大字八幡町3-3-2 | 公式HP |
鰺ケ沢警察署 | 西津軽郡 | 0173-72-2151 | 西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町207 | 公式HP |
つがる警察署 | つがる市 | 0173-42–3150 | つがる市木造赤根1番地4 | 公式HP |
五所川原警察署 | 五所川原市、北津軽郡のうち、鶴田町、中泊町 | 0173-35-2141 | 五所川原市字栄町6番地1 | 公式HP |
黒石警察署 | 黒石市、平川市、南津軽郡のうち、大鰐町、田舎館村 | 0172-52-2311 | 黒石市北美町二丁目47-1 | 公式HP |
八戸警察署 | 八戸市、三戸郡のうち階上町 | 0178-43-4141 | 八戸市城下1丁目16-25 | 公式HP |
三戸警察署 | 三戸郡のうち、三戸町、田子町、南部町 | 0179-22-1135 | 三戸郡三戸町大字川守田字関根4-3 | 公式HP |
五戸警察署 | 三戸郡のうち、五戸町、新郷村 | 0178-62-3241 | 三戸郡五戸町下モ沢向13-6 | 公式HP |
十和田警察署 | 十和田市、上北郡のうち六戸町 | 0176-23-3195 | 十和田市西六番町1- 41 | 公式HP |
七戸警察署 | 上北郡のうち、七戸町、東北町 | 0176-62-3101 | 上北郡七戸町字大沢57-49 | 公式HP |
三沢警察署 | 三沢市全般 | 0176-53-3145 | 三沢市平畑1丁目1-38 | 公式HP |
営業を拠点とする地域の管轄警察署を探してみましょう。
青森で古物商許可はいくらで取れる?青森でかかる料金は?
書類 | 金額 |
住民票の写し | 300円 |
身分証明書 | 300円 |
登記事項証明書(法人のみ) | 600円 |
申請手数料 | 19,000円 |
合計金額 | 20,200円 |
青森県で古物商許可を取得する費用は2万円ぐらいです。
また、車や電車などを利用する場合は交通費、古物商許可を取得後は古物商プレートや帳簿などの費用も必要になってきます。
法人の場合だと、登記事項証明書や役員・管理者が複数いる場合は、役員・管理者全員分の証明書類費用が必要です。
無料で古物商許可を取得できるわけではありませんので注意しましょう。
個人と法人で青森の古物商許可の取得方法は変わる?
個人と法人では、古物商許可の取得方法は変わりません。
ただし、提出する書類については異なります。
例えば、法人であれば個人に必要な書類に加えて「登記簿」「定款」が必要です。
また、身分証明書や住民票についても代表者・役員のものを法人では準備する必要があります。
個人と法人の添付書類を比較したものについては、このあと解説していきます。
書類を提出する際は、個人・法人どちらに該当するか確認しておきましょう。
【フォーマットあり】青森県の古物商許可取得に必要な書類まとめ
青森県の古物商許可取得に必要な書類は以下の通りです。
- 法廷書類
- 協力書類
古物商許可の申請をする場合、以上2つの書類を必ず提出しなければいけません。
これらの書類について、フォーマットも含めて確認していきましょう。
法廷書類
法廷書類とは法律上で必ず提出しなければいけない書類のことで。青森県だけではなくどの警察署でも求めらるものです。
青森県警察署で掲示されている法廷書類には、以下の書類内容となっています。
個人の場合 | 法人の場合 |
・許可申請書(別記様式第1号) ・略歴書(最近5年間の略歴記載のもの) ・住民票の写し (本籍記載のもので、個人番号の記載がないもの) ・身分証明書(市町村長発行) ・誓約書 (法第4条第1~9号に該当しない旨を誓約するもの) ・手数料納付書 | ・許可申請書(別記様式第1号) ・法人の定款 ・法人の登記事項証明書 ・略歴書 ・住民票の写し ・身分証明書 ※代表者・役員(監査役以上)に係るもの ・誓約書 (法第4条第1~8号に該当しない旨を誓約するもの) ・手数料納付書 |
申請書・略歴書・誓約書のフォーマットについては、静岡県警察HPからダウンロードできるので利用してみてください。
フォーマットをダウンロード
また住民票・身分証明書については、市区町村にて取得可能です。
身分証明書については、本籍地でしか入手できないため、取得する際は役所に郵送をお願いするか、現地に赴く必要があります。
法人の場合は、個人の必要書類に加えて定款と登記事項証明書が必要です。
登記事項証明書については、法務局で取得できるため法人の方は準備しておきましょう。
協力書類
協力書類は警察署が任意で求めてくる提出書類のことです。
協力書類は案件の内容や警察署によって異なりますが、主に以下のような書類のことをいいます。
- HPに関する書類
- 賃貸借契約書
- 大家さんからの使用承諾書
- 住所の見取り図
任意と言っても、提出しなけば許可が通らない可能性があります。
申請を円滑に進めるためにも、警察署から求められた場合は指示に従った方がよいでしょう。
ちなみにHPに関する書類とは、ホームページを利用して古物の取引を行う際に必要なURLが記載された書類のことです。
たとえば、メルカリやヤフオクなどで出店する場合は、プラットフォームにあるストアページを示す資料を準備する必要があります。
また、協力書類は警察署によって準備する書類も違ってくるため、事前に管轄の警察署に確認しておくと2度手間を防げます。
青森県で古物商許可の取得を代行してくれる業者
古物商許可申請を代行業者にお願いしたい方に、青森県で代行申請をお願いできる業者をここでは紹介していきます。
紹介する代行業者は以下の通りです。
- 行政書士永瀨めぐみ事務所
- 徳差行政書士事務所
- 行政書士法人アネクト法務事務所
- 行政書士森永事務所
以上4つの行政書士事務所は、青森県でも300人ほどいる行政書士の中でもおすすめの代行業者です。
代行業者を利用するとさまざまな手間が省けるため、初めて古物商許可の申請をする人は検討してみましょう。
行政書士永瀨めぐみ事務所
会社名 | 行政書士永瀨めぐみ事務所 |
料金 | 法人の場合:44,000円〜 個人の場合:33,000円〜 |
相談料 | 無料 |
TEL | 080-3337-8285 |
営業時間 | 8:30-17:30 |
住所 | 青森県青森市中佃2丁目9番3号 (Googleマップ) |
詳細 | 公式HP |
行政書士永瀨めぐみ事務所は、古物商許可の申請から許可証の受け取りも代行可能です。
料金については個人と法人で違います。個人の場合だと33,000円から代行可能です。
また、許可取得後に必要な手続きについてもアドバイスしてくれるため、古物台帳作成など準備忘れをする心配もありません。
行政書士永瀨めぐみ事務所では、代表者や営業所が変更になった場合の変更届も代行可能です。
所在地については青森市にあるため、近辺でお住まいの初心者の人にはおすすめの行政書士だといえます。
徳差行政書士事務所
徳差行政書士事務所は、申請に必要な書類収集・作成や手続きを代行してくれる行政書士事務所です。
警察署との事前相談、交渉もしてくれます。
料金については、33,000円から役員や管理者等の人数によって費用が上がるシステムです。
警察署との交渉が苦手な方にはおすすめの代行業者となっています。
行政書士法人アネクト法務事務所
行政書士法人アネクト法務事務所は、高知県にある行政書士事務所です。
住所は高知県ですが、古物商許可の代行業務は全国で行っています。
年間相談件数500件以上と実績数も多く信頼の高い行政書士事務所だといえるでしょう。
費用については23,100円からと料金についても割安です。
依頼できる内容は警察署の打ち合わせから申請書類の作成までとなっています。
警察署に申請を届け出るのはご自身で行う必要がありますが、費用を抑えたい方にはおすすめの代行業者です。
行政書士森永事務所
行政書士森永事務所は滋賀県にある行政書士事務所です。
住所は滋賀県ですが、古物商許可の代行業務は全国で対応しています。
面談や相談についてもリモートで行っているため、初めての古物商許可で不安がある方も安心です。
費用については16,000円からと、依頼内容によって料金も異なりますが、紹介した行政書士事務所の中でも一番の最安値です。
16,000円の業務内容は申請書作成のみとなっており、必要書類の準備・申請の届出はご自身で行う必要があります。
とはいえ、トコトン費用を抑えて代行業者にお願いしたい方には行政書士森永事務所がおすすめです。
青森県の古物商許可に関するよくある質問
ここでは、青森県の古物商許可についてのよくある質問事項を、買取業を営むせきえもんが回答していきます。
よくある質問事項は以下の通りです。
- 古物商許可に有効期限はある?何年?
- 古物商のプレートって何?
- 青森で古物商許可は誰でも取れる?
- 青森で古物商許可を取らずに営業するとバレる?
- メルカリやヤフオクなどの転売・せどりでも古物商許可は必要?
- 古物商許可の取得にどのくらいの日数がかかる?
以上6つの質問事項に回答していきますので、気になる方は確認していきましょう。
古物商許可に有効期限はある?何年?
古物商許可には有効期限はありません。
更新などの手続きもなく古物商を廃業しない限り半永久的に使い続けられます。
ただし、許可を取得した場所を変更するなどの手続きについては変更届の提出が必要です。
また、古物商としての営業を6カ月間行っていない場合は、許可を取り消される可能性もあります。
古物商のプレートって何?
古物商のプレートとは、公安委員会より正式に許可を取って営業している証明になるものです。
もしも設置していない場合は、古物営業法違反として10万円以下の罰金が科される可能性があるため必ず掲示するようにしましょう。
実際のプレートについては、以下の写真を参考にしてください。
こちらのプレートはご自身で作成しても問題ありません。
とはいえ、プレートを自作で作る際は、古物営業法で定められている様式で作成する必要があります。
古物営業法で定められている様式は以下の通りです。
- 縦8㎝、横16㎝のサイズ
- 金属やプラスチックなど、耐久性のある素材を使用する
- 紺色に白い文字で記載する事
- 古物商許可番号を記載する事
- 古物商の氏名や会社の名称を記載する事
自作が苦手と思われる方は、Amazonなどのネットショップでも作成してもらえますので、該当する方は利用してみましょう。
ちなみに料金については、2,000円~3,000円程度です。
古物商プレートを発注
青森で古物商許可は誰でも取れる?
青森県での古物商許可の取得は、基本的に誰でも取得できる資格です。
ただし、古物営業法第4条に記載してある「欠格事由」に該当する方は、古物商許可を受けられません。
たとえば、住居の定まらない方は「欠格事由」に該当します。
青森で古物商許可を取らずに営業するとバレる?
青森で古物商許可を取らずに営業した場合、バレる可能性は高いです。
実際に、古物商を無許可で行った場合にバレるケースは以下のものがあります。
- 第三者からの通報
- 警察の盗品捜査時
- フリマやオークションサイトに古物商許可番号の掲示がない場合
このように、バレない保証はどこにもありません
ちなみに、無許可営業をした場合は3年以下の懲役または100万年以下の罰金という重い罰則です。
リスクを考えても、青森で古物転売をするなら古物商許可は必ず取得しておくべきでしょう。
メルカリやヤフオクなどの転売・せどりでも古物商許可は必要?
メルカリやヤフオクなどで、古物を扱う場合は古物商許可は必要です。
現在メルカリやヤフオクから、古物商許可の提出を求めてくるようになりました。
ただし、以下のケースでメルカリやヤフオクを利用した場合、古物商許可は必要ありません。
- 自分が利用する目的で購入した新品・中古品商品を出品した場合
- 小売店から利益目的で買った新品商品を出品した場合
- 小売店以外から自分が利用する目的で購入した新品・中古品商品を出品した場合
これらの条件に満たしていた場合、メルカリやヤフオクでの転売・せどりを行ったとしても古物商許可を必要としません。
古物商許可の取得にどのくらいの日数がかかる?
古物商許可の取得には、申請から40日ぐらいの期間が必要だといわれています。
古物商許可とは申請をすればすぐに取得できるものではありません。
警察署の審査が入り、調査に日数が必要になってきます。
また、代行業者にお願いした場合は、警察との打ち合わせや書類準備・作成に1〜3週間の期間が必要です。
青森県で古物商許可を取得する方法まとめ
この記事では、青森県で古物商許可を取得する方法について解説していきました。
古物商許可を取得する際は、必要書類・手数料を準備して営業を拠点とする場所を管轄する警察署へ提出する必要があります。
もしも、申請に不安がある方は代行業者に依頼するのもおすすめです。
古物商許可を取得するのは、国家資格のように筆記や実技などの試験はなく決して難易度が高いものではありません。
今回紹介した取得方法を参考に、青森県で古物商許可を取得してみましょう。
古物商開業の前には、古物商許可の取得が必須です。