高知県では個人で誰でも、古物商許可を取得することが可能です。
今回は高知県で古物商許可を、取得する方法を解説します。記事を読んで頂くことで、誰でも高知県で古物商許可を取得出来るようになるでしょう。
古物商許可代行をしてくれる業者の一覧もまとめているので、そちらも参考にしてみてください。
最後まで読んで、高知県でスムーズに古物商許可を取得しちゃいましょう。
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古物商の取得方法
高知県で古物商許可を取得するには、以下の2通りの方法があります。
- 自分で高知の警察署に申請する
- 高知県の古物商許可取得代行業者に依頼する
それぞれの方法を、特徴などを交え詳しく解説していきます。
自分で高知の警察署に申請する
高知県で出来るだけ安く古物商許可を取りたいのであれば、自分で高知の警察署に申請するのがいいでしょう。
古物商許可は取得する場所の管轄警察署に申請すれば、誰でも取ることが出来ます。
申請時に少しの費用はかかりますが、個人で申請すると費用を最低限に抑えることが可能です。
警察署に相談しながら行えば分からない部分も教えてくれるので、管轄の警察署に相談してみてください。
高知県の古物商許可取得代行業者に依頼する
高知県で古物商許可を簡単に取得したいのであれば、古物商許可取得代行業者を利用するのがおすすめです。
古物商許可取得代行業者とは、個人に代わって許可申請や警察とのやりとりを行ってくれる業者です。古物商許可申請を行う時は、様々な書類を準備しなければいけません。
古物商許可取得代行業者に依頼すると、書類の準備などを全て行ってくれるので時間を節約することが出来ます。
古物商許可申請を行う方は、殆ど専門知識がない方ばかりでしょうから、こうした代行業者を活用するのはおすすめです。
ただし代行手数料として数万円の費用がかかるので、自分で取得する方法と比べてリーズナブルではありません。
高知で古物商許可が受けられない方
高知県で古物商許可を受けられない方は、以下のような方です。
- 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
- 禁錮刑や懲役刑に処せられ、又は無許可古物営業や名義貸しのほか窃盗、背任、遺失物横領、盗品譲受け等で罰金刑に処せられ、その執行を終わり、又はその執行を受けなくなってから5年を経過しない者
- 暴力団員
- 暴力団員でなくなってから5年を経過しない者
- 暴力団員以外の犯罪組織の構成員で、強いぐ犯性が認められる者
- 暴力団対策法第12条、第12条の4第2項及び第12条の6の命令又は指示を受けた者であって、受けてから3年を経過しない者
- 住居の定まらない者
- 古物営業法第24条(営業の停止等)の規定により古物営業の許可を取消され、その取消しから5年を経過しない者等
- 精神障害により古物営業を適正に営めない者
- 一定の未成年者
引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/
上記10項目に該当する方は、高知で古物商許可が取得出来ません。
古物営業法第二章の第四条で、上記の10項目が「欠格要件」に定められています。
欠格要件に1つでも該当する方は古物商許可を得られないので、注意しましょう。特に犯罪歴や破産歴がある方は、警察に要チェックされます。
ただし犯罪歴や破産歴があっても、一定の期間が過ぎ喪が明ければ取得することは可能です。
ご自身に犯罪歴や破産歴がある方は、許可取得代行業者に相談すると取得がスムーズでしょう。
自分で古物商許可を取得する方法
高知で自分で古物商許可を取得する際は、以下の方法で行います。
- 高知県の警察署の公式HPから資料をダウンロードする
- 必要書類の記入
- 警察署の古物担当官にアポイント・提出
- 古物所許可証を取得
詳しく解説していきますね。
高知県の警察署の公式HPから資料をダウンロードする
初めに高知県警察の公式HPから以下の資料をダウンロードします。
- 古物商・古物市場主許可申請書(別記様式第1号)
- 古物営業誓約書(役員用)
- 古物営業誓約書(個人用)
- 古物営業誓約書(管理者用)
- 古物営業許可申請等手数料納付書
- 略歴書
個人用と法人用で種類が違う書類があるので、間違えずダウンロードしてください。
ホームページを見てみると、詳しい注意書きなども書かれているので、内容も確認しておきましょう。
古物商許可証を申請する時に必要なこともあります。ダウンロードした書類は手書きで記入するので、プリントアウトが必要ですね。
必要書類の記入
ダウンロードした書類に、記入をしていきます。
高知警察のHPからダウンロードした書類は全て必要な書類です。漏れのないように全て記入してください。
添付されている書類に書き方が載っているので、よく読めば記入方法も分かるはずです。
分からないところは警察に問い合わせると教えてもらえます。
警察署の古物担当官にアポイント・提出
書類への記入が済んだら高知県内の管轄警察署にアポを取ります。
各警察署に古物担当官がいるので、必ず1度電話でアポイントを取ってください。
電話をせずに来署しても、古物担当官と出会えないことが多いです。電話をかけた際にダウンロードした書類以外に必要な書類を教えてくれるので、聞いておきましょう。
申請する警察署で必要書類が違う場合があるので、確認が必須です。
全ての書類が揃ったら古物担当官に書類を提出して、古物商許可申請は完了です。
古物商許可証を取得
必要な書類が受理してもらえれば、1~2か月後に古物商許可が下ります。
警察署から連絡があるので、許可証を取りに伺いましょう。期間はまちまちですが大体1~2か月程度で連絡があります。
必要書類の受理がされたほとんどの場合、許可されたと思って問題ありません。
警察では書類の受理時点で、提出者にスクリーニングをかけています。
無事に受理されたという事は審査に通過したという事なので、受理後に申請が通らない事はほぼありません。
高知県内の警察署一覧
高知県内の警察署を、一覧にしてみました。
警察署 | 管轄地区 | TEL | 住所 | 詳細 |
安芸警察署 | 安芸市、安芸郡、奈半利町、田野町、安田町 北川村、馬路村、芸西村 | 0887-34-0110 | 安芸市矢ノ丸2-9-2 | 公式HP |
窪川警察署 | 四万十町 | 0880-22-0110 | 高岡郡四万十町榊山町4-19 | 公式HP |
高知警察署 | 高知市(東部、南部を除く) | 088-822-0110 | 高知市北本町1-10-12 | 公式HP |
高知東警察署 | 高知市北部地域、嶺北地域 | 088-866-0110 | 高知市大津乙807番地1 | 公式HP |
高知南警察署 | 高知市南部 | 088-834-0110 | 高知市桟橋通4-15-11 | 公式HP |
佐川警察署 | 佐川町、越知町、仁淀川町 | 0889-22-0110 | 高岡郡佐川町丙3555 | 公式HP |
宿毛警察署 | 宿毛市、大月町、三原村 | 0880-63-0110 | 高知県宿毛市幸町7番54号 | 公式HP |
須崎警察署 | 須崎市、檮原町、津野町、中土佐町 | 0889-42-0110 | 須崎市山手町1-8 | 公式HP |
土佐警察署 | 土佐市、吾川郡いの町、高岡郡日高村 | 088-852-0110 | 土佐市高岡町甲1842-1 | 公式HP |
中村警察署 | 土佐清水市、四万十市、黒潮町 | 0880-34-0110 | 四万十市右山2034番地17 | 公式HP |
南国警察署 | 南国市、香南市、香美市 | 088-863-0110 | 南国市大埇乙799-1 | 公式HP |
室戸警察署 | 室戸市、安芸郡東洋町 | 0887-22-0110 | 室戸市室戸岬町5523-1 | 公式HP |
各警察署に管轄地区のリストを挙げているので、表を参考に自社の管轄を調べましょう。
古物商許可の申請は、営業している地域を管轄している警察署に届け出る必要があります。
分からなければ警察署に問い合わせれば、教えてくれるはずです。
高知で古物商許可はいくらで取れる?高知でかかる料金は?
高知県で古物商許可を取得するには、22,000円くらいの費用が必要です。
費用の内訳をまとめてみました。
申請手数料 | 19,000円 |
公的書類の取り寄せ費用 | 1,900円程度 |
古物商許可プレート代 | 2,000円~3,000円程度 |
高知県で古物商許可を取得する際は手数料の19,000円が必須です。
また住民票や本人確認証などの、公的書類が必要です。取り寄せに1,900円程度かかるでしょう。
さらに許可取得後は古物商プレートを作成しなければいけません。プレートの作成には、2,000円程度の費用がかかります。
個人と法人で高知の古物商許可の取得方法は変わる?
高知県で古物商許可を取得する際、個人でも法人でも違いはありません。
個人は個人用の書類に記入し、法人は法人用の書類に記入すればいいだけです。ただし法人の場合は登記簿や定款も一緒に提出する必要があります。
さらに法人の場合は、役員の方の住民票や本人確認証が必要です。
やることは同じですが、個人と法人で必要書類に若干の違いがありますね。
【フォーマットあり】高知県の古物商許可取得に必要な書類まとめ
高知県で古物商許可を取得する際、必要な書類は以下の2種類です。
- 法定書類
- 協力書類
それぞれいくつかの種類があるので、解説します。
法定書類
法定書類とは法律で定められている書類で、許可申請の際は必ず提出する書類です。
以下のような書類が、法定書類にあたります。
- 古物許可申請書
- 住民票
- 身分証明証
- 誓約書
- 略歴書
- 法人の場合は登記簿、定款
古物許可申請書や誓約書、略歴書は高知県警察の公式HPのフォーマットを使いましょう。
その他の住民票や身分証明証は役所に行って発行してもらいます。身分証明証は運転免許証などではダメなので注意してください。
さらに法人の場合は、登記簿や定款を一緒に提出します。
協力書類
協力書類とは、高知警察が任意で提出を求めている書類です。
協力書類は以下のような物になります。
- HPに関する書類
- 賃貸借契約書
- 大家さんからの使用承諾書
- 家の見取り図
オンライン上で取引をする場合には、HPなどに関する書類が必要です。
事務所として活用する物件の、賃貸契約書も提出を求められるでしょう。また物件の大家さんからの使用承諾書も、必要になります。
更には物件の見取り図を提出して欲しいと、言われることもあるかもしれません。
管轄の警察署で、協力書類の内容が若干変化します。古物担当官によく聞いてみましょう。
「任意での提出」となっていますが、実質は必須書類なので必ず揃えるようにしてください。
高知県で古物商許可の取得を代行してくれる業者
高知県で古物商許可の取得代行をしている業者を、一覧にしてみました。
代行業者の特徴なども書いているので、確認していきましょう。
ショシナビ
ショシナビは全国各地の、古物商許可取得の代行を行っている企業です。
本社は岐阜県にありますが、高知県の古物商許可取得も代行してくれます。
許可取得出来そうかどうかを、無料で診断するツールもあります。1分で自己診断出来るので便利ですね。
スタンダードプランとプレミアムプランがあり、忙しい方にはプレミアムプランがおすすめです。
スタンダードプランだと警察への申請は自分で行わなければいけません。一方のプレミアムプランだと警察とのやりとりや申請まで全て行ってくれます。
52,800円と高額なプランにはなりますが、自分で申請する暇がない人は活用しましょう。
行政書士法人アネクト法務事務所(高知県高知市北本町)
会社名 | 行政書士法人アネクト法務事務所 |
料金 | 23,100円~ |
相談料 | 無料 |
TEL | 088-856-7327 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
住所 | 高知県高知市北本町3丁目10番26号 (Googleマップ) |
詳細 | 詳細を見る |
行政書士法人アネクト法務事務所最大の特徴は、アフターケアがしっかりしているところです。
申請に通らなかった時は全額返金してくれます。また、変更手続きを再依頼する時は、割引価格で対応してくれるので良心的です。
全国の古物市場リストなどが入ったCD-Rを無料で作ってくれるので、初心者古物商には有難いですね。
土日祝日も対応していますし、高知県はもちろん全国の許可申請代行に対応しています。何度でも無料相談が出来るので、早速相談してみましょう。
バーベル合同会社(高知県四万十市中村大橋通)
バーベル合同会社は高知県の四万十市にある、古物商許可代行業者です。
地域密着型の業者で、警察とのやりとりも対応してくれます。申請通過後は古物プレートの作成なども依頼できるところがポイントです。
高知県西部で古物商許可が欲しい方は、バーベル合同会社に相談しましょう。
高知県の古物商許可に関するよくある質問
高知県で古物商許可の取得の際には、よく見かける質問があります。
よくある質問に、詳しく答えてみました。
古物商許可に有効期限はある?何年?
高知県の古物商許可に、有効期限はありません。
ただし6カ月間営業の実態が無いと、許可証が取り消される可能性があります。
古物営業法では6カ月間営業を行っていない古物商は、許可証を返納するように定められているのです。
近いうちに開業しようとして古物商許可を取得し、6カ月間開業しなければ許可証は返納する必要があります。
開業の為に許可証を取得するのであれば、ある程度スケジュールが決まってから取得しましょう。6カ月間休業してしまった場合も、返納の義務は発生します。
古物の取引が出来ないのであれば、ウェブサイトの更新業務などでも営業と認められます。
何らかの方法で営業活動を行うようにしてください。
古物商のプレートって何?
古物商プレートとは古物商許可を取得した人が、古物商を営む際に掲示しなければいけないプレートです。
古物商プレートは古物営業法で以下のような形式でないと、いけないと定められています。
- 横16㎝、縦8㎝のサイズ
- 金属やプラスチックなどの耐久性がある素材で作る事
- 紺色の下地に白い文字で印字する事
- 古物商許可番号を必ず記載する事
- 古物商の会社の名称か、許可を得た人の氏名を書く事
こちらの条件に当てはまった物が、以下のようなプレートです。
古物商を営む時は、このプレートを掲げて営業していないと違法になります。
そして古物商プレートは以下のような方法で、作る事が可能です。
- 古物商防犯協力会で購入する
- Amazonなどに出店している作成業者に依頼する
- 古物商許可取得代行業者に依頼する
最も確実な方法は、古物商防犯協力会に依頼する方法です。しかし協力会に依頼すると費用が割高になる可能性があります。
そこでおすすめなのが、Amazonなどに出店している作成業者に依頼する方法です。
プレート作成業者に依頼すると2,000円以下で作ることが出来るのでとてもリーズナブルですね。
Amazonなどのサイトに沢山の業者が出店しているので、口コミなどを参考にプレート作成依頼をしましょう。
プレート作成業者に依頼する時は、正しいデザインをきちんと伝えて間違えたプレートを作らせないようにする工夫が必要です。
古物商許可を取得代行業者に依頼した方は、代行業者経由で作る事も出来ます。
高知で古物商許可は誰でも取れる?
高知県では古物商許可は、誰でも取れます。
必要な書類を揃えて、管轄警察署に提出するだけなので簡単ですね。ただし前述した欠格要件に該当している方は取得出来ません。
自分が該当していないかを確認して、申請しましょう。
過去に破産歴や犯罪歴がある方は、許可取得代行業者に依頼するのがおすすめです。
プロの取得業者に任せると、一番スムーズに古物商許可を取得出来るでしょう。
高知で古物商許可を取らずに営業するとバレる?
高知県で古物商許可を取得せずに、古物商を営むとバレます。
警察は窃盗事件の捜査などで、定期的に古物商の店舗を巡回しています。警察が来店した時に古物商プレートが無ければすぐにバレるでしょう。
運よくバレなかったとしても、後日調べられるとすぐにバレてしまいます。
その他取引先のお客様の通報で、バレることも多いです。
古物商許可を得ていることを情報開示していなければ、お客様は不信感を抱きます。
不審に思ったお客様が、警察に通報することも多いのです。誰でも取引する時は信頼できる人とのみ取引したいので、当然の事ですね。
高知県で古物商を営む時は、絶対に古物商許可を取得してから行いましょう。
メルカリやヤフオクなどの転売・せどりでも古物商許可は必要?
高知でメルカリやヤフオクなどで転売する時も、古物商許可は必要です。
ただし以下のルールで、古物商許可が不要な時もあります。
古物商許可不要 | 自分で使用する目的で所持していた品物を売る時 |
古物商許可必要 | 利益を得るために購入した品物をヤフオクなどで売る時 |
自分で使用する目的で所有をしていた品物を、メルカリなどで販売する時は古物商許可が不要になります。
一般の方が不用品を第三者に転売する時は、古物商許可はいりません。
転売をされる殆どの方は、商品の売買で利益を出そうとしている方のはずです。そのため、転売をする際は古物商許可が必須になります。
「メルカリだと古物商許可は不要」というネットの偽情報に、騙されないようにしてください。メルカリ転売に関しては、こちらの記事にさらに詳しく掲載しています。
高知県で古物商許可を取得する方法まとめ
今回は高知県で古物商許可を、取得する方法を解説してきました。
高知県で古物商許可は、誰でも取れることがご理解いただけたはずです。
個人でも簡単に取得出来るので、早速必要書類をまとめていきましょう。取得が不安な方は古物商許可取得代行業者に依頼されることをおすすめします。
古物商開業の前には、古物商許可の取得が必須です。