せどりは儲かるビジネスか気になっている人、必見です。
フリマアプリの普及によって、せどりは気軽に始められるビジネスになりました。
気軽に始めることはできますが、実際に利益を上げて儲けることは難しいです。
しかし、やり方次第ではまだまだ儲けらます。
本記事では、せどりで儲けたい人に向けて、以下の内容を紹介していきます。
- どうしてせどりが儲かりにくいのか
- どういった人が稼げないのか
- せどりで儲かる商品はなにか
せどりで儲けるにはどうしたらいいのか知りたい人は、参考にしてみてください。
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せどりは実際に儲かりにくくなっている
せどりは実際に儲かりにくくなっています。
要因としては、以下のようなことが挙げられます。
- 法律が厳しくなっている
- せどりを始める人が多い
- 販売規則が増えている
- 手数料が高い
それでは、1つずつ見ていきましょう。
法律が厳しくなっている
せどり自体は、違法なビジネスではありませんが、世間からのイメージはあまりよくありません。
理由としては、チケットの高額転売があったり、人気商品の買い占めがあったりなど、マナーの悪い行為が目立ったからです。
どれも本当に欲しいと思っているわけではない人が、転売目的で購入していました。
こういった影響によって、せどりに対する法整備が進んできています。
例えば、チケットの高額転売に関するチケット不正転売禁止法が2019年に施行されました。
この結果、チケットを定価以上の値段で販売することが違法となり、転売チケットに対する取り締まりが厳しくなったのです。
せどりを始める人が多い
フリマアプリやネットオークションが増え、誰でも簡単に商品の取引ができるようになりました。
代表的なものとしては、メルカリやヤフオクなどです。
誰でも気軽にせどりを始めやすくなったため、市場が飽和状態になり、儲からないことも多々あります。
これからせどりを始める場合は、ほかのライバルたちと差別化が図れるように、さまざまなリサーチが必要です。
販売規則が増えている
多くのメーカーやブランドがメーカー規則を実施し始めています。
メーカー規則は、業者などが許可なく自社製品を販売するのを禁止する規制のことです。
転売行為が増え、正規の方法で自社製品を購入する人が減っていくのは、メーカーやブランドに大打撃を与えます。
そのため、メーカー規制は今後ますます増えていくと考えられるのです。
メーカー規制が増えていくと、需要のある商品を取り扱えなくなり、せどりをしても儲からない可能性があります。
手数料が高い
メルカリやヤフオクなどの個人間取引に利用されるプラットフォームでは、出品者に販売手数料が課されています。
そして、この販売手数料が少しずつ値上げしてきているのです。
例えば、ラクマではこの3年間で無料から6%まで増えました。
今後、さまざまなプラットフォームで販売手数料の値上げがあるかもしれません。
販売手数料が値上げされると、いくら商品を売っても利益が増えず、儲からない状態になってしまうのです。
せどりで稼げない人の特徴
せどりで稼げない人には、以下のような特徴があります。
- せどりの知識がない
- リサーチが足りない
- 資金が圧倒的に足りない
- 在庫の管理ができていない
- 回転率を意識していない
それでは、1つずつ見ていきましょう。
せどりの知識が少ない
そもそもせどりに関する知識が少ない人は、せどりで稼ぐことはできません。
せどりに関する知識というのは、人の目を引く商品の売り方や、利益の金額の計算方法などです。
人気がある商品を仕入れて、ただ売れば儲かるわけではありません。
例えば、Amazonやメルカリに商品を出品する場合、商品画像や商品説明はすべて自分で用意します。
お客様は掲載されている画像や説明で商品を判断するので、いくら人気の商品であっても、適当な画像や説明では購入しません。
また、売った値段から仕入れた値段を引いた差額がすべて利益になるわけではありません。
Amazonなどを利用して販売すると、以下のような手数料などが必要です。
- 基本成約料
- 配送料
- 販売手数料
- カテゴリー別成約料
- 消費税
利用内容によっては、返金手数料や大量出品手数料などがかかります。
上記のような知識を持たないまま、せどりを始めても稼げず、いつまで経っても儲からないのです。
リサーチが足りない
せどりで稼げない人の特徴として、一番典型的なのがリサーチ不足です。
市場調査はとても手間がかかる作業ですが、これをしないと価値のある商品かどうかがわかりません。
また、リサーチが不足していると、飽和状態になっているライバルの多い市場に参加してしまいます。
人気がある商品でもライバルが多ければ、なかなか売れません。
徹底的にリサーチを行い、ライバルの少ない商品を見つけることが、せどりで稼ぐための第一歩です。
資金が圧倒的に足りない
せどりでは、資金が足りていない人は稼ぐことができません。
価値ある商品を安く仕入れ、高く売ることで利益をあげるせどりでは、資金力がどれだけあるかで、仕入れられる商品の質や量も変わってきます。
最低でも10万円の必要は必要と言われています。
資金がなければ、商品が仕入れられないので、せどりをしても儲からないのです。
ある程度まとまった資金を用意してから、せどりを始めましょう。
在庫の管理ができていない
いくら資金があって、価値ある商品を大量に仕入れたとしても、在庫管理を怠ると稼げません。
リサーチ、仕入れ、販売をいかに効率的に進められるかが鍵になります。
ExcelやGoogleのスプレッドシートなどを用いて、在庫管理表を作成するとスムーズに在庫を管理できます。
以下のような項目を在庫管理表に記載しましょう。
- 商品名
- 仕入れ個数
- 仕入れ日
- 仕入れ金額
- 販売金額
- 利益
- 在庫期間
- 在庫状況
- 仕入れ先
上記のような情報を記載することで、商品の売れ行きなどがわかり、リサーチにかける時間が短くなります。
在庫管理をしていない人は、在庫管理表を作成してみましょう。
回転率を意識していない
せどりで稼げない人は、商品の回転率を意識せずに、商品を仕入れています。
単価は安い商品であったとしても、需要が高い商品であれば、多く売れるため、利益は増えます。
一方、単価が高い商品は、一般的に需要が高い場合はあまりないのでなかなか売れず、いつまでも利益にはなりません。
在庫期間が長くなれば、商品の価値も下がっていきます。
せどりで稼ぐには、高額な商品を売ってすぐに大きな利益を上げるのではなく、回転率を意識し、需要が高い商品を売りましょう。
Amazonせどりとメルカリせどりどっちがおすすめ?
Amazonせどりとメルカリせどりでは、初心者はメルカリから始めることをおすすめします。
メルカリは、登録・出品・発送までの流れが簡単で、初心者でも始めやすいです。
一方で、Amazonは集客力が高く、メルカリよりもユーザーからの信頼度があるため、高値で出品しても売れやすくなっています。
メルカリは、素人が不用品を販売しているというイメージが強いです。
そのため、まずはメルカリでせどりに慣れ、その後にAmazonも使っていくというのがいいでしょう。
ただし、メーカー規制が厳しくなってきている影響で、Amazonでは出品できない商品も増えてきています。
Amazonで売れない商品でも、メルカリでは売れる場合もあるので、状況に合わせて使い分けていくことがおすすめです。
せどりで儲かる商品5選
せどりで儲かりやすい商品は、以下の5つです。
- 本
- ゲーム
- おもちゃ
- 美容品
- ブランド品
それでは、1つずつ見ていきましょう。
本
初心者が、せどりで儲けるのにおすすめな商品が本です。
単行本はサイズがコンパクトで、在庫管理や配送コストなどの負担を抑えられます。
利益をできるだけ上げるためには、ランニングコストを抑えることが大切です。
ブックオフは仕入れ先としておすすめします。
全国に店舗があり、公式サイトで在庫状況を調べられるのが利点です。
仕入れる本の種類としては、漫画がいいでしょう。
人気漫画はどの世代にも需要があり、限定本にはプレミア価格が付くこともあります。
ゲーム
ゲームも初心者のせどりにはおすすめです。
在庫管理や配送コストを考えると、ゲーム機本体よりゲームソフトから仕入れ始めましょう。
家電量販店のワゴンセールでは新品が、ハードオフでは中古品が仕入れられます。
ゲームソフトは、旧作であっても需要があり、中にはプレミア価格が付くモノもあるのです。
新作・旧作問わずに市場調査をして、価値のあるゲームソフトを仕入れるようにしましょう。
おもちゃ
おもちゃは安定して需要があり、クリスマスなどはさらに需要が高まるため、大きな利益が見込めます。
子どもが大きくなり、不要となったおもちゃがメルカリなどのフリマアプリ上で安価で出品されていることが多いです。
使用済みであっても状態の良いモノや、未使用のおもちゃもあります。
おもちゃの仕入れには、フリマアプリがおすすめです。
また、最近のおもちゃでなくても、プレミア価格がつくような昔のおもちゃもあります。
こういったおもちゃはコレクターがいるため、高値で売れるのです。
美容品
美容品もサイズがコンパクトで、在庫管理がしやすい商品です。
脱毛器や美顔器のような美容家電や、シーズン限定で販売される限定コフレなどがいいでしょう。
美容家電は型落ちしたものでも人気のメーカーのモノは、需要が高いです。
また、人気ブランドの限定コフレはすぐに売り切れ、高値で取引されています。
市場調査をし、流行をチェックしておきましょう。
美容家電はディスカウントストアで、限定コフレは店頭またはフリマアプリで仕入れるのがおすすめです。
限定コフレは、事前予約がある場合もあるので確認しておきましょう。
ブランド品
人気のブランド品は、最新のモノでなくても、需要があります。
ヤフオクやブックオフなどから安く仕入れ、人の目を引く写真や説明を添えて出品すれば、高値で売れるのです。
人気のブランド品は、すぐに売れるので在庫を抱える可能性も低くなります。
ただし、ブランド品は偽物が一定数流通しているので、見極める必要があります。
偽物と知りながら販売してしまうと、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科せられるのです。
ブランド品を仕入れる場合には、信用できる仕入れ先を選びましょう。
せどりよりも出張買取がおすすめ
これからビジネスを始めようと考えている人には、せどりより出張買取がおすすめです。
せどりは、法規制やメーカー規制、ライバルが増えてきていることにより、なかなか稼ぐのが難しいビジネスになりました。
また、さまざまなノウハウや知識が持っていないと儲からないのです。
初心者がゼロから始めて、稼げるようになるには膨大な時間と手間がかかります。
市場調査や在庫管理の方法などを、すべて自分で学ばなければいけません。
出張買取なら、以下のようなメリットがあります。
- 在庫を抱える必要がないので、スモールスタートができる
- 買取業は不況でも需要が高まるので、景気に左右されづらい
- 固定費が低く、利益が出しやすい
そして、出張買取のフランチャイズに加盟すれば、さまざまなノウハウが提供され、開業後のサポートもあるのです。
出張買取のフランチャイズは、買取マクサスがおすすめです。
本部へのロイヤリティが低く、サポート体制があるので、ランニングコストを抑えて、利益が上げられます。
せどりは儲かりにくい!
せどりは、以下のような理由で儲かりにくくなっています。
- チケット不正転売禁止法などの法整備が行われている
- フリマアプリなどにより手軽に始められるようになり、ライバルが増えている
- メーカーやブランドのメーカー規制が厳しくなっている
- フリマアプリなどの販売手数料が高くなっている
これから、中古品を取り扱ったビジネスで利益を上げたいと考えている人には、買取業がいいでしょう。
その中でも、実店舗を持つ必要がなく、時間の融通が利きやすい出張買取はおすすめです。
商品を陳列しないので、店舗が必要なく、その分のコストが抑えられます。
出張買取のフランチャイズへの加盟は、買取マクサスを検討してみてください。