リサイクルショップは利益率が高く、個人でも起業しやすい人気のジャンルです。
しかし、リサイクルショップだけでは儲からなくなってきています。
ただ、リサイクルショップで儲けている人がいるのも事実です。
リサイクルショップで儲かる人と儲からない人の違いは、解決策を知っているかどうかです。
本記事では、リサイクルショップが儲からなくなってきている現状と、それに対しての解決策を紹介します。
解決策を知り、市場の変化に対応していきましょう。
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リサイクルショップは儲からないのか?
結論から言うと、やり方次第です。
実際に店舗を構える「店舗型」は、すでに大手リサイクルショップにより寡占状態です。
また、インターネットの普及により売上が減少しているため、店舗型で今から儲けるのは厳しいと言えます。
一方で、店舗を持たない「無店舗型」は、店舗型に比べて儲かる可能性は高いです。
Amazonや楽天などのECモールに出店したり、自社でECサイトを作って販売したりする方法があります。
無店舗型であれば、やり方次第で儲けることは可能です。
リサイクルショップの売り上げが減少している理由はネット販売が原因
近年、リサイクルショップの売上が減少しています。リサイクルショップの売上が減少している理由はネット販売です。
インターネットの普及に伴い、実際に店舗へ足を運ぶことなく買い物ができる時代になりました。
ECモールやフリマアプリも充実しているため、客足は減る一方です。
「店舗に来る客が減ると、売上が減る」のは自然なことです。
そのため、店舗型のリサイクルショップは、厳しい経営状況のお店が多くなっています。
代表的なネット販売サービス3つ
リサイクルショップはネット販売が普及した影響で、売上が落ちています。
ネット販売とリサイクルショップは、どのような点が違うのでしょうか。
ネット販売には、リサイクルショップの経営を成功させるヒントがあります!
代表的なネット販売サービスを3つ紹介します。
- メルカリ
- ヤフオク
- ラクマ
代表的なネット販売サービス①メルカリ
運営元 | 株式会社メルカリ |
利用者数 | 2,000万人以上 |
特徴 | 日本最大の総合フリマアプリ 独自の発送サービスがある スマホ決済サービス「メルペイ」が使える |
公式HP | https://jp.mercari.com/ |
フリマアプリと言えば「メルカリ」です。利用者数は2,000万人以上と、フリマアプリの中では圧倒的な数字です。
メルカリの特徴は、独自の発送サービスを持っていることです。
「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」などの種類があり、全国一律の発送料や匿名で送れるというメリットがあります。
スマホ決済サービス「メルペイ」も使用可能です!
メルペイが使用できるため、売上金を使って実店舗で決済もできます。
代表的なネット販売サービス②ヤフオク
運営元 | ヤフー株式会社 |
利用者数 | 1,000万人以上 |
特徴 | 日本最大のネットオークションサービス フリマ出品も可能 Yahoo!プレミアム会員になると、販売手数料が1.2%安くなる(10%→8/8%) |
公式HP | https://auctions.yahoo.co.jp/ |
日本最大のネットオークションサービスと言えば「ヤフオク」です。1,000万人以上の利用者数を誇り、20年以上運営されています。
ヤフオクの特徴は、Yahoo!プレミアム会員特典があることです。
Yahoo!プレミアム会員は、販売手数料が10%→8.8%になります!
また、フリマ出品もできるので、オークションをしたことがない人でも気軽に利用可能です。
代表的なネット販売サービス③ラクマ
運営元 | 楽天グループ株式会社 |
利用者数 | 1,000万人以上 |
特徴 | 販売手数料が安い(6%) 購入申請システムを導入している 楽天系のサービスと連携できる |
公式HP | https://fril.jp/ |
メルカリに次ぐ人気と言われているのが「ラクマ」です。
利用者数は1,000万人以上で、楽天グループが運営していることもあり、信頼されています。
ラクマは販売手数料が安いです!
ラクマの販売手数料は6%で、一般的な10%と比べると安いことが分かります。
また、購入申請システムを導入しており、出品者が購入者を選べるようになっています。これによりトラブルが減り、安心して取引が可能です。
儲からないリサイクルショップは店舗での買取・販売に頼っている
リサイクルショップで儲けている人がいるのも事実ですが、儲かっていない人がいるのも事実です。
儲からないリサイクルショップは、店舗での買取・販売に頼っている可能性があります。
近年はインターネットの普及により、実店舗への客足は減少傾向です。
また、店舗を構えると想像以上に経費がかかります。売上があがっていても、経費がかかりすぎて儲かっていない可能性もあります。
そのため、店舗での買取・販売には限界があります。
儲かっていないリサイクルショップは、何か手を打ちましょう!
儲かるリサイクルショップを作るために大切なこと
ネット販売の普及により売上が減少しているため、儲かるリサイクルショップを作ることは難しいです。
ただ、適切な方法をとれば、リサイクルショップで儲けられます。
このコツを知っているかどうかは、大きな差です!
儲かるリサイクルショップを作れるかどうかに関わってくるので、必ず知っておきましょう。
儲かるリサイクルショップをつくるために必要なことは、下記の2つです。
- ネット販売サービスを有効活用する
- 最初はリアル店舗ではなくネットショップで開業する
ネット販売サービスを有効活用する
店舗での買取の場合、お客さんに商品を売りに来てもらわなければいけません。
何を売ってくれるかも、お客さん次第です。
しかし、ネット販売サービスでは、すでに出品されている商品から探せます。お客さんに売りに来てもらうのを待つより、効率良く商品を仕入れることが可能です。
加えて、ネット販売サービスで出品されている商品は、安く買える傾向があります。人件費などの経費を払う必要がないため、店舗型より値段が安く設定されている場合が多いです。
利益が出ない、売り上げの目途が立たないでは経営が成り立ちません。
安く効率良く商品を仕入れられるかは、儲かるリサイクルショップを作るうえでは欠かせない要素です。
最初はリアル店舗ではなくネットショップで開業する
リアル店舗の場合、家賃や光熱費といった経費がかかります。
ネットショップは固定費が抑えられ、少人数で運営できます。
そのため、リアル店舗と比べると、安定した経営が可能です。
リアル店舗の方が良い商品もありますが、そうでない場合にはネットショップでの開業も検討してみましょう。
特に初めのうちは、なるべく固定費を抑えたいです。
経営が軌道に乗ってきたら店舗型にすることもできるので、最初はリアル店舗ではなく、ネットショップで開業することをおすすめします。
リサイクルショップで儲かるか儲からないかはやり方次第
リサイクルショップは儲かりづらくなっていますが、儲けられないビジネスではありません。
本記事で紹介した内容をもとに、正しく行えば儲かるビジネスです。
リサイクルショップで開業を検討している方は、本記事を参考にして、儲かるリサイクルショップを作っていきましょう。
リサイクルショップの開業時にいくらかかるかを知りたい方は、下記記事を参考にしてください。