リユース業界を志望される方、必読です!!
リユース業界はフリマアプリ「メルカリ」や世界的なSDGsの影響で、成長が著しい業界として有名です。
「将来性のある業界で働きたい」と考えているのであれば、リユース業界はまさに最適でしょう。
リユース業界は、どんな世界なのでしょうか?
しかし、裏側がなかなか想像できないのもリユース業界です。
そこで今回の記事では、リユース業界の特徴から、働き方の解説。そして、志望動機の書き方などを紹介していきます。
リユース業界で働きたい方は、ぜひとも参考にしてみてください。
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リユース・リサイクル業界とは?
そもそもリユース業界とは?
リユース業界とは、中古衣料や古本、DVD、CD、日用品などを仕入れ、再販売を行う業界です。
有名な所では、「ゲオHD」「ブックオフGHD」「メルカリ」があります。
一つの企業でも、仕事は多岐にわたります。
就職後に後悔しないように、業界の研究と自己分析をしっかりと行いましょう。
リユース業界の志望動機に組み込むべき内容
志望動機のポイント解説です。
リユース業界を志望した理由は、多くの企業面接で聞かれる質問です。
自分の気持ちを伝えると共に、以下の内容も組み込みましょう。
- なぜリユース業界に興味を持ったのか?
- なぜその企業で働きたいのか?
- 自分がリユース業界やその企業に向いている理由
これは「業界研究」「企業研究」「自己分析」になっています。
この3点を組み込むことで、あなたの回答に深みを出すことができます。
なぜリユース業界に興味を持ったのか?
具体的な理由があるなら活用しましょう。
リユース業界に興味を持った理由は、明確に語れるようにしてください。
興味をもった理由が具体的な場合は、その後の話にも繋げやすくなります。
エピソードがない場合は?
業界を研究していく中で、リユース業界に興味を抱いた、とする方法もあります。
その際に業界の今後や、将来求められる変化などについて語りましょう。
しっかりとした業界研究を行っているのだと印象付けられます。
なぜその企業で働きたいのか?
実店舗メインかオンライン販売メインか要確認です。
各企業の採用HPを確認して、その企業がどのような特色をもっているか調べましょう。
見つけた特色を、自分の働きたい理由に組み込めれば、言葉に説得力が生まれます。
ほかにも、入社したい企業が実店舗メインか、オンライン販売がメインかも調べてください。
日々の業務も違ってきます。
実店舗メインの場合は店員として、オンライン販売メインの場合は、エンジニアとして実務にあたる可能性が高いです。
ここ言及があれば、入社後の業務に対する齟齬が起こりにくいと面接官は考えるので、好印象にも繋がります。
自分がリユース業界やその企業に向いている理由
企業の理念はしっかり押さえておきましょう。
まず、企業がどのような理念をもってビジネスを行っているかを調べます。
それが自分の考えと相違がないかを確認したうえで、志望動機を作成しましょう。
例としてブックオフには「感性的な悩みをしない」という理念があります。
そこには情緒よりも実利的なものを優先しようという考えが読み取れます。
ブックオフの考え方が伝わる理念ですね。
感情を大事にしたい人にとって、ブックオフで働くのは合わないかもしれません。
逆に現実を重視したい人にとっては、ブックオフで働くのは合っている可能性があります。
自分と志望する企業の考えが合っているかは、入社後も大きく関係します。
自分の心に正直に向き合ってみましょう。
志望動機に含めたいリユース業界の将来性について
気になる将来性の分析です。
志望動機の中に、業界の今後の予想を盛り込むのもおすすめです。
しっかりと業界研究していることをアピールできます。
ここからはリユース業界についての研究をまとめました。
- リユース業界は11年連続で成長中
- リユース業界の現状の課題
- リユース業界の将来性について
それぞれ、過去、現在、未来の視点で考察しています。
業界研究の資料として、ぜひ活用してみてください。
リユース業界は11年連続で成長中
リユース業界は、不況の中でも成長中です。
リユース業界は、11年連続で市場規模が増加しています。
2021年のリユース市場規模は、前年比11.7%増の2兆6988億円です。
今の日本で、これほどの伸び率を誇る業界を、ほかに探すのは難しいでしょう。
リユース業界の現状の課題
成長に伴い、競争も激化しています。
リユース業界にとって、インターネットは、大きな変化をもたらしました。
現状は、実店舗メインの企業と、オンライン販売メインの企業の間で、競争が激化しています。
また、これまで実店舗メインだった企業もオンラインでの販売に着手し始めました。
今後は、実店舗だけを運営する企業は生き残るのが難しいと考えられます。
オンライン販売はグローバル化を進めました。
インターネットは、海外へのアクセスも容易です。
そのため、これまで国内に限られていた競争が、一気にグローバルなのものへ変化しました。
これからのリユース業界は、世界との競争に巻き込まれていくのは、避けられないと考えてよいでしょう。
リユース業界の将来性について
リユース業界は、まだまだ成長段階です。
インターネットによって競争が激化しているリユース業界ですが、その将来性は明るいと考えられています。
理由としては、次の2点が挙げられます。
- 業界が、まだまだ成長段階
- SDGsなど、環境問題への関心の高まり
リユース業界は11年連続で成長を続けていています。
その勢いから、業界の成長はまだまだ続くと思われます。
SDGsは世界的な流れです。
SDGsのように環境へ配慮が求められています。
そのため、環境に優しいリユース業界は、今後ますます注目されるでしょう。
このように、リユース業界は、不安材料がありながらも、これからも大きく伸びていく将来性が期待できる業界です。
全業種使える志望動機の書き方
志望動機の書き方を解説です。
業界研究、企業分析、自己分析を行った後は、それを基にして志望動機を書いていきましょう。
自分なりに調べた結果を、次のような構成にすると、シンプルでわかりやすくなります。
- 志望動機は一言にまとめる
- 抽象的な話は避け、具体的な話をする
- 自分が経験したエピソードを交える
- 入社後にどうなりたいかのビジョン
上記の構成を元に、実際に文章にしてみましょう。文章にすることで、整理して覚えることもできます。
リユース業界への志望動機の例文
志望動機の例文を紹介します。
志望動機の例文を紹介します。参考にして、自分なりの志望動機を作ってみてください。
リユース業界に、将来性を感じたため志望しました。
リユース業界は11年連続で成長を続けています。
その勢いは衰えを見せないことから、まだまだ成長は続くと思います。
またSDGsなど、環境問題への関心が世界的に高まっています。
ですので、リユース業界は日本のみならず、世界規模で発展すると考えました。
私自身は、過去にメルカリを利用して、安く目的の物を手に入れたことがあります。
リユース品が消費者にとってどれほど魅力的かが、この経験でわかりました。
現在、リユース業界はITの活用が注目されていますが、まだまだ人手に頼る部分が多いと感じます。
ITの活用をもっと増やすことで、商品を売る側、買う側が気軽に利用できるようにしていきたいです。
何になりたい?志望動機に入れたいリユース業でなりたい職種
リユース業界と一口に言っても、様々な業種があります。
リユース業界における職種は多数あります。
志望する際は、どんな仕事に就きたいか、しっかりと考えておきましょう。
ここでは、リユース業界の職種を紹介します。
- リサイクルショップなど店舗の店員・店長
- 店舗をまとめるエリアマネージャー
- 出張買取
- ブランドや貴金属の鑑定士
それぞれが、どのような仕事なのか、調べてみました。
リサイクルショップなど店舗の店員・店長
実在する店舗で働く職種です。
実在する店舗の運営にかかわる仕事です。
入社して初めは店員として働き、その後に店長へ昇格する方式を多くの企業が取っています。
店員の業務は、本や衣類など、担当の商品を割当てられ、売り場を作成したり、接客を行います。
商品の手入れも大切な仕事の一つです。
店長になると、働く人員のスケジュール管理や売上目標の達成など、店全体のマネジメントを行うことになります。
店舗をまとめるエリアマネージャー
本社と店舗をつなぐ架け橋的存在です。
エリアマネージャーとは、特定地域の統括を行う立場です。
配属された地域にある店舗の店長と相談しながら目標達成に向けて働きます。
売上や店舗ごとの課題を話し合い、解決案を提示するのも仕事です。
ほかにも、地域の需要にあった売り場作りの施策や、店舗ごとの問題点の指摘などを行います。
店舗を監督する役割です。
エリアマネージャーは、本社と店舗をつなぐ架け橋となる存在でもあり、本社の方針や決定を各店長に伝える役目もあります。
出張買取
リユース業界ならではです。
出張買取は、電話で買取を依頼された顧客の元へ行き、そこで品物の査定をします。
こうした品物の中には、非常に市場価値の高いものが含まれることもあるため、重要な役割となっています。
掘り出し物を見つけるのは、この世界の醍醐味です。
しかし「不用品を売りたい」ニーズは、購入に比べて発生しづらく、常連の顧客を得るのは難しくなっています。
「不用品を売りたい」と思った買取客に、何度も足を運んでもらえるような満足させる対応をすることが大切です。
ブランドや貴金属の鑑定士
なるのに資格はいりません。
持ち込まれたブランドや貴金属を鑑定する職種です。
鑑定士には、ブランド買取店に就職して、研修を受けることでなれます。
資格も存在しますが、取得の有無はあまり重要視されません。
真贋を見極める目利きや、品物のコンディションから価格を判断する知識などが重要になってきます。
リユース業界志望なら知っておきたい専門用語集
専門用語はチェックしておきましょう。
あらゆる業界に専門用語があるように、リユース業界にも存在します。
耳慣れない言葉も多いですが、知っていれば話の内容もわかるようになるので、一通りチェックしておきましょう。
・SDGs
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
SDGsは各国でも注目が集まっています。
・査定・見積り
お客様が売りたい商品の買取金額を決めることです。
・持ち込み買取
お客様が売りたい物を直接店舗へ持ってきて買取してもらうことを意味します。
・出張買取
連絡を受けて、お客様の自宅やオフィスに行き買取をすることです。
大きな物や数が多い物、運送が難しい物などで、この方法がよく選ばれます。
志望動機を書くなら!リユース業界でおすすめの成長中企業紹介!
注目企業を紹介します。
成長著しいリユース業界で、さらに今成長中の注目されている企業を紹介します。
今回紹介するのは以下の3社です。
- マクサス
- おたからや
- こやし屋
それぞれユニークなシステムを採用していて、今後は名前が全国区で広まることも大いに考えられます。
リユース業界を志望する方は、ぜひともチェックしてみてください。
マクサス
裁量が大きい所が魅力です。
「1社で解決」をキャッチフレーズに、不用品をまとめて売れるシステムを採用しています。
移転の際に出る不用品の売買はもちろん、不用品の処分、荷物の運搬まで1社で解決できるようになっています。
ほかにもオーナシップを重視していて、メンバーの一人ひとりがオーナーであるとの考えがあります。
オーナーなので、働きやすさも追求できます。
マクサスのスタイルが合うと思った方はもちろん、自分の裁量で働きたいと思う方にもおすすめの会社です。
おたからや
全国に400以上の店舗があります。
おたからやは、業界最大手の企業です。
買取ジャンルが、切手や古銭など豊富に取り扱っています。
店舗での買取はもちろん、無料の出張買取や宅配買取にも対応しているなど、便利な方式が用意されています。
おたからやの魅力は、全国に店舗があることです。
地方在住の方でも、探せば自宅から通える店舗があるかもしれません。
地方在住の方にとって、魅力的な企業と言えます。
地方在住は、近くにおたからやがないか探してみてもいいかもしれません。
こやし屋
新庄剛志さんが広告塔を務めています。
「タンスのこやしをキャッシュに変える」というキャッチフレーズの買取専門店です。
こやし屋は、出張や査定料などの手数料がすべて無料となっています。
買取商品も、カメラやブランド品のほかに、ミシンや切手なども取り扱っています。
他社では買取できないものを買い取ってもらえるのが、大きな魅力です。
こやし屋も、フランチャイズを行っています。
店舗は首都圏が主ですが(2024年1月現在)今後は全国に広がっていくと考えられています。
リユース業界の志望動機まとめ
希望する会社に就職できるよう、がんばってください!
リユース業界への志望動機の書き方や、業界についてまとめてきました。
リユース業界は、今後ますます活気づくことが予想されますので、今この時を逃さずに、この世界に入っていきましょう。
そして、将来今より成長した業界で、存分に腕をふるってみてください。