将来性のある仕事の1つにブランド鑑定士があります。
でも、本当にブランド鑑定士は将来性があるのかどうか不安に思われる方も少なくありません。
そこで今回は、どうしてブランド鑑定士に将来性があるのかを、詳しく解説いたします。
ブランド鑑定士の仕事内容や、必要なスキルなどもまとめているので、併せて学んでみましょう。
記事を最後まで読んで頂くことで、ブランド鑑定士の将来性について徹底理解が出来るはずです。
株式会社マクサスの採用情報を見る
ブランド鑑定士に将来性はある
結論から言ってしまうと、ブランド鑑定士に将来性はあります。
2022年にリサイクル通信が発表した「市場規模推計」によると、リユース業界の市場規模は12年連続で伸長しています。
さらに2025年にリユース業界の市場規模は、3兆5,000億円にも達すると見られているのです。
ブランド鑑定士もリユース業界の職種なので、今後需要が高まることは間違いないでしょう。
求人数は増加傾向にある
直近の求人数を見ても、増加傾向にあるのが分かります。
2024年の最新求人を見てみると、全国各地にブランド鑑定士の求人は多いです。
2023年と比較しても増え続けているので、市場規模の拡大と共に求人数は増え続けるでしょう。
ちなみに、求人の中には「未経験者歓迎」の求人が沢山あるので、業界未経験の方もどんどん応募できます。
ブランド鑑定士の平均年収は?
各企業から出ているブランド鑑定士の求人を基に平均年収を計算してみたところ、300万円~360万円くらいが相場です。
月給に換算すると25万円~30万円くらいなので多少の物足りなさは感じるものの、段々と給与は上がるので心配は不要です。
ブランド鑑定士は、能力次第で収入も上がりやすいのが特徴になります。
日本の平均年収は461万円
日本全体の平均給与額は、おおよそ461万円なので、ブランド鑑定士の給与はそれよりも低いことになります。
しかし実績を積み上げたり、スキルアップの努力をすることで、ブランド鑑定士の給与は上がりやすいです。
初めから平均を上回る給与をもらうのは難しいかもしれませんが、手に職を付けるという意味では今おすすめの職種でしょう。
月収は40万円程度
ブランド鑑定士の一般的な月収額は、40万円くらいだと言われています。
月収が40万円を超え始めると、年収に換算しても日本人の平均年収を上回り始めます。
就職したての頃は給与が低い傾向にありますが、努力次第でどんどん上がっていくので、将来性を見ても全く心配はありません。
初任給は20万円程度
ブランド鑑定士の初任給を見てみると、20万円程度とさらに低くなります。
IT関連企業に就職すると初任給から30万円を超える企業も少なくないので、IT関連の起業からすると、初任給は見劣ります。
しかし、ブランド鑑定士は「スキル」や「集客力」などで収入を増やしやすい職種です。
前述した通り40万円を超える月収を得ているブランド鑑定士は多くいるので、能力次第で急伸が期待出来ます。
初年度から数年間は自己成長の期間として考え、スキルアップに仕事の時間を充てるようにしましょう。
将来性のあるブランド鑑定士になる方法
将来性のあるブランド鑑定士になるには、いくつかの方法があります。
具体的な方法をまとめてみたので、見ていきましょう。
ブランド鑑定士として実力をつける
ブランド鑑定士としての実力をつけると、将来性のあるブランド鑑定士になれます。
ブランド品の鑑定はもちろん、時計や宝石など幅広い商品の鑑定が出来るようになると、将来性は広がるでしょう。
ブランド鑑定士としての実力が高まっていることを、会社が評価してくれれば収入増加にも繋がります。
様々な商品の鑑定が出来た方が、多くの事例に対処出来るので、将来性は有望ですね。
実力があれば他のスタッフにも、鑑定士としての教育が出来るので、優良な人材として重宝されやすいです。
管理職の役割も担えるようになる
将来性のあるブランド鑑定士になりたいのであれば、管理職の役割も担えるようになるのがおすすめです。
ブランド鑑定士として長く働くと、自分よりも後輩の鑑定士がどんどん集まってきます。
管理職の役職を与えられれば、後輩や部下に指導する立場になり収入も上がるでしょう。
ブランド鑑定士としての将来性を考えた時には、管理職になって後進を育成するのが重要なのです。
ブランド鑑定士の業界は離職率も高いため、常に管理職になれる有望な人材を探しています。
管理職のノウハウを学んでいれば、鑑定士として独立起業した際にも、適切なマネジメントが行えるでしょう。
将来性のあるブランド鑑定士になるには、管理職のノウハウも持つことがおすすめです。
集客できる力をつける
集客できる力を付けると、ブランド鑑定士としての将来性が高まります。
ブランド鑑定士として実力が身について、お客様から信頼されると個人での集客力が上がりますね。
集客力が上がると優良な人材として扱われ、将来性が高まります。
また、webマーケティングなどのノウハウを身に付けられれば、さらに将来性は高いです。
買取専門店は、集客力に課題を残しているお店が多いです。
webマーケティングのノウハウを使って、多くのお客様を集められれば、その分競合とも差別化出来るでしょう。
会社員としてwebマーケティングのノウハウを活用してもいいですし、独立起業してwebでの集客に力を入れてもいいです。
ブランド鑑定士としての将来性を考えた時に集客できるか否かは重要なので、早いうちからノウハウを身に付けましょう。
成長している企業で働く
成長している企業で働くのも、将来性のあるブランド鑑定士になる方法です。
成長している企業に就職してブランド鑑定士になれば、当然給与の金額も高いです。
成長し続けている企業なので、今後さらに収入が高まることも予測出来ます。
ブランド鑑定士として将来性を考えた時には、今成長している企業に応募することが最もおすすめです。
成長している企業からは経営ノウハウを学ぶことも出来、独立起業した際に必ず役立ちます。
成長が見込めない企業に就職してしまうと、給与が低いばかりか適切なノウハウが学べない可能性もあるので注意しましょう。
ブランド鑑定士の年収アップにおすすめの資格と難易度【3選】
ブランド鑑定士になるには、特別な資格は必要ありません。
しかし、将来性や年収アップを考えた場合には、資格取得をするのもおすすめです。ブランド鑑定士の信頼性を高めてくれる資格には、以下のような物があります。
- 協会基準判定士
- GIA
- JBSジュエリー鑑定士MGE
それぞれの資格について、難易度なども詳しく解説していきましょう。
協会基準判定士
ブランド鑑定士としての将来性を考えた時「協会基準判定士」の資格を取るのはおすすめです。
協会基準判定士とは、一般社団法人の日本流通自主管理協会が認定している資格で、協会に所属している企業で取得できます。
日本流通自主管理協会に所属している企業に就職し、推薦を受け、講習を受ければ所得出来るので、難易度は高くないでしょう。
ただし、日本流通自主管理協会に所属する企業に就職するのが前提なので、企業に対して事前のリサーチが必要です。
就職した後は会社側から推薦してもらえるよう、積極的にスキルアップに努める必要がありますね。
GIA
ブランド鑑定士の将来性を考えて、GIAが運営しているGGの資格取得をされる方もいらっしゃいます。
GIAとは米国宝石学協会のことで、世界的に有名な宝石学協会になります。
GIAが提供するGGという資格を取得すると、ブランド宝石などの鑑定時に信頼性が高まるでしょう。
ただし、GIAの資格を取得するには、かなり高額な費用と時間が必要です。
日本にGIAの支部はなく、アメリカまで講習を受けに行かなければいけません。
一部の講習はオンラインでも可能ですが、3コースは実習になるのでGIAアメリカキャンパスに行く必要があります。
修了までに約半年間かかり、受講料は日本円で200万円~300万円程度です。
もちろん、それプラスアメリカへの旅費も必要なので、かなり予算に余裕がある人でなければ取得出来ないでしょう。
ちょっと難易度が高い資格になっています。
JBSジュエリー鑑定士MGE
ブランド鑑定士は、将来性を考えて「JBSジュエリー鑑定士MGE」を取得するのもおすすめです。
JBSジュエリー鑑定士MGEとは、ジャパンジュエリービジネススクールが運営している資格で、宝石の鑑定に関する資格です。
講義内容は、ステップ1~ステップ3まで分けられていて、1度に全ての講習を受けることも出来ますし、分割でも受けられます。
ステップ1~ステップ3まででそれぞれ以下の費用がかかります。
宝石学総論 | 15,000円(税別) |
ステップ1 | 165,000円(税別) |
ステップ2 | 135,000円(税別) |
ステップ3 | 180,000円(税別) |
3つのステップを全て終えると、JBSジュエリー鑑定士MGEとして名刺などに記載することが出来ます。
難易度はそこまで高くありませんが、総額で50万円程度の費用が必要です。
宝石の鑑定も出来るようになるので、ブランド鑑定士としての仕事の幅も広がるでしょう。
仕事の幅が広がると、将来性も安定してきますね。
ブランド鑑定士の仕事内容
ブランド鑑定士には、以下の3つの主な仕事があります。
- 買取業務
- 処理業務
- 対応業務
将来性があるブランド鑑定士になるには、最低でもこの3つの業務はこなせなければいけません。
どんな仕事内容なのか、解説していきますね。
買取業務
買取業務とは、お客様から商品を買い取る業務です。
基本的には、市場の販売価格に合わせてそれに見合った額で買取をします。
正しい金額で買取をするには、ブランド鑑定士の技術と情報収集が不可欠です。
市場で価値のあるブランドから、最新ブランドまで全ての情報が頭に入っていないと査定を失敗します。
分からないものは、インターネットの相場などを確認して買取しますが、その時に判断能力も重要になります。
万が一偽物を本物と間違えて買い取ってしまうと、大きな損害になるので要注意ですね。
将来性のあるブランド鑑定士は、買取業務の能力も高いです。
処理業務
処理業務とは、お客様から買い取った商品を処理する業務です。
ネットで販売するのであれば、ネットに掲載する処理をしますし、卸に卸すのであれば、伝票処理などの処理があります。
販売ルートによっては、価格交渉などが必要な場合もあるので、ブランド鑑定士のスキルが問われます。
どんな処理業務をするのかは、所属している企業でかなり違うので、上司や先輩に教わりながらこなす必要があります。
将来独立した際にも処理業務は欠かせないので、会社員の間にノウハウを身に付けましょう。
対応業務
ブランド鑑定士になると、対応業務も仕事の1つになります。
対応業務とはお客様からの電話やメール、LINEなどのお問い合わせの対応処理です。
価格などを聞かれれば、すぐのお答え出来なければいけません。電話がかかってきた場合は、臨機応変な対応が迫られるでしょう。
将来性があるブランド鑑定士は、対応業務のノウハウも優れているので、買取額が大きく変わります。
正しい対応業務を行って、より質の高い買取業務に繋げる必要があるのです。
大きな会社になると、1日に100件以上の問い合わせが来るので、非常に大変な仕事になります。
ブランド鑑定士に必要なスキル
ブランド鑑定士になるのに、特別な資格は必要ありませんが、いくつかのスキルが必要です。
必要なスキルを3つ挙げてみました。
- 真贋を見分ける力
- 情報収集力
- コミュニケーション力
ブランド鑑定士に必要なスキルを、具体的に解説します。
真贋を見分ける力
ブランド鑑定士には、真贋を見分ける力が必要です。
真贋とは「本物と偽物の違い」の事です。本物と偽物を見分ける力は、ブランド鑑定士にとって最低限のスキルですね。
当たり前ですが、偽物商品を本物だと間違えて査定してしまうと、大きな損害が発生します。
ブランド品は単価も高いので、数十万円から数百万円の損害が出ることもあるでしょう。
真贋を見分ける力を養って、将来性の高いブランド鑑定士になりましょう。
近年は、フリマアプリなどで違法なコピー商品も流通しているため、見分ける際には注意が必要です。
情報収集力
ブランド鑑定士には、情報収集能力も必要です。
ブランド品にもトレンドがあり、トレンドに乗った商品は高額になります。
今はどんな商品が流行っているのかなどを、常に収集しておかないと、正しい査定が出来ないでしょう。年単位でも変化しますし、シーズン単位でも変化します。
ブランド同士のコラボ商品などの情報は、常に仕入れ続ける必要があります。
併せて定番ラインの価格から商品の購入層までの細かな情報を持てると、将来性のあるブランド鑑定士になりやすいです。
コミュニケーション力
ブランド鑑定士には、コミュニケーション能力も必要です。
商品を査定した後は、お客様に査定額の説明が出来なければいけません。
どうしてその金額になるのかなどを論理的に説明出来ないと、お客様はご満足いただけないからです。
お客様に納得いただける説明が出来るように、接客力を磨きましょう。
また、お客様はブランド鑑定士の人間性も見ています。
コミュニケーション能力が高い人ほどお客様からも信頼されやすいので、会話力なども重要です。
将来性のあるブランド鑑定士ほど、コミュニケーション能力が高く、お客様を安心させることが出来ます。
ブランド鑑定士が「大変」と言われる理由
ブランド鑑定士の仕事は、大変と言われることもあります。
どうして大変と言われるのか、考えられる理由をまとめてみました。
- ブランド品に関する勉強がある
- ミスのない目利きの力が必要
理由を詳しく見ていきますね。
ブランド品に関する勉強がある
ブランド鑑定士はブランド品に関する勉強をしないといけないので、大変だと言われます。
ブランド品は新作商品がどんどん出てきます。
どんな商品が販売されていて、どれくらいの価値があるのかなどを深く知っていなければ、査定をスムーズに行えないでしょう。
ブランド品に関して、常に勉強し続けるのはかなり大変です。
とはいえ、しっかりと勉強を続けると査定のスキルが高まって、競合の鑑定士とも差別化出来ます。
ブランド品に関する勉強時間を費やすことで、競争に勝ち抜くことが出来、将来性を考えるとプラスの資産になりそうですね。
ミスのない目利きの力が必要
ブランド鑑定士は、ミスのない目利きが必要なので、大変と言われます。
査定の際に偽物と本物を間違えて買い取ってしまうと、大きな損害が発生します。
なので、ブランド鑑定士は真贋の目利きのミスが許されないのです。最大限の注意を払って、真贋の見極めを行っています。
正しい目利きをする為にも、出回っている偽物に関する情報も学ぶ必要がありますね。
出回っている偽物の情報にアンテナを張っておくことで、スムーズに真贋の見極めがしやすくなるでしょう。
目利きの力を学んで間違いのない目利きが出来ると、ブランド鑑定士としての将来性も高くなります。
ブランド鑑定士は買取マクサスで活躍できる
ブランド鑑定士になると、買取マクサスで活躍しやすいです。
買取マクサスでは、ブランド品も幅広く買取しているので、ブランド鑑定士としての実力を最大限に発揮しやすいでしょう。
会社員でブランド鑑定士として働いていると、貰える給与額には限度があります。しかし、買取マクサスで起業すれば、成果が出た分だけ稼げます。
さらに、ブランド鑑定士が個人で起業するのに買取マクサスが向いている理由もあるので、まとめてみました。
- 自宅の1室で開業できるので、開業資金が少なくて済む
- 出張買取が完全アポ制なので、1人でも起業できる
- 本部の徹底したサポートが受けられる
- ウェブ集客に力を入れているので、幅広い集客が可能
ブランド鑑定士になって、将来性を考えるのであれば、買取マクサスに相談されることをおすすめします。
ブランド鑑定士の仕事の需要は、今後も拡大していくと見られます。
ブランド鑑定士は、会社員から独立起業もしやすいので、高い将来性がありそうですね。
ブランド鑑定士での起業に興味がある方は、早速買取マクサスにご相談ください。
公式HP・お電話で問い合わせ
まずはLINEで相談!
将来性のあるブランド鑑定士を目指そう
今回はブランド鑑定士の将来性について、解説してきました。
ブランド鑑定士は将来性がある職業です。今後、安定した収入も期待出来るでしょう。
さらに、ブランド鑑定士としてのスキルを高められれば、将来性はもっと期待出来るはずです。
ご紹介したようなことをヒントに、ブランド鑑定士として仕事を始めてみましょう。
実力を身に付けて買取マクサスで起業すれば、たくさん稼げる可能性は非常に高いです。
関連記事:ブランド買取の価格交渉の基本と3つのコツ!より高く売る方法を解説