リユース業界の市場規模推計2022の発表では、2021年の市場規模は前年比11.7%増と公表しています。
理由として、リユース業は新型コロナの影響が薄れたことで、需要が回復したためです。
とはいえ、需要が回復する理由としてリユース業界を魅力だと感じる方が増えたことも要因と考えられます。
そして、需要が高まっている今、リユース業界に参入することはチャンスだといえるでしょう。
ここでは、リユース業界の魅力について詳しく解説していきます。
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リユースとリサイクルどう違う?どっちが魅力的?
リユースと同じ表現で、リサイクルがあります。
リユースとは「再使用」リサイクルとは「再生利用」の意味です。
同じ表現ですが、中身が違いどちらも魅力的な部分があります。
ここでは、リユースとリサイクルの違いについて詳しく解説していきます。
リユース
リユースの特徴は以下の通りです。
- 使用しなくなった家具や古着などを買取店に引き取ってもえる
- ネットを利用して使用した商品を売る
- 商品をそのままフリーマケットに出せる
このように、リユースとは品物を何も手を加えずそのままの形で再利用できることをいいます。
新たにものを作成する必要がないため、コストを抑えて営業できるのがリユースの魅力です。
リサイクル
一方リサイクルの特徴は以下の通りです。
- ペットボトルを分解して、帽子、ジャージ、ハンガー、ボタンなどを作成する。
- アルミなどを一度溶かしてエンジンの材料にして販売する
- 紙パックを分解してトイレットペーパーやティッシュを作成して販売する
このように、リサイクルとは使い終わった製品を回収して原材料などに有効利用することをいいます。
リサイクルの魅力は、再利用することで原価を抑えて新しい商品を作成できる点です。
また、リサイクルショップとして買取店を行う店舗もありますが、実際はリユース業界にあたります。
リユース業界の魅力とは?
リユース業界が魅力的な理由は以下の通りです。
- 将来性がある
- 5兆円の潜在市場
- 不景気にも強い
こちらの3つの理由を、ここでは解説していきます。
将来性がある
リユース業界は将来性もあり、今後も成長し続ける魅力的な産業だといえます。
理由は以下の通りです。
- 1年間の処分されているもので、価値があるものは7.6兆円といわれているため
- 円高やコロナによる物価上昇と収入の変化
- 日本の家庭で不要品といわれている価値は1人当たり平均34.5万円
- 不景気による停滞とは無縁のため
以上のように、まだまだ資源が豊富にある点や今後の状況を考えても、リユース業界に将来性があります。
一般的な商売とは違い、リユース業界は不景気や物価などの影響は受けません。
また、売上を見込める理由もあるため、今後の将来性は高い商売だといえるでしょう。
5兆円の潜在市場
日本人がゴミとして捨てるもので、価値があるといわれている不要品の価格は7.6兆円になるといわれています。
価値のある7.6兆円の中で、顕在しているものと潜在しているものがあり、内訳は以下の通りです。
顕在市場 | 2.1兆円 |
潜在市場 | 5.5兆円 |
合計 | 7.6兆円 |
顕在市場とは、価値ある不用品を現在利用している市場をいいます。
他、5.5兆円の潜在市場は、いまだ利用されていない価値ある商品です。
数字からみても、需要があるものが多数存在し、今からリユース業界に参入したとしても魅力的な業界だといえます。
不景気にも強い
リユース業界は、一般的な商売に比べ不景気にも強い業種だといえます。
リユースとは、すでに流通している商品を買取、販売するビジネスです。
そのため、不景気による生産数減少や過剰な商品在庫をかかえる心配はありません。
むしろ、不景気により消費者が安価なものを購入しだします。
通常価格より安く購入できる、リユース商品は逆に不景気はチャンスです。
景気に左右されない、リユース市場は魅力といえるでしょう。
リユース業界の脅威とは?
もちろん、リユース業界の脅威もあります。
フリマアプリが普及したことにより、個人取引が増えたことです。
メルカリやオークションなど場所が増えたことにより始める方も増加しています。
とはいえ、偽物や盗品を扱うリスクもあるため開業するなら買取店がおすすめです。
買取店なら対面での取引や設備も整っているので、偽物や盗品を扱うリスクは低くなります。
取引に自信のない方は、フランチャイズに加盟すればノウハウを学ぶことも可能です。
リユース業界に入るなら独立か就職かどっちが魅力?
「独立と就職どっちが魅力的なの?」と気になる方もいるでしょう。
実際はどちらも魅力的です。
とはいえ、メリットだけではありません。
ここでは、就職とFC加盟によるメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
また、買取店で就職・独立したいなら、買取マクサスがおすすめです。
買取マクサスでは就職・FC加盟どちらもトップクラスの高待遇となっています。
気になる方は、まずは問い合わせてみてください。
独立するメリット・デメリット
独立するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | ・成果が報酬に現れる ・自身の考えで仕事ができる ・労働時間や出勤日数が自由 ・定年がない |
デメリット | ・ローンやクレジットなどの審査が厳しくなる ・国民保険・健康保険や税金など ・失敗すると負債を抱えることになる |
このように、独立とは成果を上げれば稼ぐことができ、休日や時間も自由など魅力的な部分があります。
とはいえ、失敗した際のリスクも高いです。
また、開業したての場合は、銀行からの融資も受けにくいこともあるでしょう。
もしも、独立を考えているならFCに加盟するのがおすすめです。
失敗しないためのノウハウから、会社としての信用性も獲得できます。
年収についても、1,000万円以上可能です。
企業へ就職するメリット・デメリット
企業へ就職する場合のメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット | ・安定した収入が得られる ・社会保険の半額負担など福利厚生がある ・企業のノウハウを学べる |
デメリット | ・労働時間や休日が決まっている ・成果がそのまま収入に反映されない ・定年がある |
就職は起業とは違い、労働型収入です。
働いた分収入を得ることができるため、失敗したとしても給料が発生します。
とはいえ、役職など昇給するしか収入を上げれないデメリットな部分もあります。
一方買取マクサスでは、職種によっては成果で収入を上げられる制度です。
稼ぎたい方には、嬉しい給料体制だといえます。
リユース業界売上ランキングトップ5
現在、リユース業界の売上ランキングトップ5は以下の通りです。
企業 | 第1位 ゲオホールディングス | 第2位 ブックオフ ホールディングス | 第3位 コメ兵ホール ディングス | 第4位 甲南チケット | 第5位 バリュエンス ホールディングス |
売上 | 1,684億円 | 909億円 | 711億円 | 599億円 | 525億円 |
事業 | ・グルグループ会社の経営企画・管理 ・子会社の管理業務受託ープ会社の経営企画・管理 ・子会社の管理業務受託 | グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務 | ・ブランド・ファッション事業 ・タイヤ・ホイール事業 ・グループの経営計画 ・事業推進サポート・管理 | チケット買取・販売 | ・グループ全体の経営 ・マネジメント強化 ・戦略立案・策定、企業価値の最大化 |
店舗数 | 1,765店舗 | 409店舗 | 135店舗 | 33店舗 | 133店舗 |
セールスポイント | 全ての商材を取り扱っている | リサイクル業態に強い | ブランド事業に強い | 金券・株主優待券・商品券を専門に取り扱っている | 店舗拡大に尽力・ネット集客に強い |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
聞いたことがある企業名やないものもあると思います。
こちらの、企業についてセールスポイントや魅力などを解説していきます。
第1位:ゲオホールディングス
企業 | 株式会社ゲオホールディングス |
売上 | 1,684億円 |
事業 | ・グループ全体の経営・マネジメント強化 ・戦略立案・策定、企業価値の最大化 |
店舗数 | 133店舗 |
セールスポイント | 店舗拡大に尽力・ネット集客に強い |
詳細 | 公式HP |
株式会社ゲオホールディングスはゲオやセカンドストリートを運営する企業です。
リユース業界の売上は1,684億円、業界の中でもブッチギリのNO1となっています。
メインはリサイクル事業ですが、ブランド商品や農機具も取り扱っている総合的なリユース企業です。
第2位:ブックオフホールディングス
企業 | ブックオフグループホールディングス株式会社 |
売上 | 909億円 |
事業 | グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務 |
店舗数 | 409店舗 |
セールスポイント | リサイクル業態に強い |
詳細 | 公式HP |
ブックオフホールディングスは、古本チェーン店最大手のブックオフを運営する会社です。
ブックオフは古本で有名ですが、現在は家電や家具も取り扱うリユース事業も展開しています。
ブランド商品を取り扱う子会社もありますが、主にリサイクル事業です。
店舗数や知名度も高く、売上高では909億円となっています。
第3位:コメ兵ホールディングス
企業 | 株式会社コメ兵ホールディングス |
売上 | 711億円 |
事業 | ・ブランド・ファッション事業 ・タイヤ・ホイール事業 ・グループの経営計画 ・事業推進サポート・管理 |
店舗数 | 135店舗 |
セールスポイント | ブランド事業に強い |
詳細 | 公式HP |
株式会社コメ兵ホールディングスは、KOMEHYOやBRANDOFF LIMITEDを運営する企業です。
海外にも出店しており、店舗数は135店舗となっています。
コメ兵ホールディングスはブランド業態の最大手です。
売上高711億円、ランキング3位とリユース業界のブランド事業の中ではトップクラスだといえます。
第4位:甲南チケット
企業 | 株式会社甲南チケット |
売上 | 599億円 |
事業 | チケット買取・販売 |
店舗数 | 33店舗 |
セールスポイント | 金券・株主優待券・商品券を専門に取り扱っている |
詳細 | 公式HP |
株式会社甲南チケットは、チケットを買取・販売している企業です。
チケット買取・販売に強く、売上高は599億円とリユース業界のランキングでは第4位となっています。
とはいえ、チケットについては流通も多く売上を上げやすい業態です。
流通額が多い分、利益率が他のリユース業に比べ低く粗利額のランキング順位では低くなります。
第5位:バリュエンスホールディングス
企業 | バリュエンスホールディングス株式会社 |
売上 | 525億円 |
事業 | ・グループ全体の経営 ・マネジメント強化 ・戦略立案・策定、企業価値の最大化 |
店舗数 | 133店舗 |
セールスポイント | 店舗拡大に尽力・ネット集客に強い |
詳細 | 公式HP |
バリュエンスホールディングスはなんぼやを運営している企業です。
ここ最近では、株式会社NEO-STANDARDを買収した企業として注目されています。
なんぼやでの事業も成功させており、売上高もリユース業界では第5位です。
店舗拡大に尽力しており、さらなる売上向上に期待がもてる企業だといえます。
リユース業界は魅力的!
この記事では、リユース業界の魅力について解説していきました。
結論からいうと、リユース業界は魅力的です。
リユース業界は、不景気に強く潜在商品も数多くあります。
現在コロナ不況と言われており、様々なことで不安に感じる方も多いでしょう。
「会社が倒産するのでは?」「今から開業して大丈夫かな?」などです。
確かに、そのように不安になる業界は実際あります。
しかし、そんな中でもリユース業界は毎年成長を続けまだまだ伸びしろがある業界です。
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