ゴミ屋は意外に儲かる仕事です!
ゴミ屋は文字通り、ゴミを回収する仕事です。あまりイメージはないですが、利益率が高いためゴミ屋は儲かります。
儲かる仕事をしたい人は、一度ゴミ屋を検討してみてもいいでしょう。
本記事では、ゴミ屋が儲かる理由と年収、ゴミ屋として営業するのに必要な資格を解説します。
「ゴミ屋に興味がある」「とにかく儲かる仕事がしたい」という人は、チェックしておきましょう。
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ゴミ屋は儲かる?
ゴミ屋は儲かります!
ゴミ屋は、私たちの生活で必ず出てしまうゴミを集めて処理する仕事です。通常、公務員や民間業者が請け負っており、ゴミはこれからもなくならないため儲かる職業といわれています。
また、ゴミは利益率が高いため、他の商売よりも儲かりやすいのです。
そのため、「とにかく儲けたい」という人には、おすすめできる仕事です。
ゴミ屋の仕事内容は?
ゴミ屋の仕事はごみを集めることです!
ゴミ屋はゴミ収集員とも呼ばれ、仕事内容は文字通りゴミ集めです。朝早くからお昼ごろまで、ゴミ置き場からゴミを回収して回ります。
ゴミが回収できたら車両清掃や終了報告をして、夕方ごろには業務終了です。
残業もほとんどなく勤務時間も長くはないため、慣れれば稼げると人気です。ホワイトな業種と言えるでしょう。
ゴミ屋が儲かる理由は?
ゴミ屋は儲かる職業ですが、儲かるのはいくつか理由があります。ゴミ屋が儲かる理由はは、下記3つです。
- 利益率が高い
- やりたい人が少ない
- ゴミはこれからもなくならない
ゴミ屋を検討している人は、儲かる理由を把握しておきましょう。
利益率が高い
ゴミ屋は利益率が高いです!
ゴミ屋は収益の柱が多く、利益率が高い職業です。仕入れもゴミのため、ローコストでできます。
ゴミ回収といえど、生ごみやプラスチックばかりではありません。壊れた家電など、まだ使える不用品もゴミ回収に入ります。
回収した不用品を修理して販売したり、海外へ輸出したりして収益化可能です。
仕入れに費用がかからず収益の柱が多いため、ゴミ屋は儲かると言われています。
やりたい人が少ない
ゴミ屋はやりたい人が少ないです。
ゴミ屋はゴミを回収する仕事のため、やりたい人が少ないのが現状です。ゴミは臭いもして体力仕事の一面もあるため、多くの人に好まれる仕事ではありません。
やりたい人が少ないということは人手が足りないので、報酬を高くしてでもゴミ回収業者を募集します。
ゴミ屋が儲かると言われている理由は、人手不足が理由の一つです。
ゴミはこれからもなくならない
ゴミは今後もなくなりません!
ゴミはこれからもなくならないため、ゴミ屋の需要がなくなることはありません。需要がある限り、ゴミ屋は必要とされます。
ゴミは増え続けていてもゴミ屋は増えておらず、一定の需要があります。AIに乗っ取られる仕事でもないため、今後もゴミ屋は儲かるでしょう。
儲かっているゴミ屋の年収は?
ゴミ屋は儲かると言われていますが、どのくらい儲かるのでしょうか。下記2つのケースに分けて、ゴミ屋の年収を解説します。
- 一般社員
- 社長
年収はどの職業をするにしても、重要な要素です。確認しておきましょう。
一般社員の年収
一般社員の年収は250万円~800万円です!
ゴミ屋の一般社員の年収は、年齢と地域によって開きがあります。地域ごとの詳細は下記のとおりです。
地域 | 年収 |
---|---|
北海道 | 266万円 |
福岡 | 331万円 |
神奈川 | 350万円 |
東京 | 369万円 |
埼玉 | 370万円 |
年齢は年功序列で年を重ねるほど、年収が高くなります。年齢別の年収目安は、下記のとおりです。
年齢 | 年収 |
---|---|
20代 | 250~350万円 |
30代 | 300~500万円 |
40代 | 500~700万円 |
50~60代 | 600~800万円 |
年収の平均は一般的ですが、業務内容・時間から考えれば、効率的に儲かる職業と言えます。
社長の年収
社長は年収1,000万円以上あります!
ゴミ屋の社長になると、年収は1,000万円を超えるケースも珍しくありません。中には、高級車や高級腕時計をたくさん持っている社長もいます。
今から開業すれば社長になれるため、年収1,000万円を目指すことは可能です。とにかく儲けたい人は、ゴミ屋で開業も検討してみましょう。
ゴミ屋として働くのに必要な資格
ゴミ屋として働くには、いくつか必要な資格があります。ゴミ屋として働くのに必要な資格は、主に下記の4つです。
- 一般廃棄物収集許可
- 産業廃棄物収集運搬許可
- 一般・産廃の保管許可
- 家電リサイクル券取扱店舗登録
資格なしで営業すると法律違反になってしまうため、ゴミ屋として開業を検討している人は必ず確認しておきましょう。
一般廃棄物収集許可
一般廃棄物収集許可は、市町村の委託を受ける一般ゴミの回収に必要です!
資格の種類 | 一般廃棄物収集許可 |
取得要件 | ・市町村による一般廃棄物の収集・運搬(処分)が困難であること ・申請の内容が一般廃棄物処理計画に適合すること ・一般廃棄物が飛散・流出、悪臭が発生するおそれがない運搬車、運搬容器等の施設を有すること (処分に適する処理施設を有すること。) ・一般廃棄物の収集・運搬(処分)を的確に行う知識・技能を有すること |
許可申請方法 | 必要書類と申請料を各自治体に提出する |
申請場所 | 各自治体 |
一般廃棄物収集許可はゴミ屋に限らず、遺品整理業などでも必要になる資格です。一般家庭から出るごみを回収するには、一般廃棄物収集許可がないと回収できません。
しかし、一般廃棄物収集許可は新規で取得するのが難しいと言われています。
各市町村からの委託先がすでに決まっていると、これ以上ゴミ屋を増やさないという方針の市町村も多いようです。
もし新規で取得できなかったら、すでに資格を保有している業者との連携が必要です。ゴミ屋での開業を決めたら、一度早めに申請しておきましょう。
産業廃棄物収集運搬許可
産業廃棄物収集運搬許可は、民間業者のゴミを回収するのに必要です!
資格の種類 | 産業廃棄物収集運搬許可 |
取得要件 | 施設に係る基準および申請者の能力に係る基準を満たしている |
許可申請方法 | 必要書類と申請料を各自治体に提出する |
申請場所 | 各自治体 |
産業廃棄物収集運搬許可があると、民間業者のゴミを回収できるようになります。民間業者のゴミは一般家庭とは違い、使える素材や物がある可能性が高いです。
民間業者からのゴミ回収を検討している人は、必ず資格を取っておきましょう。
一般・産廃の保管許可
一般・産廃の保管許可は、回収したごみを溜めておくのに必要です!
資格の種類 | 一般・産業廃棄物の保管許可 |
取得要件 | ①収集運搬業の要件を満たしている ②保管積替できる場所があること ③施設の飛散・流出・排水対策が講じてあること ④周囲の塀や門扉の設備など ⑤建築基準法など他法令に違反していないこと |
許可申請方法 | 必要書類と申請料を各自治体に提出する |
申請場所 | 各自治体 |
回収したごみは一度、どこかに溜めておく必要があります。ゴミを溜めておくには一般・産廃の保管許可が必要です。
ゴミの扱いに関しては厳しいため、保管場所の状況や立地については細かく定められています。申請前に必ず確認しておきましょう。
家電リサイクル券取扱店舗登録
家電リサイクル券取扱店舗登録は、リサイクル商品の回収に必要です!
資格の種類 | 家電リサイクル券取扱店舗登録 |
取得要件 | 家電販売店協会への加盟or古物商許可取得 |
許可申請方法 | 家電リサイクルセンターへ連絡する |
申請場所 | – |
家電リサイクル券取扱店舗登録をすると、家電などのリサイクル対象商品を回収できるようになります。リサイクル品を回収できると、修理して再度販売可能です。
業務の幅が広がるため、ゴミ屋として営業していく場合は取得しておきたい資格です。
【まとめ】ゴミ屋は儲かる!
ゴミ屋は儲かる職業です!
ゴミ屋は利益率が高かったりやりたい人がいなかったりするため、儲かる職業と言えます。
今からでも始められるため、とにかく儲けたい人はゴミ屋での開業を検討してみるとよいでしょう。社長になれば、年収1,000万円も目指せます。
ただ、ゴミ屋として営業するには必要な資格があります。資格なしで営業すると法律違反になってしまうため、本記事で紹介した資格を確認しておきましょう。
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