ここ数年で個人でビジネスを始められる方が増えました。
その中でも、気軽に始めやすいのが「せどり」です。
どうせせどりを行うのであれば、なるべく多くの消費者に商品を見てもらいやすいサイトがおすすめです。
そう考えて、最大手通販サイトAmazonでせどりをされる方がかなり増えています。
しかし、何も知らずにAmazonせどりをすると失敗してしまう可能性が高いです。
今回の記事では、どうして「Amazonせどりで失敗するのか?」ということと、その対策について徹底解説していきます。
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Amazonせどりでの失敗例7つ
実はAmazonせどりをして「失敗した!」という人はかなり増えています。
具体的な、よくある失敗事例を7点挙げてみました。
- リサーチサイトを複数使用していなかった
- 仕入れた商品がジャンク品だった
- Amazon出品に必要な手数料を知らなかった
- 出品制限のある商品を大量に仕入れた
- 多ジャンルを扱いすぎた
- 不良在庫を抱えてしまった
- 仕入れた商品の型番が違った
それぞれの失敗例について見ていきましょう。
リサーチサイトを複数使用していなかった
Amazonせどりのよくある失敗例1つ目は「リサーチサイトを複数使用していないこと」です。
Amazonせどりをする時は、一つのリサーチサイトや通販サイトで判断するのではなく、複数のサイトを活用して市場調査を行う必要があります。
対策を簡単にまとめてみました。
- リサーチサイトは複数活用し、より多くの情報で複合的に判断する
- いくつかの通販サイトの価格調査を行い、本当にその価格で仕入れていいのかを判断する
- 仕入れ値が安くても、売れそうにない商品を仕入れない
こういったポイントを押さえて、Amazonせどりを失敗しないようにしましょう。
仕入れた商品がジャンク品だった
Amazonせどりで失敗する事例の2つ目は「仕入れた商品がジャンク品だった」ということです。
せどりで仕入れをする際には、必ず不良品でないかどうかのチェックをしなければいけません。
ジャンク品を仕入れてしまわないための対策として、こんな方法をとってみましょう。
- 家電品の仕入れの際に動作確認ができるよう、バッテリーを持ち歩く
- 電池設置部分が腐敗していないかどうか、必ず確認する
実際に、自分で使用してみて使えるかどうかを確認するのが絶対条件ですね。
Amazon出品に必要な手数料を知らなかった
Amazonで商品を売買する際には、Amazonに手数料を販売者が支払わなければいけません。
商材によって金額は異なりますが、8%~15%くらいとなっています。
つまり、商材を仕入れる際に、その手数料を支払ってもきちんと利益が出るかどうかをイメージしなければダメです。
- Amazonでかかる手数料を仕入れ値に上乗せして原価計算をしよう
- Amazonでせどりをする時は、送料も発生するので注意
この失敗は、Amazonせどり初心者の失敗あるあるなので気を付けてください。
出品制限のある商品を大量に仕入れた
Amazonせどりでは「出品制限のある商品を仕入れてしまう」という失敗談もあります。
Amazonで出品制限の失敗事例には、こういったことがあります。
- 新規のセラーが出品出来ない商品を仕入れた
- 法律的に販売できない商品を仕入れた
- AmazonFBAで送ることが出来ない商品を仕入れた
Amazonで販売する際は、「新規セラーが販売できない商品」や「法的に販売できない商品」などのルールがあります。
商品を仕入れる前に、必ずこのルールを確認しておかなければいけません。
また「食品など」や「香水などの危険物」、その他の「一般の商品」を同じ段ボールに入れて発送が出来ません。
ルールを理解していないと、Amazonせどりで失敗してしまうので、注意してください。
多ジャンルを扱いすぎた
Amazonせどりで失敗する事例の5つ目は「多ジャンルを扱いすぎた」というものです。
せどり初心者でやりがちなのが、様々なジャンルの商品に手を出してしまうということ。
沢山の商品に手を出してしまったり、国内市場でも海外市場でも販売しようとすると、知識が十分でないままにビジネスを展開することになります。
このようなことをしてしまうと、逆に競争力に勝てずに失敗してしまいやすくなるでしょう。
対策としては、以下のようなことが考えられます。
- 慣れないうちは必ずジャンルは絞り込む
- 国内向けか、海外向けかをはっきりさせておく
- 慣れてくれば、外注も視野に入れて計画を練る
まずは、専門性を身に着けることが大切ですね。
不良在庫を抱えてしまった
Amazonせどりで失敗してしまう事例の6つ目は「不良在庫を抱えてしまうこと」です。
どうして不良在庫になってしまうのか?というと、「思っていた価格で販売できないから」ですね。
要するに、商品を仕入れる段階でもっと多くの情報を集めておかなければいけません。
不良在庫になりにくくするための対策としては、以下のような事が挙げられます。
- 市場価格が右肩下がりの商品を仕入れていないか?
- DVDなどを仕入れる時に、サンプル品を間違えて仕入れていないか?
- 海賊版のDVDなどを仕入れていないか?
市場価格は、出品者が増えれば増えるだけ下がっていきます。
仕入れようとしている商品は、市場価格がどんどん下がっている商品ではないですか?
また、仕入れ商品の中にサンプル品が混ざっていないか、海賊版DVDではないか?などの確認も必須です。
仕入れた商品の型番が違った
Amazonせどりで失敗してしまう事例の7つ目は「仕入れた商品の型番を間違えた」ということです。
特に家電などの場合、見た目も型番もかなり似ている商品が沢山あります。
商品の見た目や商品名だけでなく、型番を調べて仕入れないと、大きな赤字に繋がってしまう事もあるでしょう。
こんなことにならないようにするための、対策はこちらです。
- 特に家電製品などの商材は型番を必ず見る
- サイトで商品検索する際に、型番を間違えて入力しない
基本的なことですが、疎かにしてしまうと大失敗を起こしてしまうので要注意です。
Amazonせどりで失敗する人の特徴
Amazonせどりをやってみて、失敗してしまう人の特徴をまとめてみました。
- 自己流でやっている
- 在庫管理ができていない
- 資金繰りがうまくいかない
失敗してしまう人には、この3つの特徴があります。それぞれ、ちょっと詳しく見ていきましょう。
自己流でやっている
Amazonせどりは「自己流でやってしまうと」うまくいきません。
せどりは出来るだけ安く仕入れて、その商品を高く売って儲けるビジネスです。
簡単な流れをまとめておくと。
- ネット通販サイトなどで市場価格を調査する
- 市場価格に見合った価格で販売できそうで、人気の高い商品を仕入れる
- Amazonで引かれる手数料や、送料を加味して価格を設定し販売する
- 販売価格-仕入原価-手数料-送料=利益 で利益が発生する
このような流れで、価格設定をすれば利益は出ます。
しかし初心者の場合「手数料や送料の計算」が甘いため、利益に反映させることが出来ません。
この計算が下手な人は、Amazonせどりで失敗してしまうでしょう。
在庫管理ができていない
Amazonせどりは「在庫管理」をしないと失敗してしまいます。
せどりをうまくいかせるうえで、在庫管理は欠かせません。
今どんな在庫を持っていて、その在庫の支払いがいつ起こるのか?を知らなければ、資金繰りもうまくいかなくなり、Amazonせどりに失敗してしまうでしょう。
エクセルやスプレッドシートなどで表を作って、在庫管理をする方法がおすすめです。
在庫管理を徹底することで、以下のようなメリットがあります。
- 売れ筋のジャンルが分かる
- 売れ筋が分かるのでリピートの仕入れもしやすい
- 資金繰りがきちんとできる
このように、在庫管理を上手にするだけで様々なメリットがあるのです。
在庫管理が苦手な人は、Amazonせどりに向いていないでしょう。
資金繰りがうまくいかない
Amazonせどりで失敗してしまう人は「資金繰り」が上手くはありません。
ある程度自己資金を捻出でき、在庫を抱える余裕がある人は、次の仕入れの余裕もあるので、うまくいきやすいです。
一方資金繰りが上手でなく、自己資金が少ない方は、在庫とお金を上手く回すことが出来ないため、失敗しやすい印象があります。
資金繰りが上手くて、支払管理を正しくしている人は、クレジットカードを上手に活用しているようです。
クレジットカードは、支払期日を後にまわすことが出来るので、せどりで資金繰りをするのに有利に働きます。
せどりはなぜやめた方がいいといわれるのか
ネットの情報を検索してみると、せどりはやめた方がいいという意見も散見されます。
一体どうしてやめた方がいいのか?理由はこちら。
- 作業量が多いから
- せどりの印象が悪いから
- 体力勝負だから
それぞれの理由を、詳しく見ていきましょう。
作業量が多い
せどりは「作業量が多くなるので」やめた方がいいと言われます。
最もスタンダードなせどりとして「店舗せどり」があります。実際に小売店に行って商品を仕入れ、Amazonなどの通販サイトで転売する方法です。
実際に商品を手に取って仕入れられるメリットはありますが、何店舗もお店を回るには、かなりの作業量になるでしょう。
また、仕入れて販売した商品を、自分で管理して商品の発送まで行う必要があります。
お金の面でも管理が必要です。
こう考えると、せどりはかなりの作業量になることが、お分かりいただけるでしょう。
せどりの印象が悪い
せどりをやめた方がいいという理由の2つ目は「せどりのイメージが悪いから」です。
せどりというと、転売の一種にあたります。現在の世の中では、転売と言うとちょっとダークな印象を持つ人も多いでしょう。
そのため、ネットを検索すると「せどりはやめた方がいい」と書き込みをしている人がいるのです。
ただ、商品を安く仕入れて適正な価格で販売し直しているだけなので、せどりはまっとうなビジネスです。
仕入れる先が小売店なだけで、違法行為ではないのでその辺りだけ理解しておきましょう。
体力勝負
せどりは「体力勝負」なのでやめた方がいいという意見があります。
前述した通り、せどりで商品を仕入れる場合は、実際に小売店に行って仕入れるパターンが多いでしょう。
その場合、何店舗もお店を渡り歩くことになりますし、購入した商品は自分で運ばなければなりません。
ビジネスが大きくなればなるほど、仕入れる商品も増えるのでかなりの体力勝負になりそう。
始めた当初は、規模も小さいので個人の体力でも出来ますが、段々と規模が大きくなるとせどりをずっと続けるのは辛くなってくるでしょう。
せどりで結果を出したいのであれば、まずは健康な体が必要になります。
せどりで起業するよりも買取フランチャイズがおすすめ
Amazonせどりを実際に行い多くの利益を出している人は確かにいます。
しかし、ここまで見て頂いただけで、Amazonせどりは失敗してしまうリスクもあることが、よく分かったと思います。
そこでおすすめしたいのが「買取フランチャイズへの加盟」です。
フランチャイズと言うと、コンビニチェーンなどが有名ですが、リユースショップのフランチャイズでの独立も今人気になってきています。
中でも人気が急上昇中なのが「買取マクサス」というフランチャイズチェーンです。
買取マクサスがどうしておすすめなのか?を簡単にまとめてみました。
- 少ない資金で自宅で開業できる
- 基本はオンライン買取り。出張買取はスケジュール調整が可能なので一人で出来る
- ウェブでの集客に特化しているので、広告宣伝費がかからない
このように買取マクサスに加盟すると、一般的なリユースショップよりもローコストで自分のお店を持つことが出来ます。
月額30万円のシステムがパックになっていて、本部が全面的に支援してくれるので、失敗のリスクもかなり少ないです。
せどりでの開業を目指すのであれば、買取フランチャイズへの加盟も検討してみましょう。
Amazonせどりで失敗する人の特徴まとめ
今回はAmazonせどりで失敗する人の特徴を詳しく解説してきました。
せどりはれっきとしたクリーンなビジネスです。
簡単に誰でも参入できますし、買取フランチャイズなどを活用すれば、そのハードルはもっと下がるでしょう。
早速自己資金を投入して、買取フランチャイズに加盟してみてはいかがでしょうか?